アジソン病の救世主!フロリネフを知っておくと安心!

By | 2014年12月27日
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ペットの腎臓、副腎の病気についてご存知でしょうか?
一旦なってしまうと毎日の投薬が欠かせないアジソン病。
その代表的な治療薬「フロリネフ」人気の理由、そしてお薬について詳しく知っておきましょう。

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  • フロリネフの特徴と効果  

アジソン病の治療中には通常毎日使用されていおり、動物の鉱質コルチコイドの欠乏の治療に使われます。

有効成分の酢酸フルドロコルチゾンは合成ホルモンであり、ステロイドホルモンの一種なので、とくに塩類代謝作用が強いので、体の塩分(ナトリウム分)を増やし血圧を上げる性質があります。慢性副腎不全で体の塩分が不足しているときに使用されます。

ペットくすりで取り扱っているフロリネフは、オーストラリアのアスペンファーマ社製の正規品です。ブリストマイヤーズ社の製品と成分は同様となります。

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  • アジソン病とは?

アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)はクッキング症候群とは別に、副腎皮質ホルモンの分泌量が低下することで起こる病気です。

主な原因としてストレスが挙げられますが、腫瘍や薬剤、下垂体の異常、合成副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の投与を急激に止めた場合なども原因として挙げられます。

症状としては、急に元気がなくなる、食欲が減退する、体重が減少する、水を沢山飲む、尿(トイレ)の回数が極端に増える、倒れる、ショック状態になったりなど、慢性と急性のものがありますが、対応が遅いと命に関わる場合もある、大変危険な病気となります。

 

夏が終わり、季節が変わり、秋から冬にかけて発生しやすい病気です。

若い犬(3ヶ月〜6ヶ月)、中年、高齢の犬、特にメスに発生しやすいのも特徴です。
アジソン病が発生しやすい 犬種もあり、ロットワイラー、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ビーグル、コーギー、プードル、グレート・デーン、バセットハウンド、スプリンガースパニエルです。

急性のアジソン病の場合は、緊急治療を、慢性の場合は、補充療法を生涯行う必要が出てきます。
正常なNa/K比を保つため、失われたホルモンを補充するためにフロリネフの定期的な投与が効果的です。

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  • フロリネフの使用方法と注意
体重により、あるいは治療の経過により使用量は異なりますが、1~4錠服用します。
猫は体重にもよりますが、0.1mg(1錠)を毎日使用するとされています。

※用法用量は症状により異なります。大切なペットのことです、必ず獣医師にご相談下さい。
※冷蔵保管(2℃~8℃)が必要となります。

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アジソン病治療に使われる代表的なお薬。
 アスペンファーマ社製の正規品です! 

 フロリネフのジェネリック商品。 
 有効成分・効果は同様です!  

ペットくすりでは、様々な腎臓のお薬やサプリメントを取り扱っておりますので、
こちらからご確認ください。

photo by  https://www.flickr.com/photos/meaganjean/3477655312/

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