最近では、ペットも高齢化に伴い様々な病気を発症します。今回は、病気やけがをした箇所、部位。また、術後や病後のお散歩や運動方法に関して、患っている病気別にまとめてみました。
病気をした箇所、部位、術後や病後の状態の程度にもよりますが、基本的に負荷をかけないように行うことが必要です。例えば膝蓋骨脱臼の仔であれば膝はクッションの役割をしていますので方向転換するとき、動きたがらないときに無理に引っ張ったりせず、合図してから動き出しましょう。どうしても動かない時は抱っこしてあげるのも一つの手です。脊椎疾患の仔であればまずは激しい運動をさけましょう。
一時的に薬や運動制限によって症状が緩和していても原因が取り除けなければ再発を繰り返します。特にワンちゃんたちは痛みがとれると以前と同じように行動をとりまた同じことを繰り返す可能性があります。抱っこの仕方を気をつけたり、階段の昇降をおさえる。高い段差があるなならばいかない。散歩中にコルセットをつける等の対処も必要です。また体重があり歩けない仔であるならば胴輪などをつかい補助しながら散歩してあげるのもいい方法です。
お散歩をする季節にも配慮が必要です。
例えば、日本でいえば夏はとても熱いので日中の日差しが強く気温が高い時間帯は避けましょう。日本の道のほとんどはアスファルトであり、ワンちゃん達は人と違い地面にかなり近い状態で暮らしています。そのため上からの日差しだけでなく。地面からの反射熱も受けています。循環器を患っている仔たちは基本的に呼吸がしにくい仔が多いため、暑いことにより更に負担がかかってしまいます。
急激に症状が進行してしまう場合もありますので出来る限り避けましょう。お散歩する時間帯は、朝早くもしくは日が暮れてからの散歩のほうがよいでしょう。もし可能なら暑さ対策の服等を着させるのも一つの手です。またその仔のペースに合わせゆっくりゆっくりと散歩させましょう。お水等もすぐ飲めるようにしておきましょう。
手術した場所、程度にもよりますが腹部を手術した仔であるならば散歩などで術創が汚れないように注意しましょう。また、なるべく、雨の日の散歩は控えましょう。
病気やケガの種類によって、留意することはさまざまですが、ワンちゃんの身体を思いやって、大切にしてあげたいですね。
参考画像
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