この時期だから気にしたい、「ペットの花粉症」

By | 2016年2月8日
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少し時期が早いですが、ペットにも花粉症があるのはご存知でしょうか。
人間でも、前年比で2倍の量が飛散したといわれる昨春、発症された方も多いかと思います。

「ペットにもあるの?」「ペットの花粉症とは?」
今回は、ペットの花粉症についてまとめてみました。
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ペットの花粉症とその原因の植物は?

 

犬では、1995年にアメリカで初めて花粉症が確認されました。

2000年には猫にもスギ花粉症状を持つ個体が確認されたと言われています。そして「ペットの花粉症」はこの10年の間に急増しているのです。しかも犬や猫は、スギやヒノキよりも「ブタクサ」が原因となっているケースが多くなっています。そのために数カ月に渡って苦しむペットがいます

ペットの花粉症の症状は?

 

ペットの花粉症はどんな症状が出るのでしょう。

犬や猫の花粉症も、人間と同じように目、鼻に症状が出ます。
鼻水が止まらないということで来院するケースが少なくありません。特に犬の場合は、皮膚症状が強く出ます。人間のように鼻の粘膜でアレルギー反応を起こしにくく、皮膚が直接反応しているからだといわれています。

犬の場合は、皮膚に赤い発疹が出てかゆがったり、目のまわりが赤い、目ヤニが出る、くしゃみをするようになったなどの症状がみられます。その場合は、花粉症の可能性がありますので動物病院に相談しましょう。

早期発見して花粉症対策しましょう。

 

動物病院でアレルギー検査を受けることによって、早期に、花粉症を発見することが可能です。花粉症と判明すれば、抗ヒスタミン剤などを使って治療することになります。犬の場合は抗ヒスタミン剤が効きにくいというデータがありますので、薬での治療はステロイドが中心となります。

ペットに花粉症があることに驚いてしまいますが、
毎年、飼い主さんご自身の花粉症に合わせて、ペットの花粉症の様子も気にかけてあげましょう。

いくつかのポイントを押さえれば、ペット用品の洗濯は非常に楽になりますし、ペットも人間も、より快適に過ごせるようになります。

 

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参考画像
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Category: ケアについて 病気・症状

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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