赤ちゃん犬のうちにしておきたい、しつけ。基本のトレーニング!

By | 2016年2月2日
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赤ちゃん犬だけではありませんが、新しいワンちゃんを迎えると、皆さんまずしつけをしなくてはと考えるかと思います。
その手始めとして今回紹介するトレーニングも一緒に組み込んでいくと、他のしつけも上手くいくようになりますし、これから一緒に生活していくうえで役立ちますので、是非やってみてください!

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赤ちゃん犬のうちに基本のトレーニングをしてしまおう

基本のトレーニングはやはり赤ちゃん犬のうちにしてしまうのが一番効果的です。
今後人間と一緒に生活していく中で、上手く安全に生活していくためにも、リーダーが飼い主さんであることを教えておく必要があります。
なぜなら、わんちゃんもまだ素直でプライドも高くなく、飼い主さんの指示の飲み込みも早いからです。また、体も大きくなく、万が一言うことを聞かず噛みついたりしたとしても飼い主さんに危険が少ないことも挙げられます。

トレーニング①アイコンタクト

飼い主さんに注目をさせる、視線を合うようにさせるというのは、しつけの初期に効果的です。

まず、少量の食べ物やお菓子を用意し、赤ちゃん犬の鼻の辺りにもっていき匂いをかがせます。その後、食べ物やお菓子を少しづつ上に動かしていき、飼い主さんの目と犬の目線が合う高さに誘導します。
目線があったら、名前を呼んで褒めてその食べ物を上げてください。

これを繰り返していると、飼い主さんと目が合うと良いことがある!というように認識するようになり、飼い主さんに犬が目線を合わし、注目をするようになっていきます。

 

トレーニング②ホールドスティール

ホールドスティールとは、飼い主さんが膝をついてしゃがんだ状態の足の間で、犬を背後から抱きかかえるようにすることをいいます。

まず、赤ちゃん犬を飼い主さんの膝の間に座らせて後ろから優しく抱きしめます。暴れるようであれば、ちょっと強く抱きしめて自由を奪います。
おとなしくなったら少しづつ力を緩めてみます。そうして、静かにしているようであれば、赤ちゃん犬が飼い主さんに身を任せて安心している状態です。

こうすることで、主導権を持っているのが飼い主さんだということを学んでいきます。

 

トレーニング③マズルコントロール

マズルコントロールとは、犬の口を手のひらでやさしく握って犬の口の自由を奪うことです。

最初は少しかわいそうに思えるかもしれませんが、犬の母親は子犬に対して口の自由を奪うことで立場やルールを教えていきます。また、飼い主さんがわんちゃんの口を触ることができないのでは、歯磨きや薬を飲ませることもできなくなってしまいますので、とても重要なトレーニングといえます。

ただ、いきなり口をつかむと赤ちゃん犬もびっくりしますので、ホールドスティールに慣れてきたらこちらのトレーニングをしていくのが良いでしょう。

やり方は、まず赤ちゃん犬の口を片手の手のひらで優しく包みます。そして、口を持ったまま上下左右に動かしてみます。

食べ物等を使って気をそらせてもいいので、犬が嫌がってもやめない事が大切です。ただ、あまりに力を入れすぎて無理やりすると逆にいじめられていると認識してしまうので、加減が必要です。

 

トレーニング④タッチング

タッチングとは、その名の通り、体を触る事です。敏感な耳やしっぽ等を触っても、ワンちゃんが安心していられるようにしつけをしておきましょう。

やり方は、まず、横向きに寝かせます。その後、ワンちゃんも触られて気持ちいい胸や首筋といった場所から初めていって、リラックスした状態で徐々に刺激に敏感な体の先端部分にも移っていきます。
それに慣れたら、仰向けにして脚からお腹にかけてや、脚の指・爪等にも触りましょう。

最初は難しいかもしれませんが、こちらも最初は餌やおやつで気をひきながらが良いかもしれません。このトレーニングをすることで、体に触れられても痛くないし、危険ではないということを覚えさせます。また、わんちゃんと飼い主さんの信頼関係も気づくことができます。

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よく、わんちゃんが薬を飲んでくれないとか、病院を嫌がる・触られるのを嫌がる、口を触らせてくれないので歯磨きができない・・・等色々なお悩みを聞くことがありますが、一番素直で飲み込みの良い赤ちゃん犬の時期に基本のしつけができていると、今後のお手入れや健康管理がとても楽です。

ワンちゃんとコミュニケーションをとりながら、より良い関係を築けるといいですね!

 

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参照;赤ちゃん犬のしつけと育て方 杉浦基之 主婦と生活社

写真;http://www.shutterstock.com/

Category: ケアについて その他 病気・症状

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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