お散歩の際に気をつけたい犬の拾い食い。コレ食べて大丈夫?な植物。

By | 2016年3月8日
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陽気も良くなるとお散歩やお出かけの機械が増えますね。
そんなときに心配なのが、「これ 食べて大丈夫かな?」という植物です。

今回は、お出かけの際に気をつけたい、
ワンコが食べてはいけない植物をまとめました。
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危険な植物の部位とその症状


ここに記載されていない植物が安全というわけではありません。
得体の知れない草や花を、犬が口に入れないよう注意する習慣をつけることもとても重要になります。
キンポウゲ科、ツツジ科、トウダイグサ科、ナス科、バラ科、ユリ科の植物は基本的に危険と言われています。

◆エレファントイアー(カラー、アンセリウム、カラジウム)

毒のある部位:草液 / 症状:嘔吐、口腔と喉の炎症

◆朝顔
毒のある部位:種子 / 症状:嘔気、嘔吐、下痢、瞳孔散大、幻覚など

◆アザレア
毒のある部位:葉、根皮、花からの蜂蜜 / 症状:口腔の灼熱感、流涎、嘔吐、下痢、不整脈、血圧低下など

◆アマリリス
毒のある部位:鱗茎(球根) / 症状:悪心、嘔吐、下痢、流涎、血圧低下、頻脈、肝障害、脱力感

◆セイヨウヅキタ(アイビー、ヘデラヘリックス)
毒のある部位:葉、果実 / 症状:嘔吐、下痢、腹痛、口渇、流涎、皮膚への刺激

◆ヒアシンス(ヒヤシンス)
毒のある部位:鱗茎(球根) / 症状:皮膚のかぶれ

◆ランタナ
毒のある部位:未熟種子、葉 / 症状:嘔吐、下痢、腹痛、虚脱、瞳孔散大など

◆ポインセチア
毒のある部位:茎からの樹液と葉 / 症状:嘔吐、下痢、口腔の灼熱感、皮膚炎
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犬を有毒な植物に近づけない方法とは?

 

 

犬は人間と比べて胃腸が丈夫にできていますので、多少腐りかけたものなら食べても平気だと言われています。

しかし、だからといって、自分の犬が、道端に落ちている汚らしい食べかけのパンを口にしてしまうと、飼い主として気分が悪いですよね。その他、犬にとって危険な有毒植物、心無い人間が道端に仕掛けた毒物、あるいは他の動物の糞便など、口に入れることが望ましくないものは多々あります。

犬種によっては気をつけたい拾い食いのクセ

 

そのために、「よし」と認めたもの以外口に入れさせないしつけが、必要となってくるわけです。
特に犬種によっては、食べ物に対する執着心が極めて強く、誤飲誤食事故や胃捻転などを起こしやすい犬種にとっては極めて重要な課題となります。

 

飼い主のしつけも重要に。

 

犬が拾い食いをする状況や心理は色々あります。
犬の拾い食いの原因を一言で言うと拾い食いをすることと不快が結びついていない、また、拾い食いをやめることと快が結びついていないという点です。

してほしい行動と快、してほしくない行動と不快とを上手に結び付けることができれば、すでに癖になってしまった悪習でも十分改善される可能性があります。飼い主としては辛抱強く犬のしつけ直しが必要になります。

 

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参考画像
www.flickr.com/photos/23244282@N00/4491757678

Category: ケアについて 病気・症状

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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