ノミ・マダニ駆除薬の上手な選び方

By | 2014年7月3日
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ノミ・マダニ駆除薬ってどんなのがあるの?

ノミ・マダニの駆除薬というと皮膚にたらすタイプが主流でしたが、今現在は、
首輪タイプ、シャンプー、内服タイプ、スプレータイプ、スポットオンタイプ(垂らすタイプ)
どれがいいか考える前に、それぞれの特徴などを知りましょう!

①首輪タイプ
ノミ・マダニを駆除する成分がしみ込んだ首輪を動物の首に巻くことにより、効果を発現。
利点:比較的長期間効き値段も安価にすむ。
欠点:紛失の恐れ有り。首輪の周囲しか効かないものもあり。

 

②シャンプー
ノミ・マダニを駆除する成分がしみ込んだシャンプーにより定期的にシャンプーで駆除。
利点:駆除と洗浄の同時に行える。値段も安価にすみます。
欠点:効果の期間が短い。駆除するのに洗わなければならず手間がかかる。

 

③内服薬
飲み薬で駆除するタイプです。
利点:速攻性あり。皮膚弱い子でも投与可能
欠点:食べない可能性あり。体調や個体差で、嘔吐する報告もあり。

 

④スプレー式
ノミ・マダニの駆除液を噴霧して投与するタイプ。
利点:野良猫など触れない動物にも駆除が可能。
欠点:塗布量によっては確実に駆除することが難しい。

 

⑤スポットオンタイプ
ノミ、マダニのお薬の主流。皮膚に駆除液を少しだけ垂らすタイプ
利点:簡単に処置出来る。種類によってはノミ・マダニ以外の寄生虫も駆除可能
欠点:皮膚に痒み、発赤、脱毛など反応がでることあり、効果に時間がかかる場合もある。(経口薬のように即効性のある場合もあり)

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愛犬、愛猫に最適なノミ・マダニ駆除薬は?

現在、主流になってるスポットオンタイプは皮膚に直接つけられ簡易な予防ですが、首輪、スプレータイプも含め、体に何かつけられると嫌がる子であれば、つけることでストレスになりその塗布部位を舐めたり自傷したりすることがあります。
 また、件数自体はかなり少ないですが、塗布部位が脱毛、発赤したという報告もあります。
塗布薬自体は基本的に昆虫に作用するもので、犬、・猫に影響があるものでありませんが、基材がアルコール製剤のものあるため、嘔吐したりすることもあります。
そのため皮膚が敏感な子、何か体につけられるのが嫌な子であれば経口薬をすすめします。

 

普段から食べ物などにこだわりがあり、決まったフードや、おやつしか食べず
経口薬では、飲ませるのに苦労しそうな、偏食気味の子には、スポットオンタイプやスプレーをおすすめします。

 

ノミ・マダニ以外に他の寄生虫も同時に予防したい時は、同時に予防、駆除できるスポットオンタイプをおすすめします。
ただ薬によっては、ノミと他の寄生虫のみで、ダニが予防できない薬もある為、塗布前に確認する必要があります。

 

【ノミ・マダニが寄生してしまった場合の駆除薬は?】
ノミ・マダニの寄生してるのを発見した場合は、即効性がある経口薬がおすすめです。
スポットオンタイプでも即効性が強いものもありますので、それらを選んで投与することをおすすめします。

 このようにノミ・マダニ駆除薬といっても、様々な予防薬があるため、飼われている犬・猫が、どのような性格か、健康状態はどうか、どのような環境で生活しているかを総合的に捉えて、使い分けるのが一番です。
健康状態は飼い主の判断だけでは不十分な場合も多いので、獣医に相談し確実で安心なノミ・マダニ駆除薬を選びましょう。 

 

Photo  by    https://www.flickr.com/photos/rastafabi/4999304169/

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