Category Archives: ケアについて

猫の毛づくろいの意味とは?

猫を飼っている方は、猫がかなりの時間を毛づくろいに充てているのをご存知かと思います。 そうです。猫は起きている時間の約半分をも毛づくろいに充てると言われています! 毛づくろいにはもちろん体を綺麗に保つという働きもありますが、それ以外にも重要な役割を果たしていることをご存知でしょうか? 猫の毛づくろいの意味 ・毛のお手入れをする・・・猫は毛づくろいで自分の毛を舐めることで自然のオイルを体中に均等に散布しています。このオイルは湿気から身を守ったり、体温の調整をする役割をしています。            また、抜け毛やフケを取り除き、皮膚の健康を保っています。 ・体を冷やす・・・・猫は人間のように全身で汗をかいて熱を発散するということができません。多少手足から汗をかけますが、猫にとってはグルーミングが体を冷やすための有効な手段です。 ・気持ちを静める・・・・猫はイライラしたときに自分の気持ちを抑えるために、毛づくろいをすることがあります。 ・爪のケア・・・・グルーミングは、猫の爪のケアの役割も果たしています。 ・敵から身を隠す・・・・飼い猫の場合はほとんど関係のない話ですが、基本的にはグルーミングを行うことで無駄な匂いを消し、敵から気づかれにくくする役割もあります。 ・血行を良くする・・・・グルーミングで体をなめることが、自分の血行の促進につながっています。 ・友情・愛情表現・・・・仲間の猫同士の毛づくろいのし合いや、親が子供にする毛づくろいは友情や愛情の表現として使われています。 このように、毛づくろいは以外と多くの役割を持ち、意外と奥が深いのです。   猫が毛づくろいをしない・・・ 基本的には起きている時間の約半分も毛づくろいに充てる猫が、毛づくろいをしなくなるのは病気のサインかもしれませんので気を付けてあげてください。 病気で調子が悪いと毛づくろいをしている余裕がなくなり、毛づくろいをしなくなることがあります。 猫が毛づくろいをしないというのは、元気がない証拠です。その他の異常が見られないか確認してみましょう。 また、何か気になることがあれば、獣医さんに相談をしてみましょう。   毛づくろいで毛がぬけてしまう 猫がいくら毛づくろいが好きな動物だからといっても、毛づくろいで毛が抜けてしまうのは問題です。そんな場合、原因はストレスや皮膚の病気、免疫異常、ホルモン系の異常等が考えられます。毛が薄くなっていたり毛が抜けていたりしたら、一度獣医師に診てもらうことをお勧めします! 猫の毛づくろいも以外と奥が深いものです。 また、飼い主さんが、日ごろからご自身の猫ちゃんの毛づくろいの様子を観察しておくことをお勧めします。通常時の様子を知っていることが何か異常が起きた時に気付いてあげられるきっかけになります。   【その他の記事】  ※ペットくすりではフィラリア薬やノミダニ駆除薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓   参照;http://www.webvet.com/main/2012/03/08/why-do-cats-constantly-groom-themselves、http://cats.about.com/od/amyshojai/a/understanding-why-cats-groom.htm 写真;http://www.flickr.com/photos/46151146@N04/8630065306,http://www.flickr.com/photos/37764711@N05/17456945510

完治は可能?犬の椎間板ヘルニア。

冬のこの時期、ワンちゃんが特に気をつけたい病気があります。それは、「椎間板ヘルニア」です。人間でも、辛いヘルニアですが、ワンちゃんの中でも、「椎間板ヘルニア」にかかりやすい犬種がいます。 今回は、冬にかかりやすいワンちゃんの「椎間板ヘルニア」について治療方法やリハビリの方法をまとめました。 犬の椎間板ヘルニアの症状は?   犬の椎間板ヘルニアは、椎間板が背骨の骨と骨の間にあって、骨同士がぶつからないように柔らかいクッションの役目をしています。 その椎間板が飛び出して神経を圧迫し、いろいろな障害を起こしている状態です。 最初は、痛みだけから、痛みと軽度の運動障害、反射の消失と運動の中等度障害、完全に動かないが痛みは感じる、完全に動かず痛みも感じない。という順番で高まります。 ひどくなると下半身が麻痺することもあります。 椎間板ヘルニアにかかる原因には外傷や肥満、犬の体型、老化などがあります。 椎間板ヘルニアが完治するかどうかというのは非常に難しい問題です。 ヘルニアに かかってしまったら。。。   特にダックスフンドやコーギーのような胴長な犬種は、胴が長いため、背中の負担が大きく発症しやすくなっています。他に、ビーグル、シー・ズー、ペキニーズなどにも良く見られます。 椎間板ヘルニアが軽度な場合には、運動制限と投薬での内科的治療が行われます。 運動制限で症状の悪化を防ぎながら、投薬治療で症状の緩和を目指す治療法になります。 ヘルニアの症状が重い場合には手術をすることもあります。これは飛び出た椎間板の部分を取り除くものですが、再発などのリスクも伴う治療となります。症状によっては、運動制限ではなく散歩に連れ出さないといった程度ではなく、トイレのとき以外はケージで過ごす「ケージレスト」という絶対安静の指示が出ることもあります。 ケージに閉じ込めておくというのは可哀想な感じもしますが、これを守らないと炎症が周辺へ広がりより症状が悪化します。 ヘルニアは早期に治療をすることが大事なので、ケージレストが守れなかったことで犬が歩けなくなるほどのひどい症状になることも考えられます。医師からケージレストの指示が出た場合には、愛犬といっしょに飼い主さんもがんばってあげましょう。 手術後のリハビリについて   椎間板ヘルニアの手術を行ったあとに必ず必要なのがリハビリです。リハビリは、術後に筋肉の収縮を防ぎ、脊髄神経を回復させることでもう一度犬が歩けるようにするものです。 リハビリの進み具合によって術後の回復が大きく異なります。そのため、リハビリは非常に重要なものとなります。 主なリハビリ方法には・温浴 ・水泳 ・補助歩行運動 ・屈伸運動 ・マッサージ ・針、灸 などがあります。 飼い主さんの自己判断でリハビリをしないようにしましょう。 動物病院でリハビリの方法をしっかりと教えてもらうようにするようにしましょう。 効果的な治療法とは?   椎間板ヘルニアの治療法については色々な意見があります。「針治療がいい」や、「手術がいい」など。動物病院によっても進める治療法が違ったりします。 「この治療法が絶対にいい」という断定はできませんが、 飼い主が治療法をこれと決めてしまうよりも、かかりつけの獣医師や信頼できる獣医師に治療法を委ねるというのが最も良い方法といえるでしょう。 ヘルニアは、完治が難しい病気ですが、悔いのない治療法の選択をしていきたいものですね。 ◆ペットくすり「LINE」をはじめました。 友達追加でお得な情報配信中!   画像参考 www.flickr.com/photos/7211295@N04/9972838706 www.flickr.com/photos/90603065@N06/12533605593

万病になる前に治したい!犬の風邪。

この時期、風邪を引くのは人間だけではありません。 「風邪は、万病のもと」と言われるとおり、風邪のような症状の中には、別の症状を引き起こしている場合もあもありえます。 今回は、別名伝染性気管支炎とも言われている「犬の風邪」の代表的な原因と症状についてとりあげたいと思います。 ケンネルコフは、咳が特徴 ケンネルコフ(犬風邪)は、パラインフルエンザウィルスやアデノウイルスII型ウィルスや、気管支敗血症菌といった細菌などが、接触感染やせきやくしゃみのしぶきにより感染します。 主な症状は、乾いた強い咳が特徴。運動した時や、興奮した時、気温・湿度の急な変化があった時に咳が重度になり、発作性の咳で吐くような様子も見られます。また、急な発熱もします。 多頭飼いや、ペットショップなどは要注意の集団感染 犬のたくさん集まる場所や 集団で生活する環境(ペットショップ、ブリーダー)などでは、1頭が感染すると、他の犬に次々と伝染してしまうことが多くみられます。 重症化に気をつけましょう 犬の風邪は、軽い症状の場合が多く、ほとんどは10日前後で回復します。しかし、色々なウイルスや菌が混合感染した場合や抵抗力や体力の少ない仔犬や老犬が感染した場合には、食欲や元気がなくなり、高熱や膿性鼻水などの症状が出て、状況によっては肺炎を起こして亡くなるケースもあります。 合併症があったり、咳などの症状が強ければ、それに応じて抗生剤や鎮咳剤、気管支拡張剤などの投薬を行います。 ウイルスをワクチンで予防 犬の風邪は、仔犬の頃からきちんとワクチン接種を行うことで予防できます。原因となるウイルスのうち何種類かはワクチンで予防することができるからです。 適切な栄養管理をして、抵抗力をつけておくことも重要です。 家庭では保温や換気に気を使い、肺炎に移行しないように注意しましょう。 また、ワンコの体調がよくないときは、犬の集まるところに連れて行くのは避けたいものです。 人間同様、かかってしまったら、重症化しないうちにしっかり治すことが大切です。 犬の風邪は、重症化しないうちに 早く治したいですね! 画像参考 www.flickr.com/photos/7211295@N04/6906030749 www.flickr.com/photos/22440485@N05/6613823917 ☆LINE 友達追加でお得な情報配信中!◆ID検索かQRコードで今すぐ登録◆アカウント:ペットくすり     ID : @yeu3238v

知っておきたい!年齢別、冬にかかりやすい犬の病気。

12月になり、寒さが日増しに厳しくなってきていますね。 みなさんのワンちゃんは、冬にかかりやすい病気の対策は万全でしょうか? 今回は、年齢別にかかりやすい冬の病気を解説します。 仔犬がかかりやすい病気とは?   1、「ウイルス感染」 気温が下がり、空気が乾燥する冬は、ウィルスが活発に動き回り、蔓延しやすい時期です。しかも、仔犬は母犬からもらう母子感染が返金して、生後2か月ほどで効果がなくなるため、ウィルスに感染しやすいのです。また、なかには、命に関わる感染症もあります。予防はしっかりしておきましょう。 2、「寄生虫疾患」 犬に寄生する代表的な寄生虫は、回虫やコクシジウム、ジアルジアなど。寄生虫の病気というと、夏場の気温が高い時に多いイメージがあるかもしれませんが、仔犬の場合は、季節を問わず冬でも感染例が多くなっています。 政権は、感染しても、無症状で済むことが多いですが、子犬は下痢や嘔吐などの症状がでやすいのが特徴です。 もし、その様な症状が認められる場合は、受信されることをお勧めします。 3、「低体温症」 低体温症とは、全身は冷え切ってしまい、体温が異常に定価する状態のことです。 仔犬は、体温調節機能が未発達で、特に寒さに弱いので、たとえ室内で過ごしていても元気がなく、体がいつもより冷たく感じらるようでしたら、受診をしましょう。 成犬がかかりやすい病気とは?   1、「尿結石・膀胱炎」 人間の食事には、犬の餌に比べて、何倍もの塩分(ナトリウム)が含まれています。そのナトリウムの多い食事をあげていると、正常な尿の酸性度(PH)を保てなくなり、膀胱内でストルバイトやシュウ酸カルシウムといった血しょうができます。 それらがやがて、結石になり、尿道をふさいだり、腹痛、排尿困難などの障害を引き起こす原因となります。 特に冬は、寒さで水を飲む寮が減ってしまうのが、これらの病気を引き起こす原因にもなり、一般的に尿道の短いメスは膀胱炎になりやすく、反対に尿道の長いオスは、尿道に結石がつまって排尿困難になりやすくなります。 1日に何回も排尿姿勢したり、いつも違う場所におしっこをしたりするようであれば要注意です。 2、「間接系の疾患」 冬は寒さもあって、間接系のトラブルも増えます。 今では、元気に動き回っていたのに、歩くのを嫌がるようになったら間接の疾患かもしれません。脚を動かしたときに、痛がって鳴いたり、飼い主さんが脚を触ると痛がって噛み付いたりするようなことがあると、痛みを伴っている可能性があるので、ひどくなって歩けなくなってしまわないよう、早めに病院に連れていってあげましょう。 3、「心臓・循環器系の疾患」 心臓循環器系の疾患の発見につながるわかりやすい症状としては、「咳」があげられます。乾いた咳が出るようなら注意が必要です。また、心臓仕官の病気が悪化してくると体重が減ります。 短時間で1割以上、体重が減った。や愛犬が痩せてきた。最近、寝ている時間が多い。などの症状がある場合は、注意しましょう。 シニア犬がかかりやすい病気とは? 1、「心臓・循環器系の疾患」 ほとんどのワンちゃんは、歳をとると心臓の機能が低下してきます。しかも、冬は、部屋の中と外、日中と夜など、温度差が生じやすく、心臓への負担が大きくなります。 シニア犬に多い、心臓病には、「僧帽弁閉鎖不全症」や「拡張型心筋症」があります。血液がうまく流れなくなり、心臓が拡大する病気です。 2、「低温火傷」 皮下脂肪が少なく、寒がりになりがちなシニア犬は、ヒーターのそばや、ホットカーペットの上で長時間、うとうとしていると、低温やけどを起こす恐れがあります。特にシニア犬は、熱の温度に対して、鈍感な面があります。 3、「間接系の疾患」 成犬同様。シニア犬も冬は間接系の疾患などの症状はある場合は、注意が必要です。 これからの季節、飼っているワンちゃんの年齢に合わせてケアしてあげて、病気知らずで冬を乗り切りたいものですね。 画像引用 www.flickr.com/photos/28956728@N00/92330516 www.flickr.com/photos/39038071@N00/12287424173

飼い猫は健康ですか?猫の健康チェックポイント一覧

今飼っている猫ちゃんの健康状態をある程度飼い主さんがチェックしたり、これから猫を迎える方は新しい猫を選ぶ際にも猫の健康チェックができるととても便利ですよね! ということで、今日は、簡単にできる猫の健康チェックポイントを伝授いたします。   猫の健康チェックポイントはどこ? ●体毛・毛並み  毛が薄い部分やハゲなどはありませんか?ある場合は、アレルギー性皮膚炎やカビによる円形脱毛症の可能性もありますので、獣医師に相談してみましょう。 ●爪・肉球  爪が抜けたり、肉球に傷はついていませんか?もしそのようなことがある場合は、猫は上手く動けずストレスをためているかもしれませんので、気を付けてください。 ●足  歩き方におかしなところはありませんか?足をずっと引きづっている、いずれかの足を地面につけないで歩く、また足にしこり等がある場合は、一度調べてもらった方が良いでしょう。 ●お腹  基本的には、引き締まっているのが良いお腹です!妊娠以外でお腹が膨らんでいるようでしたら、回虫の感染や腫瘍、もしくはひどい便秘の可能性もあります。一度医師に診てもらいましょう。 またぶよぶよとたるんでいるお腹は運動不足です。肥満から他の病気も引き起こしてしまうことも多いですので、ちょっと自分の猫が運動不足かなと感じたら、意識して運動を増やしてあげてください。 ●体重  抱いたときに体格のわりに重たく感じる猫は、筋肉がよく発達しているものと思われ、理想的です。また、妙に軽く感じる場合は、虚弱体質な可能性があります。 ●耳  耳の中はきれいですか?もし、黒い耳垢がたまっていたらミミダニが寄生しているからかもしれません。専用の洗浄液を使ったり、ひどい場合は獣医さんに相談してみてください。このようなケースは悪化するとひどい皮膚炎になることもあるので要注意です! ●目  目はぱっちりと開いて生き生きとしており、興味を持ったものをじっと見つめる動作をするのが通常です。目ヤニや白い膜、涙目等は不健康な状態です。 ●鼻  健康な猫の鼻は湿っているのが正常です。ただ、眠っている間は乾いています。鼻水やくしゃみをする場合は鼻炎が疑われます。 ●口  よだれを出しているよであれば、口の中に傷があったり、口内炎等を起こしている可能性があります。ただ、マタタビに反応してよだれを垂らすのは正常なので、問題ないです。 ●舌・歯・歯肉  下は突起がありざらざらしているのが猫の特徴です。歯がきれいで鋭く、歯肉がピンク色なら健康な状態です。歯肉が腫れて口臭がひどいようであれば歯肉炎の可能性がありますので診断してもらいましょう。 上記に、ざっと猫の健康チェックポイントをあげました。特に部屋猫の場合には、飼い主さんしか日ごろの異変に気付いてあげられる人はいません。日ごろから猫ちゃんの健康状態をチェックするようにしてあげてください。日ごろからチェックしておくことが、万が一病気のさいの早期発見・早期治療につながります!   【その他の記事】  ※ペットくすりではフィラリア薬やノミダニ駆除薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓   参照;かわいい猫との暮らし方・しつけ方 小島正記 Photo;http://www.flickr.com/photos/105567585@N06/15761683105, http://www.flickr.com/photos/47021802@N00/9360744103

高齢猫と上手に暮らすために。身近にできるケア6つ

猫の飼い主さんはご存知の通り、猫は1歳で人間でいう大人となり、気づけば飼い主さんの年齢を越していたということもあるでしょう。猫の寿命は10年~15年と言われており、早い猫では7歳くらいから老化の症状が現れ始めます。 今回は7歳~10歳くらいの高齢猫と上手に暮らすためのケアをまとめてみました。大切な飼い猫との短い時間を大切に過ごしていきたいものですね。 ①健康診断を受けましょう! 猫の老化は、早い子だと7歳くらいから、また一般的には10歳くらいから現れ始めます。また、そのくらいの年の猫は、感染症をはじめ様々な病気にかかりやすくなります。また、白内障等の病気も出てくる可能性があります。最低でも年に1回、特に13歳以降は年2回の健康診断を行いましょう。病気の早期発見で、悪化を食い止めることが大切です。 ②老猫が好む環境の整備 元々一日のうち多くを寝て過ごす猫ですが、年を取ればとるほどますます寝ている時間は長くなります。そんな長い時間を過ごすベッドをまず整えてあげてください。 寝場所は低いところで、夏涼しく・冬暖かい場所が最適です。また、老猫は若い時よりも家族のぬくもりを欲しがりますが、かといってずっと一緒に遊べる体力はなくなりますので、適度に家族と触れ合える位置を確保してあげてください。 ③ストレスをかけないようにする 余計なストレスをかけないように、高齢猫には今までの慣れ親しんだ環境を変えないようにしましょう。室内の散歩のルートやお昼寝の場所、室内の家具の配置等は、変えないようにして猫ちゃんの習慣を守ってあげられると良いでしょう。また、この時期に新しい子猫等を迎えるのは、老猫にとってとても大きなストレスになるので控えましょう。 ④食事に気を付ける 歯が弱くなり、消化機能も衰えてきてしまう高齢猫には、柔らかく食べやすい食事を与えてあげてください。また、運動量も減るので、カロリーは控えめに。 老猫用のキャットフードが手軽だと思いますが、猫ちゃんが食べにくいようなら細かく刻んで与えたり、ペースト状にして与えるなどして、猫ちゃんに合わせてあげてください。 ⑤毛づくろいのお手伝い 高齢猫になっていくと体の柔軟性が失われてきて、段々と若いときのように体中を毛づくろいすることが難しくなっていきます。猫はきれい好きですから、飼い主さんが毛づくろいのお手伝いをしてあげてください。ブラッシングは軽めに毎日し、シャンプーは体に負担になるので回数を減らします。水の要らないドライシャンプーなんかを使うののもいいでしょう。また、運動量が減るので爪とぎが十分にできないことがあります。飼い主さんがマメに切ってあげてください。 ⑥一緒に遊ぶ 高齢になってくると寝ていることがかなり多くなりますので、運動不足が心配となります。おもちゃ等での適度な遊びは体を動かす意味と、脳への刺激の意味もあります。起きている時間を見計らって、猫ちゃんが疲れない程度に遊んであげてください。 ペットを飼っていればいつかは来てしまう老いですが、少しの気遣いで高齢猫も過ごしやすい環境ができますので、まだ取り入れていないことがあればぜひ実践してあげてください。高齢になっても元気に快適に過ごしてほしいものですね! 【その他の記事】  ※ペットくすりではフィラリア薬やノミダニ駆除薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓   参照;可愛い猫との暮らし方・しつけ方 小島正記 写真;http://www.flickr.com/photos/43296408@N08/6669879071, http://www.flickr.com/photos/8414198@N04/14734160834

散歩はすぐできる?病中や手術後の犬のお散歩や運動について。

最近では、ペットも高齢化に伴い様々な病気を発症します。今回は、病気やけがをした箇所、部位。また、術後や病後のお散歩や運動方法に関して、患っている病気別にまとめてみました。 関節疾患、脊椎疾患のお散歩方法 病気をした箇所、部位、術後や病後の状態の程度にもよりますが、基本的に負荷をかけないように行うことが必要です。例えば膝蓋骨脱臼の仔であれば膝はクッションの役割をしていますので方向転換するとき、動きたがらないときに無理に引っ張ったりせず、合図してから動き出しましょう。どうしても動かない時は抱っこしてあげるのも一つの手です。脊椎疾患の仔であればまずは激しい運動をさけましょう。 一時的に薬や運動制限によって症状が緩和していても原因が取り除けなければ再発を繰り返します。特にワンちゃんたちは痛みがとれると以前と同じように行動をとりまた同じことを繰り返す可能性があります。抱っこの仕方を気をつけたり、階段の昇降をおさえる。高い段差があるなならばいかない。散歩中にコルセットをつける等の対処も必要です。また体重があり歩けない仔であるならば胴輪などをつかい補助しながら散歩してあげるのもいい方法です。 循環器疾患のお散歩方法 お散歩をする季節にも配慮が必要です。 例えば、日本でいえば夏はとても熱いので日中の日差しが強く気温が高い時間帯は避けましょう。日本の道のほとんどはアスファルトであり、ワンちゃん達は人と違い地面にかなり近い状態で暮らしています。そのため上からの日差しだけでなく。地面からの反射熱も受けています。循環器を患っている仔たちは基本的に呼吸がしにくい仔が多いため、暑いことにより更に負担がかかってしまいます。 急激に症状が進行してしまう場合もありますので出来る限り避けましょう。お散歩する時間帯は、朝早くもしくは日が暮れてからの散歩のほうがよいでしょう。もし可能なら暑さ対策の服等を着させるのも一つの手です。またその仔のペースに合わせゆっくりゆっくりと散歩させましょう。お水等もすぐ飲めるようにしておきましょう。 手術後は、お散歩大丈夫? 手術した場所、程度にもよりますが腹部を手術した仔であるならば散歩などで術創が汚れないように注意しましょう。また、なるべく、雨の日の散歩は控えましょう。 病気やケガの種類によって、留意することはさまざまですが、ワンちゃんの身体を思いやって、大切にしてあげたいですね。 参考画像 www.flickr.com/photos/49946687@N05/7390113194 www.flickr.com/photos/99369584@N00/258876538 ◆LINEに登録してお得な情報GETしましょう

寒くなってもペットのノミ・マダニ対策は必要なのか?

寒くなって外出する機会も減ったり、又は室内飼いだからと、冬のノミ・マダニ駆除はしなくてもいいんじゃないかと考えている方もいるのではないでしょうか? 確かに、寒くなるとノミ・マダニの活動性は低下するのですが、意外と冬のノミ・マダニ寄生は多いので、実は冬も対策が必要です! 今回は、冬のノミ・マダニ対策についてお話ししていきます! 予防が大切 ノミやマダニは予防が基本です。 というのも、ノミやマダニはとても強い繁殖力を持っているので、一気に繁殖して増えていくため駆除をするのはとても大変です。 一個ノミの成虫を見つけたら、まだ卵や幼虫の段階のノミが少なくとも20匹はいると言われているほどです。 また、ノミやダニに刺されることで、病気をもらう可能性もありますので、病気を防ぐ意味でも予防が大切と言えます。   冬でもノミ・マダニ対策が必要です ノミやマダニが最も繁殖しやすい季節は春から夏にかけてとなります。それは、ノミやマダニが高温多湿を好むためです。 冬になり気温が低くなれば確かにノミやマダニの活動は抑えられますが、13度を超えると活動できてしまいます。 地域によっては冬でも13度を超える地域もあると思いますし、お部屋の中は冬でも暖かいため、ノミやダニは活動を続けることができてしまうのです。   ノミ・マダニ駆除薬について ノミ・マダニ駆除薬といっても、色々な種類のものが出ています。 ホームセンター等で売っているものから医薬品として発売されているものまで様々ですが、やはり医薬品のものが効果はあります。ただ、医薬品として出ているものも皮膚につけるもの、食べるタイプのお薬、フィラリア等他のものの予防や駆除の効果がついたもの等、商品によって様々ですのでご自身のペットにあったものを選ぶ必要があります。 また、ノミ・ダニには色々な種類がおり、例えば商品によって、マダニに効く・効かない等の仕様の違いもありますので、獣医さんに相談をしながら必要なものを選ぶことが必要でしょう。   過去にもオクスリラボではノミ・マダニ駆除についての記事を沢山アップしています。是非、他の記事も読んでみてくださいね! 【その他の記事】  ※ペットくすりではフィラリア薬やノミダニ駆除薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓     写真;http://www.flickr.com/photos/17094533@N00/14885398, http://www.flickr.com/photos/94159406@N00/13725748544 参照;http://www.wikihow.com/Keep-a-Dog-in-Good-Health, http://www.wikihow.com/Kill-Fleas-on-Dogs, http://www.allpetnews.com/does-your-pet-really-need-fleatick-medicine-all-year-long, http://blog.crosspeakproducts.com/give-dog-flea-and-tick-medicine-year-round/

栄養障害!?ぽっちゃり猫ちゃんの肥満対策とダイエット方法

ぽっちゃり猫ちゃんには、愛嬌がある?しかし、実態は栄養障害ともいえます。 肥満は 内臓や間接に負担をかけてしまい、病気の原因にもなります。そのようなことを防ぐためには、ダイエットとエクササイズが不可欠です。今回は、この時期、気をつけてあげたい「猫の肥満」についてまとめました。 ニャンコの肥満の見分け方とは?   上から見て、肩から腰まで均等に肉がついており、腰にくびれがあるのが理想的な成ネコの体形。もし、お腹の部分が膨らんでいたら、肥満気味のサインです。 室内飼いのネコは食べる量のわりに運動量を認識しにくく、動物病院などで見かけるネコも多くが太めなので、肥満に気づかない場合が多いようです。 カロリーのとりすぎが一番の問題。成ネコなら健康を維持できる量で。   ネコに必要な食事の量は、ライフステージによって大きく違います。どんどん成長する仔猫のときや、妊娠・授乳中のネコはたくさん食べなければなりません。でも成ネコになって成長が止まったら、その後は理想の体形を維持し、健康でいられる寮を食べれば大丈夫。 成ネコになっても子猫のときとおなじだけ食べていたら、たちまち太ってしまいます。 低カロリー食と与え方。   栄養はあるが、カロリーの少ない食事を、普段と同量与えるのがベスト。 人間がダイエットする場合、極端な人は絶食や、はげしい食事制限をします。しかし、ネコは絶食すると肝リピドーシスという肝臓の病気をおこし、死亡する可能性があります。おねだりに負けず、適量をあたえる意思を持ちましょう。 ネコのダイエットは、食事をしながら行うのが大原則です。 また、ダイエット食への変更には二週間程度必要です。太っていて一番つらいのはニャンコです。減量するのは愛猫のため。 とはいっても、普段食べているフードを量だけ減らすやり方は、ネコの空腹感がつのりストレスになるうえ、栄養素まで不足するので、おすすめできません。 量はいつも通り食べさせ、しかも摂取カロリーを減らすもっとも簡単な方法は、市販のダイエット用フードを利用すること。タンパク質など必要な栄養分がバランスよく配合されているので安心です。 キホンの運動、上下運動と遊びでエクササイズ。   散歩は必要なし。柱を使った木登り、家具へのジャンプで脂肪燃焼。 ネコは、イヌのように走り回る必要はありません。ジャンプや のぼり、くだりをする上下運動がキホンです。高さの違う家具を並べるなど工夫して、充分な上下運動をさせましょう。 ふせる、狙う、飛び掛る、噛み付くといった運動神経が発達している猫の運動は、基本的にこれらができれば充分です。 ねこじゃらしで遊ぶだけでもかなりの運動量になります。柱にぼろ布を巻きつけて上れるようにしたり、猫用アスレチックなどを置いたりしてあげれば、猫は自分で遊びながら運動します。 家具の配置の工夫もおすすめ。大きな家具と小さな家具をでこぼこに置いたり、家具と家具の間に棚を渡したりします。 ちょっとした工夫がネコの運動量アップにつながります。 仔猫はねこじゃらしで遊びながら運動させましょう。   ◆LINEに登録して お得な情報をゲットしましょう。 参考画像 www.flickr.com/photos/68845396@N00/2141716944 www.flickr.com/photos/20497980@N00/4628609508

お散歩の目的と、犬種によって大きく違う必要運動量

[2019/01/25 更新] わんちゃんと一緒のお散歩の時間を毎日楽しみにしている飼い主さんも多いのではないでしょうか!? ところで、お散歩の意義を考えてみたことはありますか!? もちろん適度な運動をさせなければいけないというのもあるのですが、それ以外にもお散歩の大切な目的はあります。 また、自分の飼い犬の一日の必要運動量って把握しているでしょうか? 犬にはかなりチワワ等かなり小さい犬種からラブラドールのように大型の犬もいますので、それぞれの犬種によって一日の必要運動量には当然違いが出てきます。 ということで、今回は今一度お散歩について考えてみたいと思います! お散歩の意味とは!? ①運動のため・・・・もちろん、お散歩はわんちゃんの運動をさせるために必要です。しかし、犬種によって必要運動量は違い、現状のお散歩で運動量が足りているかどうかは確認が必要です。 ②生活のリズムを作るため・・・・適度な運動や排せつを一日の中に組み込み、生活のリズムを作ります。リズムができることで、ワンちゃんの精神的な安定にもつながります。 ③社会化のため・・・・日ごろから一緒にいる家族以外の人や犬ほかの動物等に出会うことで、社会の中で適応していくためのルールを覚えていきます。また、子犬の散歩にとっては「社会化」は特に重要です。ワクチン接種が終わった生後三か月以降くらいからお散歩を初め、すこしづつ環境に慣らしていってあげてください。 ④飼い主とのコミュニケーション・・・・家でももちろんコミュニケーションはできますが、実際にお散歩の中で「待て」や「座れ」等使ってみることや、飼い主さんと一緒に運動等することでわんちゃんとの関係は深くなります。 ⑤適度な刺激を得る・・・・他の犬に会ったり、いつもとは違う音や匂いがしたり、家にいるのとは違う環境に来ることで犬の脳を刺激してくれます。特に、老犬はこの外からの刺激を受けることで、老化防止にもつながります。老犬になれば体力は当然落ちてくるので運動目的というよりは、色々なものを見たり、匂ったり、感じたりすることを大切にし、老化防止に役立ててあげてください。   犬種によって違う必要運動量!! 自分の飼っているわんちゃんの必要運動量を考えたことがある方は意外と少ないかもしれません。ただ、よく考えてみると犬にはかなり小さい犬種から大きな犬種まで様々いますので、それぞれに必要な運動量は違ってくるというのは簡単に想像がつくと思います。また、体格は小さくても、狩猟犬や牧羊犬として活躍していた犬種は、ある程度の運動量が必要となります。まずは、自分の飼っている犬の犬種のことを一度調べてみると良いでしょう。 また、参考にいくつかい一日の必要運動量を載せてみました。 チワワ  ・・・・0.8km トイプードル・・・・1.6km ゴールデンレトリバー・・・・3~5km グレートデン・・・・10km ラブラドールレトリバー・・・・13km 犬種によってかなりの違いがあることが分かると思います。また、ラブラドールともなると一日の必要運動量をお散歩だけで満たすのは実際かなり難しいと思います。運動量の多い犬種は、自転車で並走させたり、ドッグランで走らせる等、お散歩以外の運動の機会を沢山与えてあげるようにしてください。 このように、お散歩の意味をよく考えてみると、犬にとってとても大切なものであることが理解していただけたと思います。自分のわんちゃんに合ったお散歩や運動スタイルを保ってあげられるといいですね!     【その他の記事】  ※ペットくすりではフィラリア薬やノミダニ駆除薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓   参考;犬の心理と行動 水越美奈  写真;http://www.flickr.com/photos/17424735@N00/2690783400,              http://www.flickr.com/photos/29601732@N06/3649061896