ペットのために知っておきたいお薬の基礎知識。

By | 2015年1月24日
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ペットのおくすりにはどのようなものがあるのでしょうか。安心してペットに使用するために、飼い主として基本的なことを覚えておきましょう。今回はおくすりの種類についてまとめてみました。PK_BLOG.jpg_2015-0108

薬効別・主な薬の種類

アレルギー用薬◆
アレルギー性皮膚炎などの治療に使用する薬のことです。抗ヒスタミン剤、副腎皮質ステロイド剤などがあります。
代謝性医薬品◆
肝臓疾患用剤、解毒剤、糖尿病用剤など、主に肝臓の機能を改善する薬のことをいいます。
生物学的製剤◆
ワクチン、血清、血液製剤などのように、免疫のシステムを利用した治療のために使われる薬のことです。
駆虫・殺虫剤◆
ノミやダニなどの外寄生虫、回虫やフィラリアなどを駆除したり予防したりする薬。内服や外用、注射薬などがあります。
外用薬◆
虫さされやすり傷の治療、殺菌消毒などのため皮膚に塗ったり貼ったりする薬です。軟膏、液剤、スプレーなどの種類があります。
循環器用薬◆
心臓や血管に関する薬のことです。心臓の機能を改善する強心薬のほか、血圧下降剤、利尿剤、血管拡張剤などがあります。medium_343713305-compressor.jpg_20000
血液体液用薬◆
止血剤、血液凝固阻止剤、血管強化剤など主に血液に作用する薬です。輸液用も含まれます。
神経用薬◆
麻酔剤、睡眠鎮静剤、解熱鎮痛消炎剤などの神経に作用する薬のことです。目や耳などの感覚器官用の薬も含まれます。
抗生物質◆
細菌やカビによる感染症の治療に使用されます。制菌性タイプと抗菌性タイプがあり、細菌の種類や感染部位によって選択されます。
消化器用薬◆
としゃ薬(下痢止め)、下剤、浣腸剤、整腸剤、胃腸薬など、主に胃腸の治療に使用する薬をいいます。
ホルモン剤◆
ホルモン分泌の以上によって起こる病気に対して使用されるお薬です。農家衰退前葉ホルモン製剤、甲状腺ホルモン剤など。
ビタミン、滋養強壮剤◆
ビタミンA剤、C剤、混合ビタミン剤のほか、アミノ酸製剤など、いわゆるサプリメントのことをいいます。

犬や猫には動物用の医薬品がありますが、治療に人間用の医薬品が使われることも少なくありません。しかし、家にある人間用の薬を素人判断でペットに与えるのは危険です。 必ず、病院で診察を受けたうえで、薬を処方してもらいましょう。また、量、回数、間隔なども、必ず獣医師の指示に従いましょう。

画像引用
www.flickr.com/photos/zerpheus/355986437/
www.flickr.com/photos/pips/343713305/

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