かわいいプニプニ!犬の「肉球」について学ぼう!

By | 2015年3月2日
LINEで送る

人間にとっての靴と同じで、犬の足元を密かにサポートしてくれているのが肉球です。その肉球が怪我をしたり病気になったりすると、歩くことに支障を来すようになります。大切な愛犬といつまでも一緒にお散歩できるよう、肉球の役割やケアの仕方について、理解してみましょう。犬が歩くために、実はとても大切な部位である肉球のお手入れ方法をご紹介します。
PK_BLOG.jpg232323

犬の肉球は汗もかく!?

そもそも、肉球ってなに?と思う方も多いのではないでしょうか? 犬の肉球は、表面は皮膚の角質層が厚くなったもの、プニプニしている中身は、弾性繊維や脂肪などで構成されています。

プニプニしているのは、衝撃を吸収するためです。そのため、歩いていても大きな足音を立てずに済んでいるのです。これは肉食動物である犬にとっては、とても重要な役割です。 身体全体に比べるととても少ない割合の肉球ですが、実は痛覚、触覚、圧覚、温度と、犬にとってはいろいろな情報を得ることのできる大切な器官なのです。また、数少ない汗をかくことのできる器官でもあります。

基本的に感覚としては鈍めの犬が多いようですが、肉球は再生能力が低く、そのため火傷したりケガをするとなかなか治らないデリケートな部位です。
ですからパートナーである飼い主が、しっかりと注意して見てあげることが大切です。

肉球を守るには?

犬の肉球は、高齢であったり、乾燥した季節だったりすると、硬く、がさついてきて、場合によってはあかぎれも、出てきたりします。そういう場合は、保湿剤をぬる必要があります。犬の肉球用のクリームは、市販されています。人間用のクリームではなく、必ず犬用のものを使うようにしましょう。

 クリームをぬるのは、足をキレイにした時が良いでしょう。お散歩のあとで足をキレイにするのなら、その後で良いかもしれません。ただ、ぬれた布で犬の足の裏を拭くのは、あまり良くありません。乾いた布で拭いてあげた方が良いでしょう。もし、どうしても汚れていて、ぬれた布で拭いたり、洗ったりする場合は、ドライヤーを使って、肉球の間を完全に乾かしてください。そうでないと、肉球の間にカビが生えやすくなってしまうのです。

 また、肉球の間に毛が生えている犬種は、その毛のカットもしなければなりません。何故かというと、その毛が原因で、歩く時に滑るからです。滑ると、膝や股関節等を傷める場合があります。これは動物病院というより、トリミングの範囲になりますので、犬の美容室で相談すると良いでしょう。4139526046_bfa9b1935a

舐めさせてはいけない?!

 肉球や肉球の間に異常が出ると、犬はまず舐めて治そうとします。足の裏をしきりに舐めるようなら、注意が必要です。ストレス、アトピー、指間炎などの可能性があります。このうち指間炎は、雑菌の繁殖によって起こります。肉球というより、肉球の間に起こる病気ですが、足の裏は地面に接しているので、雑菌が繁殖しやすく、それによって、痒みを引き起こします。しかも、舐めているうちに口の中の雑菌も入り混じり、悪化していきます。

舐めさせてはいけないのです。最初は痒みだけだった症状も、次第に痛みへと移行していき、触ると嫌がるようになります。こうなったら、もう動物病院を受診するしかありません。抗生物質等で治療する事になるでしょう。また、舐めるのを防ぐために、エリザベスカラーも必要になるかもしれません。長期の治療になる可能性があります。こうならないためには、常に肉球の間を清潔に、乾燥した状態にしておく事が重要です。ですが、肉球の間は乾燥させておきたいのですが、肉球は乾燥させすぎると良くありません。そのために、肉球クリームなどを効果的に利用して、足の裏を健康に保ちましょう。

 参考
https://www.iris-pet.com/wan/special/20121001/02.asp

寒い冬も、暑い夏もワンちゃんの肉球をダメージから守りたい。

スキン+コートサプリメント

 スキン+コートサプリメント 
item.jpgsksksk sample-Recovered.jpg123456789

     犬の肌や被毛も保護します。
     犬の肌の健康をサポートします。

体の内側からもケア。
肌と艶やかな毛並みに整えるサプリ。

参考画像
www.flickr.com/photos/49937295@N06/5267354640
www.flickr.com/photos/98274023@N00/4139526046

ペットくすりへ

Category: ケアについて

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *