原因がハッキリしない、ペットの皮膚炎で悩んでいる飼い主さんも多いはず!ストレスやアレルギー、皮膚の疾患は様々な原因がありますが、ツメダニ皮膚炎というものを、ご存知ですか?聞いたことがある方も、知らなかった方もペットが快適に暮らせるよう、是非この機会に知っておいてください。
- ツメダニ症とは
ツメダニ症とよばれる感染症には、イヌツメダニ、ネコツメダニ、ウサギツメダニなどによって引き起こされます。
体の前方についた鋭い鉤爪(フック)を最大の特徴としています。この鉤爪で宿主の皮膚に取りつき、傷をつけて体液やリンパ液を摂取しながら生きていきます。
皮膚表面で永久寄生するので、弱齢動物ほど痒みと皮膚病変が激しく、皮膚をかきむしったり、大量にフケが出たりします。
耳の付け根、股間、お腹、しっぽの付け根に、症状が見られることが多いです。
- 治療と予防
同居ペットへの寄生や、ヒトへの影響もあるので、疾患のあるペットの治療は早めに行いましょう。ツメダニは人の皮膚の上では繁殖できません。ですから一過性の症状を引き起こしたのち、自然消滅していきます。
殺ダニ治療
硫黄・サリチル酸配合のシャンプー、フィプロニル配合の薬やスプレー、セラメクチンを含んだ薬で治療します。副作用や常備薬との兼ね合いもあるので、必ず獣医師の診察を受け、薬の指示を受けましょう。
予防
ツメダニは宿主がいなくても、10日間ほど生存することができます。部屋の中をこまめに掃除したり、殺虫剤を噴霧するなどして、ダニが繁殖しにくい住空間を作ることも重要です。ペットに影響の出ない薬を選んで使用しましょう。
また、ノミダニの駆除薬は、寄生されてからではなく、寄生されない為の予防として投与しておきましょう!ノミやダニのアレルギーの予防にもなります。
▼ペットくすりでは、様々なノミダニ駆除薬を取り扱っております。▼
フロントラインプラス | フィプロフォートプラス |
![]() |
![]() |
フィプロニル配合のノミマダニ駆除薬。 |
フロントラインプラスのジェネリック。 |
ネクスガード | レボリューション |
![]() |
![]() |
牛肉風味の食べるタイプのお薬。 |
フィラリア予防、ノミダニ駆除が同時に可能 |
Photo by http://www.flickr.com/photos/74743437@N00/14835120557
参考:http://www.koinuno-heya.com/byouki/kankakuki/skin/tsumedani.html