Category Archives: お薬紹介
ストロングホールドとは?人気の秘訣はコスパの良さ!
こんにちは、オクスリラボです。 今回は、先日入荷した新商品、『ストロングホールド』のご紹介です! ストロングホールドは、ノミ・ダニ、フィラリア予防のペットのお薬で、ミミヒゼンダニ(耳ダニ)の駆除にも効果があります。 みなさんの中には、「んっ?このパッケージ見たことあるぞ」と思われた方もおられるかもしれません。そうなんです、ペットくすりで長年大好評の『レボリューション』のパッケージとそっくり!パッケージだけではなく実は中身もそっくりなんです。 <ストロングホールド> <レボリューション> このストロングホールド、実はヨーロッパ市場で使われているレボリューションの名称で、有効成分、メーカー、効果効能はレボリューションと全く同じ。 ただ、レボリューションと比べ、このストロングホールド、コスパが非常に素晴らしいんです。 今回は、例として、猫用の商品の料金を比較してみましょう。 (ペットくすりでは、ストロングホールドは6本入りで、レボリューションは3本入りで販売しています。) 猫用 半年分の料金 (6本) 一年分の料金 (12本) 動物病院の レボリューション 12,000円程度 2,000円/個 24,000円程度 2,000円/個 ペットくすりの レボリューション 7,600円程度 1,266円/個 14,400円程度 1,200円/個 ペットくすりの ストロングホールド 6,230円程度 1,038円/個 12,200円程度 1,017円/個 動物病院のレボリューションと比べると、なんと半額、ペットくすりで販売しているレボリューションと比較しても、2,200円ほどお得! どうでしょう、ストロングホールドの優秀さをご理解いただけましたでしょうか。 安く、フィラリア・ノミダニ対策をしたい方には、絶対ストロングホールドがオススメです!! ぜひこちらから覗いていってくださいね★ ストロングホールドをチェックする >>
【世界初】SFTSの哺乳類からの感染か!?殺人ダニ(マダニ)が媒介する病気に要注意!
ニュースでも大きく取り上げられている為ご存知の方も多いと思いますが、2017年7月24日、厚生労働省などは猫を保護しようとした50代の女性が猫に噛まれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し死亡していたことを発表しました。今回は、ニュースの詳細と共に、マダニやSFTSへの対策についてもお話していきたいと思います! 猫に噛まれた女性がSFTSに感染し死亡 2017年7月24日、厚生労働省などは猫を保護しようとした50代の女性が猫に噛まれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し死亡していたことを発表しました。SFTSはマダニが媒介する病気として知られていますが、今回のように猫などの哺乳類からヒトがSFTSの感染が疑われたのは初めてのケースということです。今回のケースを受けて、国立感染症研究所や厚生労働省は注意を呼びかけています。 日本国内では、2012年の秋に死亡した方がSFTS患者として確認された初めてのケースとなります。それ以降、毎年60名前後のSFTS患者が確認されています。NIID国立感染症研究所のデータによると、2013年から今年までで、254名のSFTS患者が確認されており、死亡は53名になります。SFTSは致死率は20%を超える怖い病気です。 そもそも重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とはどんな病気なのか? 発熱や嘔吐、血尿・血の混じった慢性的な下痢を繰り返すようになる病気で、重症化し死亡するケースもあります。日本国内のSFTS患者では致死率は20%にのぼります。 世界では、SFTS(severe fever with thrombocytopenia syndrome)ウイルスは2009年頃から中国で大発生し、韓国でも発症の確認がされています。 今回のケースでは猫からの感染が疑われているSFTSですが、一般的にはマダニが媒介する病気として知られています。ご自身が山などの草むらに入りマダニに噛まれてしまうケースやペットについたマダニが人間に移り噛まれるケースなどです。 多くの場合、猫や犬自身はSFTSを発症するケースは稀とされておりますが、今回の猫のように発症が疑われているケースや、以前犬でもSFTSを発症した症例が確認されていますのでペットも飼い主さんも注意が必要です。 SFTSなどの感染症を運ぶマダニとはなんなのか? マダニは普段、よく耳にする『ダニ』とは別の種類です。 マダニ(動物に寄生する)とダニ(ハウスダストマイト)では大きさも違います。ダニの大きさは約0.2~0.4mmに比べ、マダニの大きさは未吸血の状態のときでも、2~3mm以上あります。また最大に血を吸っている状態では、通常の体重の100倍から200倍になります。ダニは一般に布団や畳の中に住み人のアレルギーの原因になる以外には、病原体を運ぶことはほとんどありませんが、マダニは様々な病原体を運んでくる可能性があります。 SFTS以外にもマダニは様々な感染症を運ぶことで知られています。そのためマダニは「殺人ダニ」という別名もあるほどです。また、マダニが媒介する病気として、SFTS以外にも、バベシア症・ライム病ほか、Q熱、ヘパトゾーン症、野兎病、日本赤斑熱、ダニ媒介性脳炎などもあります。 マダニは、春から秋にかけて活動が活発になりますので注意が必要です。しかし、活発な時期ではなくてもマダニは活動はしますので1年中注意は必要です。 マダニについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ⇨こちら SFTSなどの怖い感染症から身を守る為の対策とは? マダニが媒介する病気からみを守る為には、当たり前のことですが、マダニに咬まれないようにすることが大切です。 草むらや藪など、マダニが多くる場所に入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴をはく、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出をできるだけ少なくすることがポイントです。マダニを目視で確認しやすいため、服は明るい色を着るのがおすすめです。 また、ペットを飼っている方は、ペットからマダニをもらわないように、定期的にきちんと駆除薬を使うことが大切です。ノミダニ駆除のお薬はペット用品店などにも置いてありますが、市販で売っている物は効果が弱いためマダニには効きません。マダニは非常に強い為、ノミダニ駆除薬の中にもマダニに効くものと効かないものがありますので、すでにノミダニ駆除薬を使われている方も一度使用している駆除薬やマダニにも効くのか確認をした方が良いと思います。 マダニに効く駆除薬はどれ!? 例えば、猫飼いさんに人気のレボリューションはフィラリア・ノミダニ駆除に使われますが、残念ながらマダニにまでは効きません。 猫飼いさんでフィラリア・ノミダニ・マダニ全てに有効な物をお探しの方は、ブロードラインがおすすめです。ブロードラインはマダニにも効果があります。 また、ノミダニ駆除薬としてとても有名なフロントラインプラス、こちらはマダニにも効果があります。そのフロントラインのジェネリックのフィプロフォートプラスも同じくマダニにも効きます。 CMでもおなじみ、ネクスガードもマダニにも効きますし、ネクスガードにフィラリア予防がプラスされたネクスガードスペクトラもマダニにまで効きます。 ノミダニ駆除薬にもいろいろな種類がありますので、効果を確認した上で適切に使用したいですね。 ▼ペットくすりのマダニ駆除薬▼ ブロードライン フロントラインプラス フィラリア・ノミ・ダニ・マダニ、 体内寄生虫駆除が1本でできる 猫用オールインワンのお薬です。 ノミ・ダニ・マダニ駆除 と言えばフロントラインプラス! メリアルの定番のお薬! フィプロフォートプラス ネクスガードスペクトラ フロントラインプラスの ジェネリック医薬品で お値段もお買い得なのが嬉しい ノミマダニ駆除薬ネクスガード にフィラリア予防がプラスされた 経口タイプのオールインワン薬 参考:https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html, http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html, http://www.news24.jp/articles/2017/07/25/07367829.html, http://www.asahi.com/articles/ASK7S5JJMK7SULBJ00C.html写真参照:http://www.flickr.com/photos/98413464@N03/18113307091、http://www.flickr.com/photos/27029339@N08/3049674495
待望のネクスガードスペクトラ、ついに通販始めました!
こんにちは、オクスリラボです。 今回は、先日入荷した新商品、『ネクスガードスペクトラ』のご紹介です! この商品、以前からかなりたくさんのリクエストを頂いておりました。 ついに、 ついに、 ついに「ペットくすり」に登場です! なんといってもその人気の理由は、フィラリア、ノミダニ、寄生虫の対策が、1錠でできちゃうところ! 例えば、ノミダニ駆除薬で人気の『ネクスガード』。ネクスガードにはアフォキソレイナーという成分が配合されており、ノミ・マダニの駆除効果を発揮します。しかしネクスガードだけではフィラリア予防はできないため、フィラリア予防のためには、ほかのお薬を併用しなければなりません。 併用となると、別々に対策をしないといけなかったり、複数のお薬を投与していると、投薬日をずらすなどしてワンちゃんへの負担の軽減を考慮したりなど、色々面倒な場面が多いです。 もちろん出費がかさんでしまうのもネックですよね…。 ですが、このオールインワンの『ネクスガードスペクトラ』を利用すれば’、他のお薬を併用する手間と費用に関するお悩みとおさらばです! ネクスガードスペクトラには、フィラリア予防と体内寄生虫の駆除に有効な『ミルベマイシンオキシム』という成分と、ノミ・マダニに効果を発揮する『アフォキソラネル』が配合されています。 形状はチュアブルタイプで、フレーバーはお肉味。わんちゃんが喜ぶポイントもしっかり押さえられています。 トータルで見ても、そう、かなり優秀なんです、このネクスガードスペクトラ。 ではコスト面ではどうなのか。 フィラリア予防、ノミダニ、体内寄生虫を別々で対策する場合にかかる費用を、ネクスガードスペクトラと比べてみました。↓ 小型犬 中型犬 大型犬 (A)フィラリア薬 ¥3,300~ ¥4,100~ ¥4,600~ (B)ノミダニ薬 ¥6,400~ ¥6,900 ¥7,200~ (C)寄生虫薬 ¥1,900~ ¥1,900~ ¥1,900~ (A)+(B)+(C) ¥11,600~ ¥12,900~ ¥13,700~ ネクスガード スペクトラ ¥5,400~ ¥5,900~ ¥6,500~ ※ペットくすり販売価格参考 (A) フィラリア予防薬 ハートガードプラス(カルドメック) (B)ノミダニ駆除薬 ネクスガード (C)寄生虫駆除薬 キウォフプラス なんと、3種類のお薬を併用する場合とくらべると、その半額程度で対策ができてしまいます。手間も省け、節約もできる!一石二鳥なわけですね! では続いて、こちらは動物病院の料金との比較。 ネクスガードスペクトラは、動物病院でも処方されているお薬です。ただ、お察しの方も多いのではないかと思いますが、動物病院で処方されるものは結構値がはります。 ですが、ペットくすりであれば病院価格より遥かに安い価格で購入が可能なんです。 (※ペットくすりでは、100%正規品取り扱いを保証しており、お客様にお送りする商品は、すべて認可を受けた医薬品販売業者だけから医薬品を仕入れています。) 動物病院 1箱(3錠) ペットくすり 1箱(3錠) 3か月の 差額 超小型犬用 2~3.5kg未満 ¥6,900 ¥5,100~ ¥1,800 小型犬用 3.5~7.5kg未満 ¥8,400 ¥5,400~ ¥3,000 中型犬用 7.5~15kg未満 ¥10,200 ¥5,900~ ¥4,300 大型犬用 15~30kg未満 ¥11,700 ¥6,500~ ¥5,200 超大型犬用 30~60kg未満 ¥13,800 ¥7,000~ ¥6,800 ※動物病院価格は参考価格です。 ペットくすりで購入すれば、なんと最大で50%ほどお安くご購入頂けます! 定期的に対策をしなくてはならない、フィラリア、ノミダニ、体内寄生虫駆除。長く付き添っていく愛犬・愛猫の健康のために、要らない手間&費用が省け、飼い主のみなさまにとってもストレスフリーなお薬はいかがでしょうか。 この機会に検討されてみて下さい☆ ネクスガードスペクトラをチェックする >> ※ネクスガードスペクトラは、必ず血液検査にてフィラリア感染の無いことを確認した上で与えてください。フィラリアに感染したペットに投与すると、ショックを起こしたり死亡する事があります。 ※本剤は獣医師等の処方せん・指示により使用してください。 ※その他、使用上の注意や副作用をご確認の上、ご購入いただきますようお願いいたします。
再販中の人気フィラリア薬「ダイロハートシリーズ」の魅力とは?
フィラリア予防薬は、ブランド品からジェネリック医薬品まで種類がたくさんあるのでどれが良いのか迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか? 今回は、最近、ペットくすりで再販開始された「ダイロハートシリーズ」の魅力をご案内します。 「ダイロハートシリーズ」は、ハートガードプラス(カルドメック)のジェネリック医薬品です。 ハート型錠剤タイプタブレット型の「ダイロハート」の特徴とは? 「ダイロハート」は、アッシュ・ライフサイエンス社のフィラリア予防薬です。 世界各国で人気のあるメリアル社のフィラリア薬、カルドメックフィラリア予防薬のジェネリック医薬品です。 中身はハート型の錠剤タイプで、バニラ風味のお薬になりますので、ドッグフードなどに混ぜてたべさせても良いでしょう。 飲みやすくおやつ感覚で予防可能 「ダイロハートチュアブル」。 「ダイロハートチュアブル」は、ダイロハートと同成分でチュアブルタイプになっています。 お薬が苦手な子も食べやすいチュアブルタイプ(おやつ)タイプになります。 ミルク風味で飲みやすくおやつ感覚で予防できるチュアブルタイプなので、おやつ感覚で飲み残しの心配もいりません。 「ダイロハートシリーズ」のメリット 錠剤タイプもチュアブルタイプも、他のフィラリア予防薬と比較すると、やや小さめで投与しやすいこと。 また、ブランドのフィラリア薬と同じ効果効能、成分でありながら、他のフィラリア予防薬よりも安価で購入しやすい。ということがメリットになります。 もうすぐ3月、フィラリア予防の開始時期です。蚊が媒体となる病気なので、一般的には3月~4月に予防薬を入手し、遅くとも5月には投与を開始できるように備えたいですね。 ◆ペットくすりでは、会員の皆様にご利用していただける【ペットのお悩み相談窓口】がございます。是非、ご利用下さい。 (メールでのご相談のみになります。ログインしてからご利用下さい。)
沢山のわんちゃんも救っています!ノーベル賞受賞の大村智氏が開発した「イベルメクチン」
2015年のノーベル生理学・医学賞を、北里大学特別栄誉教授である大村智さんら3人が受賞したことは、皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか? 受賞の理由は「寄生虫によって引き起こされる感染症の治療の開発」で、特にイベルメクチンという薬を開発したことが評価されています。 「イベルメクチン」と聞いて、もしかするとわんちゃんの飼い主の皆さんの中にはピンとくる方もいるかもしれません! そう!犬のフィラリア薬の成分でイベルメクチンが使われているものがありますね!! というわけで、今回はペットのお薬としても使われているイベルメクチンと今回ノーベル賞を受賞された大村智さんに焦点を当ててお話ししたいと思います。 そもそも「イベルメクチン」とはどんなお薬なのか? イベルメクチンは、アフリカや東南アジアなどで患者が多い、寄生虫によって引き起こされる感染症の治療に使われる薬です。その感染症とは、具体的にはオンコセルカ症とリンパ系フィラリア症です。 オンコセルカ症とは、回虫の回旋糸状虫による感染症です。回旋糸状虫に感染したブユに刺されることで発症します。 症状としては、かゆみ、発疹、視覚障害、最悪の場合は失明につながります。ほとんどの患者がアフリカで発生している病気です。 また、リンパ系フィラリア症とは、蚊に刺されることで蠕虫であるフィラリアの寄生を受けると、リンパ浮腫が生じる病気です。 足が大きく腫れる象皮病等を引き起こします。2013年の発表によれば、2500万人以上の男性に生殖器疾患を起こし、1500万人以上の人にリンパ浮腫を起こしているということです。 多くの患者は東南アジアで発生しています。 1970年代半ばに静岡県伊東市川奈の土から採取した微生物から発見された成分を元に作られたのがイベルメクチンという薬です。 最初は家畜等の寄生虫駆除薬として発売され、その後人間の病気にも効果があることが発見され、人間用の薬としても広く普及しました。 また、このお薬は副作用が少なく安全性が高いということで、途上国での治療にも積極的に使われ、年間約2億人の人々がこの薬の恩恵を受けていると言われています。 ノーベル賞受賞の大村智氏とはどんな方? 大村智さんは、1935年生まれの化学者で、微生物の研究を45年以上も続けてきた方です。当初は高校の理科講師をしており、その後研究者に転身したという経歴を持っています。 微生物が作り出す有機化合物についての研究を続け、新しい化合物を450種以上も発見しました。その研究の中で発見された成分を元に開発された薬の一つが、今回注目されている「イベルメクチン」です。 今回のノーベル賞以前にも、大村智さんは、1992年に科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術分野における優れた業績等に対して送られる「紫綬褒章」や、2011年には「瑞宝重光章」、2012年には「文化功労者」にも選ばれています。 犬のフィラリア薬にも使用されている「イベルメクチン」 わんちゃんの飼い主の皆様は、この「イベルメクチン」という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、現在、日本において犬のフィラリアの薬で最も使用されているのが、このイベルメクチンを成分とした薬ということです。錠剤タイプや犬が好むような味付けをしたチュアブルタイプの薬等が発売されています。 イベルメクチンは、既に世界中の多くの人、家畜やペット等を救ってきましたが、これからも末永く役立っていく薬だと思います。 そのような薬の開発に日本人が関わったということ、同じ日本人として誇りに感じますね! 改めて、ノベール賞受賞、本当におめでとうございます! 【その他の記事】 ※ペットくすりでは「イベルメクチン」が成分に含まれるフィラリア薬等、色々なペットのお薬を取り揃えています↓ 写真;http://www.flickr.com/photos/48094458@N00/6379125909 http://www.flickr.com/photos/60256070@N05/6289337752 参照;http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/100600123/?bpnet http://www.huffingtonpost.jp/science-portal/nobel-medicine-prize-_b_8250566.html http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2013/03191445.html
フィラリア・ノミダニの薬で皮膚につけるタイプの上手な使い方
お薬ラボでは今までもフィラリアやノミダニのお薬のお話を色々してきましたが、フィラリアやノミダニのお薬の種類には注射・チュアブルタイプ・錠剤・スポットオンタイプ(皮膚につけるもの)等色々あります。今回はスポットオンタイプのお薬に焦点を当ててお話ししたいと思います。 お薬は苦手で、チュアブルタイプもアレルギーがあるのであげられない…かといって注射はかわいそう!!そんなわんちゃん・猫ちゃんの場合にはスポットオンタイプのお薬を試してみるのも有効です。スポットオンタイプのお薬は、皮脂腺に薬が染み込んで、そこから皮脂と一緒に分泌されたお薬が予防効果を発揮するというものです。 皮膚につけるスポットオンタイプのお薬のメリットとデメリットを知った上で自分のペットにあったお薬投与の方法を選びたいですね! 皮膚につけるスポットオンタイプのメリット・デメリット まず、お薬を飲ませるのではなく、毛をかき分けて背中などに垂らすだけなので、とても手軽な点は魅力ですね。 また、お薬が苦手でなかなか飲んでくれないペットや、お薬を飲んだと思っていてもよく見たら吐き出していたりという心配もありません。その他、アレルギーがあり食べるタイプのお薬を上げられないペットにとってはスポットオンタイプはとても便利です。 反対にデメリットとなるのは、お薬をなめてしまうリスクやシャンプー時期の調整が必要な点、皮膚が弱い子では薬負けしてしまう可能性がある点でしょう。 特にペットを複数飼っている場合や小さいお子さんがいるご家庭で起こり得るのは、お薬を舐めてしまうケースです。 スポットオンのお薬は基本的にわんちゃんやねこちゃんなどお薬を使う本人が舐められない位置に垂らすかたちとなります。ただ、もし万が一本人が舐めてしまえる場合には次回の滴下部位を別の位置にずらすなどの工夫が必要です。 わんちゃんやネコちゃん、あるいは小さなお子さんが誤ってを舐めてしまった場合、気持ち悪そうにしたり、吐いてしまうなどの副作用が起こる場合があります。 基本的にはお薬を誤って舐めてしまうことにより、重大な副作用が起こることはないとされていますが、具合が悪そうにしている様子を見るのは辛いですし、できることなら未然に防ぎたいですよね。 皮膚につけるスポットオンタイプの薬を上手に使うには!? 基本的にスポットのお薬はすぐ乾く性質で、動物たちの好まない匂いになっています。 ですが、どうしても心配な場合や過去に舐めてしまった経験がある場合には、お薬が乾くまで別々のお部屋に離して舐めさせないようにしたほうが良いでしょう。 これは小さいお子さんがいるご家庭でも同じことが言えます。 隔離しておくことが難しい場合にはお薬が皮膚に浸透してから毛の表面だけ拭き取る、滴下部分がお洋服やバンダナで隠れるようにする、なんていうのも手です。この時注意したいのはお薬を垂らす位置がお洋服の生地やバンダナなどの小物で擦れてしまわないようにするということです。 安全性がきちんと確認されているお薬であっても、お薬を垂らしたところが擦れた刺激で赤くなってしまったり、皮膚に炎症を起こしやすくなります。 病院でお薬をつけてもらい、お散歩をしながら帰る、という子の場合には首輪やハーネスがちょうど擦れる位置になりやすいので「今日はお散歩しながら帰るから、首輪が当たらない位置にお薬つけて欲しいです」など一言獣医さんや看護士さんに伝えておけば、より注意してお薬をつけてくれると思います。 またシャンプーについてはお薬を滴下する前ではなく、滴下してから1週間ほどしてから実施するのが効果的です。 このタイプのお薬は皮脂腺からの分泌を利用して全身に広がります。そのためシャンプーをして皮脂が大幅に減った後では、お薬が広がりにくく、効果を発揮しづらくなってしまいます。 また、シャンプーをした直後だと、万が一具合が悪くなってしまった時、シャンプーによる体調不良なのか、お薬による体調不良なのかの判断がつきにくくなってしまうというのも問題です。 さらに、お薬を滴下したすぐ後にシャンプーをするのも、せっかくつけたお薬が洗い流されてしまう恐れがあるので避けるべきです。 基本的には数日間を開ければシャンプーしても効果は落ちないと説明されていますが、お薬の使用とシャンプーの実施間隔をあけられない事情がない限り、1週間以上間を空けたほうがいいんじゃないかなと思います。 動物にとってはお薬をつけられることやシャンプーしてもらうこと自体が、実はすごく緊張したりストレスになることなので、トリミング後に必ずお腹を壊しちゃうなんてケースも少なくないんです。 お薬を使った後くらいから、具合が悪そうにしている!というような場合には、どんなお薬を、いつ、どんな風に使ったのかで、最初に始める治療の手段も変わってきます。 これはフィラリア予防だけに限ったことではありませんが、いつもと違うことを立て続けに行うと、体調を崩した時に、何が原因だったのか予測したり、調べるのが難しくなってしまうので、トリミングや予防治療の予定を立てる際には過密スケジュールで体に負担をかけてしまうことのないよう、しっかりと考えてプラン立てすることが重要です。 お薬のメリット・デメリットをきちんと理解して、適切なお薬選び&対応をしてあげたいですね! ▼おすすめスポットオンのお薬 レボリューション フィプロフォート プラス フィラリア予防と ノミダニ駆除が 同時にできる優れもの! 特に猫飼いさんに大人気! フロントラインプラスの ジェネリック。 ペットくすりノミダニ駆除薬 人気NO.1のお薬。 ※ペットくすりでは色々なフィラリア薬をはじめ、様々はペットのお薬を取り揃えています↓ 【その他の記事】 画像 ;http://www.flickr.com/photos/65304769@N05/15636129503 http://www.flickr.com/photos/51035611977@N01/9079179
飼い主さんのケアで快適に!ペットの耳のお薬まとめました!
ペットの病気、怪我は体の様々な部分に起きますが、耳のトラブルも少なくありません。アレルギー、細菌による炎症や、耳ダニなど、犬も猫も気をつけなければいけない大事な部分です。治療薬や、薬用の普段のケア商品について特徴をまとめましたので、参考になさって治療、ケアをしてあげてくださいね。 ●犬猫、両方にお使いいただける、液体タイプの耳ダニ治療の点耳薬です。●抗真菌/抗寄生虫/抗菌効果があり、耳道内の洗浄、ダニを殺傷します。●耳にできた傷からの感染を防いだり、痒みを和らげ、清潔を保ちます。 ●犬猫、両方にお使いいただける液状タイプの点耳薬です。●非特異的な外耳炎の治療のために使用される、副腎皮質ステロイド(コルチコステロイド)です。●犬猫の耳の洗浄や乾燥対策、抗炎症薬としての効果もあります。 ●犬や猫の抗菌、抗真菌、抗炎症剤です。●犬の外耳炎やアレルギー性皮膚炎、猫のミミヒゼンダニ駆除や中耳炎に使用されます。●犬や猫のM.Canisによって引き起こされる皮膚真菌症、細菌性皮膚炎、非特異性皮膚炎にも効果があります。 ●犬猫の耳や皮膚の感染症による炎症を抑えます。 ●ミミヒゼンダニが原因の外耳炎にも効果があります。 ●海外では非常に定評があり、治療薬としても、日頃の耳のケア用品の中でも人気です。 ●ペット用に開発されたロングサイズ、安全で丈夫です。●軟膏を塗る際や、耳掃除など、ペットのケアに最適な便利グッズです。 原因はわからないが、耳を頻繁に掻き毟ってしまうという子も多いようです。痒みや不快を少しでも取り除く為にも、日頃から自宅でできる洗浄などのケアは、飼い主さんで行えるといいですね。 原因がハッキリわかった場合は、お薬をストックしておくと安心ですね。耳垢や汚れは、そこから細菌が発生し、悪化することもあるので、早めに、こまめにケアしてあげましょう。 ペットくすりでは、上記の他にも様々な耳のお薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by http://www.flickr.com/photos/65447217
意外に多いペットの目の病気!お薬の特徴まとめ!
ペットの病気、怪我はいろいろなところに起きますが、意外と多いのが目のトラブルです。加齢で起こる白内障からアレルギー、細菌による炎症など犬も猫も気をつけなければいけない大事な部分です。目薬や軟膏、普段のケア商品について特徴をまとめましたので、参考になさって治療、ケアをしてあげてくださいね。 ●眼球の水溶液に直接入り込み、強力な酸化防止剤として働き、 白内障を改善・進行を遅らせます。●アメリカで特許承認され、欧米各国で一般用医薬品目薬として認められています。●犬猫両方にお使いいただけ、眼球の濁りが落ちていたとの使用レビューが多い目薬です! ●眼圧下降作用を持つ緑内障治療用目薬です。●炭酸脱水酵素を阻害して房水生産を抑えることにより眼圧をコントロールします。●犬猫両方にお使いいただけます。 ●犬の慢性乾燥性角結膜炎や慢性血管性角膜炎など、細菌による眼のトラブルを治療する犬用眼軟膏です。●オプティミューンのジェネリックなので、有効成分・効果は同様ですが、安価でお求めいただけます!●細菌・真菌以外にもホコリやアレルギーなどでの眼のトラブルにも有効です。 ●ドライアイと結膜炎の点眼薬です。●免疫調節物質で抗炎症効果があります。●レスタシスのジェネリックなので、有効成分・効果は同様ですが、安価でお求めいただけます! ●涙やけしてしまった犬の目の周り・皮膚を綺麗にします。●低刺激で安全、犬種、年齢を問わず、仔犬にもお使いいただけます。●塗布後の効果が早く、長持ちします。 白内障や緑内障といった病気以外にも、細菌やアレルギー、ドライアイなどがペットの眼のトラブルを引き起こします。頻繁に眼を掻いたり、目ヤニや涙が多い場合は、すぐに受診しましょう。 眼が弱い子や原因がハッキリわかった場合は、病院へ行けない時など用に、お薬をストックしておくと安心ですね。涙やけや目ヤニは放置しておくと、そこから細菌が発生し、悪化することもあるので、早めにケアしてあげましょう。 ペットくすりでは、上記の他にも様々な目のお薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by http://www.flickr.com/photos/59105317@N00/129741129
イイコトたくさん。ペットの【ジェネリック】医薬品。
ペットくすりでもお取り扱いしているジェネリック医薬品。今回は、ジェネリック医薬品について、獣医師の先生からお話を伺い、まとめてみました。 ジェネリック医薬品を知ろう 【ジェネリック医薬品】とは、【後発医薬品】【ゾロ薬】などとも言われます。初めに開発された新薬には、特許期間がありますが、その特許期間を過ぎると、同じ成分の薬を別のメーカーで作って売っても良いということになります。それが、ジェネリック医薬品です。新薬よりも、ずっと安い値段で提供されますが、有効成分は同じです。 ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を同じ量使って作られています。違うことがあるのは、お薬の形状、色、味、添加物など。別の会社が特許を持っていて使えなかったり、飲みにくいお薬を飲みやすくしたり、安定性を良くするためにあえて買えることもあります。どの場合も、お薬の効き目や安全性に影響市内範囲と定められています。 アメリカやイギリスなどの欧米諸国では、使用されている医薬品の、実に6割以上がジェネリック医薬品となり、ジェネリック薬は、一般家庭に浸透しています。 イイコトたくさんのジェネリック医薬品 治療の内容によっては、治療費は患者様(動物の場合、飼い主様)の大きな負担となり得ます。そんな時に、ジェネリック医薬品を上手に使えると良いですね。また、ジェネリック医薬品は、患者様(動物の場合は投薬されるペット)が、飲みやすいように、大きくて飲みづらい錠剤を小さくしたり、コーティングなどで苦味を少なくしたりされています。 獣医師も利用しているジェネリック医薬品 ジェネリック医薬品は、効果や効能、副作用は、新薬とほぼ同じです。ただし、100%同じとは言い切れません。有効成分は同じなのですが、製造過程が必ずしも同じとは言えないためです。そのために、ジェネリック医薬品は、絶対に信用しないという獣医師も、中にはいます。そういう獣医師は、飼い主様から頼んでも、なかなかジェネリック医薬品を使おうとはしないでしょう。ほとんどの獣医師は、経験的に使えるジェネリック医薬品と疑問が残るジェネリック医薬品を区別して、上手く利用しています。あくまでも、獣医師の経験則に従って、処方するかしないかが決められているのが、ジェネリック医薬品の現状です。 ジェネリック医薬品の使用について 人間用医薬品を含め、今までにジェネリック医薬品による大きな薬害は報告されていません。それに鑑みて、ジェネリック医薬品を使うか、新薬を使うかは、飼い主様自身が、獣医師と相談して判断する必要があります。 例えば、新薬のフロントラインプラスと、フロントラインプラスの新薬のマイフリガード。フロントラインプラスの方が、ずっと高額なのですが、それでもマイフリガードの効果に確証が持てないとして、フロントラインプラスしか置いていない動物病院もあります。反対に飼い主様に安価で提供できるという理由から、マイフリガードを勧める獣医師もいます。 ジェネリック医薬品の使用は、獣医師でも見解が分かれ難しい問題なのです。 ジェネリック医薬品を上手に利用して、大切なペットの健康を守りたいですね。 ペットくすりで取り扱っている ジェネリック医薬品 フィプロフォートプラス キウォフハート フロントラインプラスのジェネリック医薬品。マダニも48時間で駆除。スポットオンタイプ。 ハートガードプラスのジェネリック医薬品。タブレットタイプで投薬しやすい。 ペットくすりでは、上記の他にも様々なフィラリア予防薬、ノミダニ駆除薬、体内寄生虫駆除薬を取り扱っております。 参考画像 www.flickr.com/photos/37966554@N08/4057216618www.flickr.com/photos/27986778@N05/18002004149