異物を誤飲してしまったら?

By | 2014年7月14日
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犬・猫の誤飲とは

ワンちゃんネコちゃんが摂取してはいけない物は、多数あります。
例えば、ネギ類、チョコレート、タバコ、殺鼠剤、殺虫剤、除草剤、車の不凍液、
人間用の風邪薬(アセトアミノフェン)
などです。

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これらのような物をペットが、誤って摂取してしまった場合、どうすれば良いか?
出来れば、大至急、動物病院に連れて行くのが一番です。
ですが、どうしてもその時間にすぐに診てくれる病院が見つからない場合、応急的な処置法をご紹介したいと思います。

 

<応急処置>
まず、毒物を摂取してしまった場合は、早急に吐かせる事が肝心です。
動物病院では「食塩を大量に摂取させた上で、水を飲ませる」「‘トラネキサム酸’という薬剤を大量に静脈注射する」「オキシドール(過酸化水素水)を飲ませる」などの方法をとります。

トラネキサム酸は、美白効果のある化粧品などにも含まれている物質ですが、さすがにこれを使うわけにはいきません。
一般家庭で選択できる方法としては、食塩かオキシドールになるでしょう。

●食塩は、小型犬では大さじ1杯程度、大型犬では6~7杯程度を、口を大きく開いて舌の奥の方に置き、飲ませます。そうすると、喉が渇いて、大量の水を飲み、嘔吐します。
ただし、確実に吐いてくれるとは限らない上、この方法は腎臓に負担をかけます。腎臓に持病のあるコには使えません。

●オキシドールの場合、体重10㎏前後のコなら、だいたい10~12ml程度を飲ませます。オキシドールですが、これは薬局やドラックストアで簡単に手に入ります。
オキシドールは胃に達すると、胃液と反応して泡立ちますから、それが刺激になって、嘔吐します。前述の量を飲ませて10分程度様子を見ても、まだ嘔吐しない場合は、同じ量をもう1度飲ませる事が出来ます。この方法は、食塩を使う方法より、腎臓に負担をかけません。ただし、胃が荒れるので、しばらくはムカツキが残り、再度、嘔吐するかもしれません。

 
上記の方法で、嘔吐できたとしても、やはり動物病院には受診する事をオススメします。

 

 

photo by  https://www.flickr.com/photos/mmoosa/3153777171/

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