犬は感情によってしっぽを振る方向が違う!?

By | 2015年9月15日
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犬がしっぽを振る=すべて好意だと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、犬がしっぽを右に振るのと左に振るのとではその意味が違い、大きく右に振るのは嬉しいとき、左に振るのは不安や恐怖を感じているときであると、アメリカの科学誌「カレント・バイオロジー」で発表されました。
特にわんちゃんの飼い主の皆さんにとっては、興味深い内容なのではないかと思います。

ということで、本日はこの犬のしっぽの振り方についてお話ししていきたいと思います。

 

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研究の内容

実験は、イタリア、トリエステ大学のジョルジョ・バッロールティガラ氏率いる研究チームが発表したもので、雄犬15匹と雌犬15匹の雑種で1歳~6歳までのわんちゃんでいずれも飼い犬での調査をしています。
わんちゃん達は一匹一匹囲いの中に入り正面以外は視界の邪魔になるものがない状態で実験をし、その状態で正面に飼い主さんや見知らぬ人が現れた場合どのように反応するかを調査しています。
正面に飼い主さんを確認すると、犬はしっぽを右側(犬にとっての右側)に大きく振ったということです。
全く知らない人を見た場合でも右側寄りにしっぽをふるものの、その大きさは飼い主さんを見た場合と比べると少なかったそうです。
また、猫を見た場合はしっぽの振りはかなり小さく、しかしどちらかというと右側に振る結果となりました。
しかし反対に、何も正面に見えていない状態と、見知らぬ犬が見えた場合は、しっぽを大きく左に振ったということです。

また、今回の実験で、左右どちらに振るかだけでなく、見えるものによって振り方の強さまで変わったという結果もとても面白いと思います。

 

このしっぽの振り方の違いは右脳と左脳によるもの!?

人間の脳では右脳、左脳による役割の違いがあることはよく知られていることと思います。
ちなみに、人間の脳では右脳は危険を察知し回避の行動に関係があり、左脳はポジティブな感情で接近する行動に関係することがわかっています。また、対になっている器官、例えば耳は、左耳で聞いた情報は右脳に作用しやすく、右耳で聞いた情報は左脳に作用しやすいということも確認されています。
このような仕組みが犬のしっぽでも同じように働き、飼い主を発見するなど嬉しいときは尻尾を右に(これは左脳の働きによる)、不安や危険だと感じる場合はしっぽを左に(これは右脳の働きによる)振っていると考えられています。

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このように、犬のしっぽの振り方に左右での違いがあり、しかもいくつかバリエーションもあり、感情を表現しているというのは興味深い話ですね
特にわんちゃんを飼っている方は、さっそく自分のわんちゃんがどっちにしっぽを振るか確認したくなったのではないでしょうか?

 

 

 

 

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 参照;http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982207009499
   http://geekologie.com/2013/11/direction-of-tail-wag-means-different-th.php

写真;http://mrg.bz/ODLAVU
   http://www.flickr.com/photos/28481088@N00/527440976

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About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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