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気を付けたい!犬によくある歯のトラブル5つ!

体の病気にかからないこともそうですが、元気に長生きするためには人間でも犬でも歯の健康は欠かせません。しかし、85%のわんちゃんが何らかの歯のトラブルを抱えているというデータもあり、意外と歯のトラブルを抱えているわんちゃんは多いことが分かります。 そこで、今日は犬によくある歯のトラブル5つを上げ、犬の歯の健康について考えてみたいと思います!       1乳歯遺残 乳歯遺残とは、乳歯から永久歯への生え変わりの時期をすぎても、乳歯が生え変わらず口の中に残り、永久歯が変な場所に生えてしまったりすることを言います。通常は、わんちゃんが4~6か月辺りで乳歯が生え変わりはじめ、7~8か月辺りには永久歯になります。もし、この時期に同じ場所に2つの歯がはえる等、異常を発見した場合は、獣医師に診てもらうようにしてください。また、永久歯が生えそろう時期には、一度動物病院で歯並びをチェックしてもらうのもお勧めです。   2歯周病 わんちゃんに一番多い歯のトラブルが歯周病といわれています。わんちゃんの口の中はアルカリ性のため、歯石が口の中で石灰化しやすく、歯石がたまりやすいために歯周病になりやすいのです。歯周病を放置しておくと、歯肉は化膿し激しい痛みを伴うようになり、さらに悪化すると、周囲の歯を溶かしたり、歯周病菌が体の中を移動し内臓の病気をもたらす可能性もあります。一旦、歯石ができてしまうと、歯磨きなどでは取れず、病院で全身麻酔をして歯石を取ってもらうことが必要となります。 また、当ブログでも、歯周病について書いた記事がありますので、そちらもどうぞ↓ 〇ペットの歯周病の恐ろしさ 〇ペットの歯磨き   3歯並びの悪さ 犬にもやはり、歯並びが悪く、かみ合わせの悪い犬がみられます。飼い主さんからは、噛むときに不自然な、ぎこちない動きをしていないかどうかでの判断となるでしょう。もし、不自然な噛み方等をしていると感じたときは、歯の矯正や問題のある歯を抜いたり等、症状によって治療もできますので一度動物病院にかかられることをお勧めします。   4破折、咬耗 歯が折れてしまうことを「破折」、また歯がすり減ることを「咬耗」と呼びます。何か固いものを噛んだり、おもちゃを長時間噛みすぎたり、時には喧嘩などでも破折・咬耗が起こりえます。損傷したことで痛みがでたり、細菌に感染してほかの病気に発展する可能性もありますので、破折・咬耗を発見したらきちんと治療しましょう。   5歯根膿瘍 歯根膿瘍とは、歯のヒビや歯の破損などにより、そこから菌が入り込み歯根部で炎症を引き起こし、膿がたまってしまう状態のことです。また、虫歯や歯周病も歯槽膿瘍の原因と成り得ます。飼い主さんは、食べ物を落としたり、食べるのを拒否しだしたりする等食べるときの変化で異変に気付くことがあります。また、進行するとだんだん顔が腫れてくるため、それで異変に気付く方もいます。これが悪化すると、歯槽膿漏・歯槽骨隨炎等も引き起こします。治療としては、症状の程度にもよりますが、たまっている膿を取り除くか、歯根部へのダメージが大きい場合には歯を抜くことになります。また、抗生物質や痛みどめ等の投薬も必要となるでしょう。 人間でも、歯は健康のバロメーターと言われますが、犬でもそれは同じです!特にわんちゃんに多い歯周病は、日ごろからのお手入れが肝心です。中々歯磨きや口の周りを触らせてくれないわんちゃんも多いこととは思いますが、少しづつ歯磨き等にも慣れさせていきたいものです。どうしても歯磨きができない場合は、飲み水に入れるだけでお手入れができたり、歯磨き効果のあるおもちゃ等も細菌では見かけますので、色々合うものを試してみてください!       ペットくすりでは歯磨きやマウスウォッシュ等、デンタルケア用品も扱っています↓   参照;http://www.animalplanet.com/pets/healthy-pets/5-common-dog-tooth-problems/ 画像;http://www.flickr.com/photos/51867225@N08/5221532381            http://www.flickr.com/photos/70253321@N00/2348881507

愛犬・愛猫の災害対策はできていますか?

東日本大震災をはじめ、地震や洪水等、災害で避難をされた経験がある方も多いと思います。そして、多くの方が、そういった万が一の事態に備え、避難グッズを準備されたり避難所の確認をしたりと災害時の対策を立てられたのではないでしょうか? そこで、今回は犬や猫の災害対策に焦点を当て、お話していきたいと思います。     災害時におけるペットの救護対策ガイドラインとは? まず初めに、環境省が「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」というのを、東日本大震災の教訓を元に作成しているのをご存知でしょうか? ガイドラインによると、東日本大震災では住民は緊急避難を余儀なくされ、ペットが飼い主とはぐれてしまい、ペットが放浪状態となってしまったケースが多く発生したということです。また、飼い主と ペットが一緒に避難できても、 避難所では動物が苦手な方や、中には動物アレ ルギーの方もいたりして、一緒に避難した ペットの取扱いに苦労する場面もあったそうです。この教訓を元に、各自治体が対策を取っていけるように、環境省がガイドラインを発行したということです。 つまり、地域の特徴や起こりやすい災害等も場所により違うことから、実際のペットの災害時の対策については、各自治体が決めているということなのです。   災害の際は、同行避難を!! 環境省のガイドラインにも書いてあることですが、ペットは基本的に同行避難をしましょう! 同行避難とは、災害が発生した時、ペットと飼い主の方が一緒に安全に避難所まで非難することを言います。しかし、これは必ずしも避難所で人とペットが同じ空間で過ごせるということではありません。やはり、それぞれの避難所のルールがありますので、その避難所のルールに従うこととなります。また、事前に近くの避難所を確認し、ペットの対応について事前に情報を仕入れておくことも大切でしょう。災害時のペットの対応については、各自治体や最寄りの動物管理センター等でされていることが多いですので、一度確認されてみることをお勧めいたします。   犬や猫の飼い主さんが準備しておくべきこと ・ひごろからのしつけ   ・・・特にわんちゃんの場合は「待て」や「おいで」等飼い主さんがコントロールできるようにしていると混乱が起きにくく良いでしょう。 ・愛犬・愛猫の居場所の安全確保   ・・・わんちゃん・ねこちゃんがいつもいる場所辺りの安全確認。わんちゃんのハウスの周り等に落ちてきて危ないもの等ないか確認を ・ワクチン接種や薬の準備   ・・・避難所ではほかのペットとも一緒になる可能性がありますので、感染症等かからないように、日ごろから管理しておきましょう。また、日ごろ飲んでいるお薬も用意しておきましょう。 ・迷子札やマイクロチップの装着   ・・・万が一ペットとはぐれてしまった場合に、見つけ出す手がかりになります。 ・避難場所や最寄りのペットの災害時の対応の確認   ・・・事前の情報収集があれば、万が一の時も落ち着いて行動できます ・ペットの避難グッズを用意しておく   ・・・食事と水(最低でも3日分)、食器、常備薬、首輪、リード、ケージやキャリー、トイレ用品(砂やシーツ等)、ペットの情報(写真や犬や猫の健康手帳等)などはすぐ持ち出せるように準備をしておきたいですね。     万が一の災害の時に、飼い主さんとわんちゃん・ねこちゃんが両方が安全に避難でき、他の避難者の方々にもなるべく迷惑が掛からないように準備しておきたいですね。また、上記の通り、現在の避難時のペットの対応については、環境省のガイドラインはありますが、詳細については各地の自治体等で対応は様々です。 まずは、各自お住まいの地域での対応を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?       ペットくすりでは様々なお薬を取り扱っています↓    画像;http://www.flickr.com/photos/49946687@N05/5517563233              http://www.flickr.com/photos/15579777@N05/3323085518   参照;https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdfhttp://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/bousai/doukou-hinan.htmlhttp://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1356772474704.html

新発見‼︎犬と飼い主の関係はヒトの母子の関係に似ている⁉︎

わんちゃんを我が子のように大切にされている飼い主さんにも多いのではないでしょうか⁉︎ そんな飼い主さんには納得の内容かもしれません。 実は、麻布大などの最近の研究でヒトの母子の関係を深める仕組みと、犬と飼い主の関係を深める仕組みに同じホルモンが関係していることが発見されました。 人と犬は古くから共に過ごしてきた良いパートナーである事はよく知られていましたが、それに関する科学的な研究はほとんどされてこなかったのだそうです!犬はこんなにも身近な存在なのに不思議なものですね。 というわけで今日のお題はコレです。     母子の絆を深める仕組み まずは、ヒトの母子の関係を深める仕組みを簡単に説明します。 多くの方が耳にした事があるかもしれませんが、『オキシトシン』というホルモンが母子の関係を深める上で重要な役割を果たしています。 母親は分娩の時にこのオキシトシンが大量に分泌される事で陣痛が促進され赤ちゃんが産まれると共に、このホルモンによってお母さんと赤ちゃんは強い絆で結ばれます。 また、母乳をあげたり沢山スキンシップをとる事でもオキシトシンが母子共に分泌され、愛情はより深いものになっていくと言われています。 もちろん、女性だけでなく男性でもスキンシップによりオキシトシンが増えることが確認されています。   犬と飼い主の絆を深める仕組み 犬と飼い主の間にも同じくこのオキシトシンが分泌されている事が確認されました。 30組の犬と飼い主のペアで調査し、飼い主と犬がよく見つめ合うグループとそうでないグループでオキシトシンの変化を調べたところ、飼い主と犬が良く見つめ合うグループの方では飼い主も犬もオキシトシンが増えたということです!!つまり、見つめあいにより、犬と飼い主の愛情が深まり関係を深めているということが分かりました。 また、犬と共通の祖先種をもつオオカミでも調査したようですが、人間と幼少期から一緒に過ごし密接な関係を築いているオオカミでさえ、犬と飼い主のように視線によるオキシトシンの増加は無かったのだそうです。     オキシトシンは愛情ホルモンとも言われるくらい、人間同士の関係を深める事においてとても大切なホルモンであることが知られています。 犬と見つめあうことでオキシトシンが犬にも飼い主にも分泌されて、お互い幸せになれ、絆が深まるというのは、わんちゃんの飼い主の皆さんにとっては朗報ですね!       ペットくすりでは、ワンちゃんネコちゃんの色々なお薬を取り扱っています。今すぐサイトをチェック⇩   参考画像; http://www.flickr.com/photos/15164743@N05/4118279280                   http://www.flickr.com/photos/127797289@N06/15307496767 参照;http://first.lifesciencedb.jp/archives/10063   http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG16H94_W5A410C1CR8000/

【お悩み解決】お薬が苦手なペットに投与するには?

お薬の苦手なペットは多いかと思います。でも命に関わるような場合、どうしても飲ませたいですよね。少しの工夫や獣医さんおススメの方法をご紹介します! 経口薬が苦手なペットはたくさんいます。特に錠剤をそのまま与えられるペットは少ないです。なぜならば薬の種類によっては固かったり、大きかったり、苦みが強いものがあるからです。今まで大丈夫でも苦みがあるものなどを一度食べてしまうと薬を嫌がるペットも多いです。投薬をしなければ一番いいですが、病気によっては投薬(経口薬)が必要になってしまいます。そういったペット達に投薬をしなければいけない飼い主さんにとって、投薬しなければいけないのが一番のストレスだと思いますし、ペットもどんどんストレスがたまっていきます。 ワンちゃんを例にあげれば、毎月予防しなければいけない物としてフィラリア薬があります。錠剤が苦手なワンちゃんもいると思いますが、今のフィラリア薬は色々な投与方法が確立しており、おやつ感覚であげれるお肉タイプ、ノミダニの予防薬のように皮膚にたらすタイプ、または注射タイプもありますのでもし錠剤でお困りのようなら違うタイプに変えてみるのもよいでしょう。 錠剤のままあげるのは難しいことが多いです。そのような仔であれば、すり鉢などを使い粉状にしてみたり、大きい錠剤であれば細かくきり、フード(缶詰などの臭いが強くごまかせるもの)に混ぜたりしてみてはどうでしょうか?食欲旺盛な仔であれば効果的だとおもいます。 ペットショップ、動物病院などに錠剤を粉砕する専用の機械や、錠剤用のはさみなどもあるので相談してみると良いでしょう。また動物病院によっては粉にしてくれるところもありますので聞いてみたらいいでしょう。 しかし薬をあげないといけない仔の多数は食欲のない仔が多いです。そのような仔であれば、粉状の薬を水、もしくは液状のご飯に混ぜてスポイトなどで少しずつ与えていくのも一つの方法です。薬の種類によっては粉や分割できない、水に溶けない薬もあるため気をつけてください。 また、錠剤をそのまま丸めて投与できるオヤツみたいなもの(人間の赤ちゃん用の投薬用のゼリーみたいなもの、粘土のように錠剤をくるんで隠せるようにしたものなど)もあるので、担当の先生にまず出されている薬が錠剤しか出すことが難しいか、分割、粉砕可能かを相談してみるといいでしょう。与える手段として上記のようなオヤツみたいなものと一緒に与えていいか確認してください。 すぐに実践できることばかりなので、経口薬に投与に悩んでいる方は、是非試してみてください。   ▼ペットくすりでは、様々なお薬を取り扱っております。▼ photo by  http://www.flickr.com/photos/7780925@N04/7687092566   http://www.flickr.com/photos/45665234@N00/4217497685

熱中症に気を付けて!!犬や猫も対策が必要です。

最近は気温も高くなり熱中症が心配な時期に入ってきました。 人間と同じように犬や猫も熱中症になりますので、皆様のペットも十分な対策が必要です。 そこで、今日は犬や猫の熱中症についてお話したいと思います。       犬や猫も熱中症にかかる!? 犬や猫も人間と同じように熱中症にかかります。 人間の熱中症対策はニュース等でも取り上げられ認知が広まってきたように思いますが、意外とペットの熱中症対策は忘れがちですので飼い主の皆さんは十分注意をしてあげてください。 犬や猫は人間と違い、全身で汗をかいて体温調節をすることができないため、熱中症には特に注意が必要です。 屋外や部屋の中でも熱中症は起こりますが、夏場の車内での熱中症が一番多い事例です。ペットを後部座席や荷台に乗せると、クーラーをつけていても意外と熱がこもっていたり、短時間だけと飼い主さんがペットを車に残してしまうとあっという間に気温が高くなることがありますので注意が必要です。     熱中症にかかりやすい犬・猫の特徴 熱中症はすべての犬・猫に起こり得る症状ですが、その中でも熱中症にかかりやすい犬・猫には特徴があります。 下記に当てはまるペットを飼っている皆様は特に注意してあげてください。 ・毛の長い犬種・猫種 ・短い口、つぶれた鼻が特徴の犬・猫 ・体の大きい種類・肥満の犬・猫 ・高齢の犬猫 ・犬猫の赤ちゃん 等     ペットの熱中症の予防策  ・日蔭で風通しのいい場所を確保する ・1日中新鮮な水が途切れないようにする ・散歩は朝や夕方の涼しい時間にし、散歩の際もお水を携帯する ・車に乗せる際には温度に気をつけ、短い時間でも車の中に置き去りにしない ・犬猫用のクールマット等を利用する ・犬は特に暑い日に運動をさせすぎないようにする ・猫は高いところが好きだが、高いところは熱がたまりやすい場所でもあるので特に夏場は行けないように工夫する      皆様の大切なわんちゃん、猫ちゃんのために、十分な熱中症対策をして暑い夏を乗り切りましょう!!また、熱中症が疑われた際は、症状により対応も様々ですのでまず動物病院にご相談ください。         参考記事 http://www.petsadviser.com/pet-health/danger-heat-stroke-pets/ http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+1677&aid=1683 http://www.peteducation.com/article.cfm?c=1+1411&aid=1568 http://www.vets-now.com/pet-owners/dog-care-advice/heatstroke-dogs/     参考画像 http://www.flickr.com/photos/78317199@N00/3011829502 http://www.flickr.com/photos/40180407@N02/5171900371     ペットくすりでは、様々なフィラリア予防薬、ノミダニ駆除薬、体内寄生虫駆除薬を取り扱っております。  

今さら聞けない。動物病院のチェックポイント!

かわいいワンちゃんの健康管理をする上で、何でも気軽に相談できるホームドクターがいれば心強いですね。ワクチン接種や健康診断などを通して、愛犬の性格や体のことを把握してもらっていれば、いざというときの診断にも役に立ちます。 動物病院は、どうやって選び、かかれば良いのでしょうか?実際に利用している、近所の飼い主さんから情報をあつめてみてはいかがでしょうか。実際に利用している人の意見は非常に役に立ちます。 良さそうな病院をピックアップしたら、検診や健康診断をかねて、実際に行ってみましょう。その際に、注射などで痛い思いをすると病院嫌いになるので気をつけましょう。 家から通いやすく、24時間対応してくれるかどうか。 緊急時に対応できるように、家から近く、24時間対応してくれるところがベスト。 24時間対応とうたっていなくても、夜間診療や時間外診療が可能なところも多いので、直接聞いて確認しましょう。 インフォームド・コンセントが行われているどうか。 説明がないのは論外ですが、説明があっても専門用語をならべ立てるだけな病院はやめましょう。わかりやすい言葉で症状や治療方法などを説明してくれ、質問にきちんと答えてくれる獣医師が良いでしょう。   最近は、人間の病院と同じように動物病院でもインフォームド・コンセントが重要視されています。インフォームド・コンセントとは、「じゅうぶんな説明の上での同意」という意味です。良い獣医師なら症状や治療の内容などを飼い主が納得するまでわかりやすく、説明してくれるでしょう。 治療費の明細がわかるか。 料金の高い、安いでは判断できませんが、初診料・各種検査料・麻酔料など。最低限の内訳を示す必要はあります。治療費が高いと感じるのであれば、なぜ高いのかをはっきり聞いてみましょう。 病院内は清潔?問診・触診・聴診をしっかり行っているか。 衛生管理に対する意識が低い病院は問題外です。正しい判断をするためには、過去の病歴やワクチン接種の状況、家での様子などをこまかく聞き、触診や聴診もしっかり行うことが大事です。ほとんど話を聞いてくれなかったり、体を触らないで診断をくだすところはやめましょう。 犬への接し方は?看護士など獣医師以外のスタッフの対応は? 動物への思いやりが感じられるかどうかは、とても大切なことです。診察の様子や言動などから判断しましょう。 看護士は獣医師の医療補助をしたり、入院中の犬の世話をしたりと、獣医師以上に犬と直接かかわることも多いので、犬への接し方や飼い主さんへの対応などもチェックしましょう。動物病院は、ワンちゃんにとってイヤな場所になりがちです。先生やスタッフからごほうびをあげてもらうようにして、子犬のうちから良いイメージをつけておくのも、良い方法ですね。 かわいいワンちゃんが病気にかかってから、あわてて病院を探すよりも、健康なうちに良い病院を見つけておきたいものですね。   参考画像www.flickr.com/photos/115089924@N02/15636300633/www.flickr.com/photos/115089924@N02/15633818714 ◆ペットくすりでは、会員の皆様にご利用していただける【ペットのお悩み相談窓口】がございます。是非、ご利用下さい。(メールでのご相談のみになります。ログインしてからご利用下さい。)

アレルギーのあるペットの「お薬の選び方」教えます!

食べ物などアレルギーがあるワンちゃんも、フィラリア予防やノミダニ駆除はしておかないとですよね。でもお薬によってはお肉味にしてて、アレルギーで飲ませられないかも?など不安や疑問があるかと思います。もちろん獣医さんでアレルギーなどでも可能な薬や投与を教えてもらうのが最善です。アレルギーが明確になってる場合は、お薬も自分で用意できたら助かりますよね。   最近は手軽におやつ感覚であげれるためお肉タイプであるチュアブルが人気ですが、ビーフアレルギーや食べ物のアレルギーあるワンちゃん、猫ちゃんには注意が必要です。 もしかしたらアレルギーを起こす、悪化する可能性があるからです。 薬の成分自体には基本的にアレルギー反応を起こす作用はありませんが、その他の原材料で牛肉であったり、その他、食物アレルギーを持ってるワンちゃん、ネコちゃんの反応物が入っている場合があります。与える前に一度、原材料に反応物がないかを確認しましょう。 フレーバー(風味・香り)がついているタイプの錠剤も微量ですが入っている可能性があるので確認したほうが良いでしょう。量自体は微量しか含まれていないですが、少しの量でもアレルギー反応がでてしまう可能性がないとはいえないので、確認が必要です。 心配な場合は、獣医師に相談するか、他のタイプ(皮膚にたらすタイプ、錠剤、スプレー、首輪、注射)に変更した方が良いでしょう。 病気を予防するために与えた薬が他の病気を助長してしまったり、アレルギー症状を悪化させてしまうこともあうので、予防薬は気をつけて選びましょう。 ノミ、ダニの予防薬、フィラリアの予防薬には、現在様々な投与タイプの物が色々な会社から発売されています。手間のかからない便利なものから、犬の嗜好にあわせた物など様々あるので、飼い主さんがペットに最適な物を選んで負担が最小限で、駆除、予防をしてあげましょう。 ノミ、ダニ駆除薬 皮膚にたらすタイプが主流でしたが、首輪タイプ、シャンプー、スプレータイプ、また体に何かつけるのを嫌がる仔用に内服タイプ(錠剤、チュアブルタイプ)がでてきました。 フィラリア予防薬 昔、錠剤の食べるタイプしかありませんでしたが、今現在では、おやつ感覚であげれるお肉タイプ(チュアブル)、ノミ、ダニ予防薬のような皮膚にたらすスポットタイプ、飲み忘れがないように、また薬嫌いなワンちゃん用に注射タイプ(一回の注射で六ヶ月、十二ヶ月間予防、他のタイプは基本一ヶ月)があります。   食べ物アレルギーがある子には、皮膚に垂らすタイプお薬や注射のお薬を検討したり、 アトピーなどのアレルギーがあったり、皮膚が弱い子は経口薬、チュアブルタイプを検討してみたりと、ペットのタイプにあわせてお薬を選びましょう。 またお薬を与えてアレルギー症状が悪化したり、体調がすぐれない場合はすぐに受診し、服用した薬を獣医に相談するとよいでしょう。     ハートガードプラス(カルドメック) フロントラインプラス 日本と世界に認められてるトップブランド!    チュアブルタイプのフィラリア予防薬です    定番のノミマダニ駆除薬!  スポットオンタイプで簡単に投与可能。   レボリューション ネクスガード フィラリア予防とノミダニ駆除が同時に可能!  スポットオンタイプのお薬です    新登場のノミマダニ駆除薬!    チュアブルタイプのお薬です。       ペットくすりでは、上記の他にも様々なフィラリア予防薬・ノミダニ薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/90716728@N00/12405363135

最愛のペットが亡くなった。そのときあなたは。

いつもこちらのブログでは、ワンちゃんやネコちゃんの病気やお薬、ケアの方法などをとりあげています。今回は、飼い主さんが主人公。家族同様に一緒に暮らしてきたペットが亡くなったとき。避けては通れない、いつの日か来るお別れのことを取り上げてみました。 ペットとの別れはいつかは、やってくる。 家族同様に暮らしてきたワンちゃんやネコちゃんが亡くなるということは、本当に辛く、悲しいことです。  犬や猫の寿命は15年ほどと言われています。そう考えるとほとんどの飼い主さんが最愛の子の最後に立ちあわなくてはいけません。頭の中ではわかっていても、いざそのときがくると、簡単に心の整理がつかないのが現実です。 「ペットロス症候群」とは? 「ペットロス症候群」とは、ペットの死が直接の原因で、精神的に激しく落ち込んでいる状態が続いてしまうことです。ペットの死を乗り越えることは簡単なことではありませんし、落ち込まない人はいません。 しかしながら、日常生活が普通に送れなくなるほどの大きな精神的ショックを受けてしまうこともあります。 飼い主さんに「後悔の気持ち」がわいてしまうのがひとつの原因です。最愛のペットがいなくなってしまった。という寂しさだけでなく、もっとこうしてあげればよかった。もっとああしてあげていれば。などのやるせなかった思いがつのり、自分を責めるような感覚が強くなってしまうのです。それは、愛が深いからこそ起こるものです。  悲しみを乗り越える第一歩は、「感謝」の気持ち。 どのようにしたら、ペットを失った悲しみを乗り越えていくことができるのでしょうか?  そのことは考えないようにして別のことに打ち込む。もしくは、このような思いはしたくないから、二度と動物を飼わないことにする。などいろいろと考えることと思います。しかし、それでは、本当の問題解決にはならないようです。   家族であったペットは、飼い主さんと過ごせてどんな気持ちだったのか考えてみてください。楽しく幸せであったのではないでしょうか。飼っていたペットとのたくさんの楽しい思い出を思い出して、家族になってくれたことに「感謝」してあげてください。そして今はこの世にはいないという事実を受け入れてあげることが悲しみを乗り越える第一歩です。 ペットを愛していたからゆえにおこる感情ですから、悲しい気持ちになるのは当然です。時間をかけてゆっくりと気持ちを落ち着かせていきましょう。「家族になってくれてありがとう」「たくさんの楽しい思い出をありがとう」と心から思えるときが、必ず訪れるでしょう。 ペットロスに陥らないように、日頃からペットに感謝の気持ちをもちながら、接していきたいですね。   参考画像www.flickr.com/photos/51206207@N06/6142246660www.flickr.com/photos/63669472@N00/10390756683    

気をつけて!猫が食べてはいけないものリスト。

これから猫ちゃんを飼う方や、初めて飼ったばかりの方は、猫ちゃんが食べてはいけないものはご存知ですか?猫ちゃん用のフードやおやつは、もちろんOKです。ですが、おねだりされて、ついつい人間の食事をあげてしまっていませんか?全てがNGとは言いませんが、危険な食べ物は必ず把握しておきましょう。   キノコ複数の器官に作用する毒素を含んでいる場合があり、ショック症状、死に至らしめる可能性あり  ジャガイモ、トマトの茎や葉 蓚酸塩を含み、消化器、神経系、泌尿器系に障害を起こす可能性あり タマネギ、ニンニク (生、調理済み、粉状を問わず)硫黄酸化物や二硫化物を含んでおり、赤血球を壊し、貧血を引き起こす可能性あり。猫は犬よりも過敏に反応する。 ブドウ、レーズン未確認の毒素が含まれており、腎臓に障害を与える可能性あり 柿 種が腸閉塞、腸炎を引き起こす可能性あり チョコレート、コーヒー、茶、 その他のカフェイン含有物猫にとって有害なカフェイン、チオブロミン、チオフィリンなどが含まれており、心臓や神経系に異常をきたす可能性あり     生魚 ビタミンB群の一つ、チアミン欠乏症を引き起こし、食欲減退、卒中、重症になると死に至る場合もある。生魚を定期的に与えた場合に、起こりやすい。 アワビ、サザエ、トリガイ貝類の肝臓を食べて日に当たると、貝が摂取した海藻に含まれる葉緑素の分解生成物により重度の皮膚炎を起こす可能性あり イカ、タコ、スルメ イカにはビタミンB1を破壊する酵素、カルボキシナーゼが含まれており、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性あり。酵素は熱に弱いため、過熱すればこの問題はないが、イカ、タコともに消化が悪く、大量に摂取すると消化不良を起こす。特にスルメは、消化管の中で10倍に膨らむので、急性胃拡張等につながる可能性あり  海苔 マグネシウムが多く含まれており、膀胱に結晶ができ、尿道の閉鎖を引き起こす可能性あり 生タマゴアビジンという酵素を含み、ビタミンB群の一つ、ビオチンの吸収を妨げる。これにより、皮膚や皮毛を傷める可能性あり。サルモネラ菌を含む可能性あり パン消化管の中で膨らみ、ガスを発生させる場合があり、痛みが出るほか、胃や腸の破裂につながる可能性あり 塩 大量に摂取した場合、電解質のバランスが崩れる可能性あり 人間用のツナの缶詰猫にとって必要レベルのビタミン、ミネラルが含まれておらず、大量に与えると栄養不良になる可能性あり 残飯 残飯は栄養のバランスが取れていない。与える場合は、全食餌の10%以下とし、肉の脂身、骨は取り除く必要がある    この他にも、有害な食べ物はあります。詳しくはこちら食品の他、観葉植物をはじめとする植物にも、猫にとって有害なものがありますので、むやみに与えたり、室内に観葉植物を置く場合は十分に注意しましょう。   ペットくすりでは、様々なお薬やサプリメントを取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/14466233@N00/6470531529

イイコトたくさん。ペットの【ジェネリック】医薬品。

ペットくすりでもお取り扱いしているジェネリック医薬品。今回は、ジェネリック医薬品について、獣医師の先生からお話を伺い、まとめてみました。 ジェネリック医薬品を知ろう 【ジェネリック医薬品】とは、【後発医薬品】【ゾロ薬】などとも言われます。初めに開発された新薬には、特許期間がありますが、その特許期間を過ぎると、同じ成分の薬を別のメーカーで作って売っても良いということになります。それが、ジェネリック医薬品です。新薬よりも、ずっと安い値段で提供されますが、有効成分は同じです。 ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を同じ量使って作られています。違うことがあるのは、お薬の形状、色、味、添加物など。別の会社が特許を持っていて使えなかったり、飲みにくいお薬を飲みやすくしたり、安定性を良くするためにあえて買えることもあります。どの場合も、お薬の効き目や安全性に影響市内範囲と定められています。 アメリカやイギリスなどの欧米諸国では、使用されている医薬品の、実に6割以上がジェネリック医薬品となり、ジェネリック薬は、一般家庭に浸透しています。 イイコトたくさんのジェネリック医薬品 治療の内容によっては、治療費は患者様(動物の場合、飼い主様)の大きな負担となり得ます。そんな時に、ジェネリック医薬品を上手に使えると良いですね。また、ジェネリック医薬品は、患者様(動物の場合は投薬されるペット)が、飲みやすいように、大きくて飲みづらい錠剤を小さくしたり、コーティングなどで苦味を少なくしたりされています。 獣医師も利用しているジェネリック医薬品 ジェネリック医薬品は、効果や効能、副作用は、新薬とほぼ同じです。ただし、100%同じとは言い切れません。有効成分は同じなのですが、製造過程が必ずしも同じとは言えないためです。そのために、ジェネリック医薬品は、絶対に信用しないという獣医師も、中にはいます。そういう獣医師は、飼い主様から頼んでも、なかなかジェネリック医薬品を使おうとはしないでしょう。ほとんどの獣医師は、経験的に使えるジェネリック医薬品と疑問が残るジェネリック医薬品を区別して、上手く利用しています。あくまでも、獣医師の経験則に従って、処方するかしないかが決められているのが、ジェネリック医薬品の現状です。 ジェネリック医薬品の使用について 人間用医薬品を含め、今までにジェネリック医薬品による大きな薬害は報告されていません。それに鑑みて、ジェネリック医薬品を使うか、新薬を使うかは、飼い主様自身が、獣医師と相談して判断する必要があります。  例えば、新薬のフロントラインプラスと、フロントラインプラスの新薬のマイフリガード。フロントラインプラスの方が、ずっと高額なのですが、それでもマイフリガードの効果に確証が持てないとして、フロントラインプラスしか置いていない動物病院もあります。反対に飼い主様に安価で提供できるという理由から、マイフリガードを勧める獣医師もいます。  ジェネリック医薬品の使用は、獣医師でも見解が分かれ難しい問題なのです。 ジェネリック医薬品を上手に利用して、大切なペットの健康を守りたいですね。 ペットくすりで取り扱っている ジェネリック医薬品 フィプロフォートプラス キウォフハート フロントラインプラスのジェネリック医薬品。マダニも48時間で駆除。スポットオンタイプ。  ハートガードプラスのジェネリック医薬品。タブレットタイプで投薬しやすい。   ペットくすりでは、上記の他にも様々なフィラリア予防薬、ノミダニ駆除薬、体内寄生虫駆除薬を取り扱っております。 参考画像 www.flickr.com/photos/37966554@N08/4057216618www.flickr.com/photos/27986778@N05/18002004149