近年、獣医学の進歩やペットフードの質の向上などで、犬の寿命は急激に伸びています。15歳を超える犬もめずらしくなくなってきています。
犬の寿命が延びている一方で、「高齢犬特有の病気」も目立つようになってきました。今回は、高齢犬がかかりやすい病気をまとめてみました。
犬の寿命が延びている一方で、「高齢犬特有の病気」も目立つようになってきました。今回は、高齢犬がかかりやすい病気をまとめてみました。

僧帽弁閉鎖不全
小型の高齢犬の死因のトップを占める心臓病です。心臓にある2枚の僧帽弁が変型して心機能を低下させます。
心筋症
心臓の筋肉が正常に働かなることで起こる病気です。大型犬に多く見られ、高齢になるほど発症率が高くなります。
慢性腎不全
腎臓の機能低下が原因で、食欲も元気もなくなります。尿毒症やけいれんなども併発することもあり、危険な病気です。
乳腺腫瘍
悪性は乳がんになります。年齢が高くなるにつれて危険率が高くなります。腹部や乳房にしこりがないか確認しましょう。
子宮蓄膿症
子宮に炎症が起きてうみがたまる病気です。5歳以上のメスに多く、ときに命にかかわる重大な病気です。
歯周病
歯の周辺に起こる病気です。食事を食べにくそうにしていたり、口臭がひどかったら、早めに歯科検診をしましょう。
「高齢犬特有の病気」は、以前からなかったわけではありません。しかし、症状が出るより先に寿命を迎えていたといわれています。こうした病気の多くは慢性的なものが多くなっています。手術で完治する病気もありますが、ほとんどの病気が薬や食事療法で進行を遅らせる治療になります。持病がある犬でも飼い主のケア次第で、長生きします。これまで以上に愛情を持って愛犬に接してあげることが大切ですね。
長生きしてほしい。高齢犬のケアに!
セーフハートチュアブル |
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犬の僧帽弁閉鎖不全の治療に。 心臓のポンプの働きを良くします。 慢性心不全、拡張型心筋症の治療薬。 |
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腎不全、高血圧の治療薬。 |
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画像引用
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