犬猫の異物誤飲について

By | 2015年12月30日
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クリスマスに年末年始の帰省やお正月等イベントが重なるこの季節、ペットを飼っていらっしゃる方々は少し注意が必要です。
なぜなら、一年の中で12月、1月という季節は犬や猫の誤飲が一番多くなる季節だからです。

楽しい季節ではありますが、以下のことに気を付けて、安全に年を越したいですね!

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ペットの誤飲が多い季節

ペットの誤飲事故は、1年の中でも12月が一番件数が多いと言われています。その後、1月から3月くらいまで引き続き件数が多いです。

この理由は、クリスマスや忘年会や年末年始のパーティー、お正月等で、飾りやプレゼントの包装やリボン、人間用のご飯の中に犬・猫が食べてはいけないものが入っていた等の事故が非常に怒りやすい季節といえるからです。
また、まだしつけが完了していないような0歳、1歳の若い犬・猫は誤って食べられないものを飲み込んでしまうこともあります。

もうすぐお正月を迎えるこの時期、飼い主の皆さんは犬・猫への危険があふれていることを理解して、注意してあげることが必要です!

誤飲しやすいもの

・紐、リボン、紙類・・・・・年末年始のこの時期プレゼントや飾りつけの紐や紙等を食べてしまう危険性が高まります。

・電池・・・・パーティー等で使った電池の処理には気を付けましょう

・ポインセチア・・・・葉や茎には犬・猫に有害な成分が含まれています。クリスマス時期にポインセチアを購入された方はお気を付けを!

・串、ようじ等・・・・パーティー等のごちそうには、串やようじがよく使われています。食べ残しやごみの処理には気を付けてください。

・たばこ・・・・飼い主さんご本人はたばこを吸わない方でも、パーティー等で色々な人が集まればたばこのごみが出ることもありますので気を付けましょう。

・食べ残し・・・・食べ残しに、玉ねぎやチョコレート等犬や猫に害がある食品を含んでいることがあります。

等々、年末年始のこの時期、誤飲しやすいものがとても多い状況となりますので、いつも以上に飼い主さんは注意が必要です。

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ペットが誤飲したらどうするべき?

ペットの誤飲を防ぐために、できるだけ危険なものは排除する又は、犬や猫の行動範囲を制限等して安全を確保することが必要です。

しかし、気を付けていても、誤飲が起こってしまうことはあると思います。そんな時どうされますか?
やはり、そんな時はまず獣医さんに見てもらうことが大切です!
ペットは誤飲してしまった後、すぐ吐いたりするとは限りませんので、一見大丈夫そうに見えるかもしれません。ただ、誤飲したものの害はすぐ現れるものもあれば、中には1年とかかなり時間がたってから不調が現れるもの等色々ありますので、まずは自己判断で大丈夫と決めず、獣医さんに判断を仰ぐことが賢明です。

楽しいイベントが多い年末年始、大切なペットを危険から守りつつ、一緒に楽しい時間をお過ごしください!

来年も、「オクスリラボ」を宜しくお願い致します!

 

【その他の記事】

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参考;http://www.propet.jp/archives/2381/、http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_0131206.html、http://profile.ne.jp/w/c-62100/, 愛犬のトラブル100必ず治せるしつけ方 小林豊和他
Photo by;http://www.flickr.com/photos/13515581@N00/15923051495, http://www.flickr.com/photos/49939383@N00/64093659

Category: その他

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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