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ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

知りたい!どうして治療費や薬代の差は病院によって違うの?

飼い主さんのみなさんは、動物病院で診察して治療費やお薬代を支払う時、随分高いなー!と感じることも多いかと思います。また、お友達の行っている病院の方が治療費やお薬代が安かった。なんて言うこともありますよね。 

動物病院ごとに治療費、お薬代が高かったり、安かったりとどうしてこんなに違うのでしょうか。今回は、動物病院の治療費、お薬代の違いはなぜ起こるのか、まとめてみました。 PK_BLOG.jpg000000000

薬代に差があるのは?

同じ薬でもメーカーや仕入れる数によって値段に差が出てきます。また、錠剤より粉薬の方が手間がかかるため高めになっています。

治療費の差、病院によって違う理由。

動物病院は、自由診療で病院ごとに料金を設定するため差が生じます。料金が高いという印象がありますが、人間のように税金で優遇されているわけではありません。そして、総合病院のように設備を備えなければならないことが理由に挙げられます。

また、独占禁止法により獣医師会で基準料金を定めてはいけないことになっているため。病院によって同じ病気や手術でもその治療法や手術方法が異なるためです。
例えば、同じ病気の手術でも、より安全性の高い吸収麻酔と、従来の注射麻酔をするのとは、当然、料金に差が出ます。

医療のレベルの違いは、料金の差。

一般的には費用を低めにおさえる場合は、危険性をある程度覚悟しなければなりません。これに対し、より安全性の高い治療方法を選べば費用は高くなることになります。ひとつの症状でも、ほとんどの場合が治療方法がいくつもあります。4118279280_48a990e789

医療費を決定するのは、実は飼い主。

最終的に治療法を選択するのは飼い主さんです。獣医師は可能な治療法について説明し、アドバイスを与えます。良い獣医師は、飼い主さんにいろいろな治療法についてよく説明し、治療法を選ばせます。
言い換えれば、飼い主が治療法を選択するということは、費用も飼い主が選べるということになります。

例えば、犬が脚を骨折したとします。骨折した脚の手術をするかしないか?手術をする治療法を選択した場合、麻酔前の検査をするかしないか?を最終的に飼い主が選択します。それに応じて医療費が決まることになります。ですから、医療費は飼い主さん自身が決定することだと言えます。

飼い主も治療方法の説明や確認は積極的にしよう。

しかし、いくつかの治療法があることを説明して、飼い主さんに治療法の選択肢を与える獣医師ばかりがいるわけではありません。そこで、飼い主さん側にも手術や治療の内容に対して、積極的に質問したり、提案することが必要です。
料金を一方的に押しつける病院は、良い病院とはいえません。しかし、単純に料金だけで良心的かどうかを判断することはできません。

大切なのは、治療やお薬の内容に見合っているかどうかです。
治療費、薬代が高すぎるまたは安すぎると思ったら、なぜそうなのか聞いてみましょう。きちんと答えてくれない、答えに納得できないという場合には、病院を変えることも考えてみましょう。
 
病院によって料金が違うのは、仕方がないことですが、飼い主さんが、ペットちゃんたちへの治療を納得して受けることは、とても重要ですね。
 
参考画像
www.flickr.com/photos/15164743@N05/4118279280
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マダニとダニは違います。マダニの危険性とは?

ノミやダニは、だいたい同じと思っていませんか?ノミダニ駆除の薬にはマダニに対応していないものもあります。ですが、そのマダニが怖いんです!是非知っておいてほしい、マダニの生態と予防についてご紹介します。

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  • マダニって何?

マダニは、季節によって大発生したり、動物に突然大量寄生することもあります。5月~9月の間に発生することが多いですが、季節に関わらず1年を通して活動しているので、油断大敵です。

マダニは郊外の山や森の木の葉っぱの裏や草むら、広い公園や河川敷の草むらにひっそりと潜んでいます。そばを通りかかった宿主(人間・ペット)に飛びつき捕らえます。ハラー氏器官と呼ばれる独特の感覚器官で、動物の体温、振動、二酸化炭素などを感知し、動物の体表へ寄生します。キャンプ、ハイキング、公園での散歩に特に注意が必要です。

マダニは動物の体の上で、皮膚が薄く付着と吸血が容易な場所を探します。通常は頭や耳など比較的毛が薄いところを選びます。次にのこぎりのようなクチバシを皮膚にさしこみ、セメントのような接着物質を分泌しクチバシを皮膚に固定します。吸血と唾液の分泌を繰り返しますが、これにより周囲の組織が破壊されます。最初はゆるやかな吸血、その後は急速な吸血を行います。

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  • マダニの症状と病気

 マダニが寄生すると以下のような症状が現れます。
貧血 
寄生期間中に、吸血前の体重の100倍もの血液を吸うので、大量に寄生を受けた場合には貧血が見られます。

皮膚の細菌感染
寄生したマダニを犬が除去しようとして掻いたときにできる傷に、細菌が感染する事があります。

アレルギー
吸血する時に動物対内に唾液を注入します。これによって動物がアレルギー状態になる事があります。

 

マダニが媒介する病気は以下のようなものになります。マダニの被害で一番怖いのがこの病気の媒介となります。

バベシア症 
犬などの赤血球に寄生する原虫。感染したマダニが動物の血を吸うときに、体内に唾液を注入する事により感染。本州以西に広く分布し、特に山間部に多く見られる。貧血、発熱、食欲不振などを起こし、急性例では死亡する事もあり。

ライム病 
ボレリアという菌を、マダニが血を吸うときに犬などに移す。発熱、全身性の痙攣、起立不能、歩行異常や神経過敏などの症状がみられる。人間にも感染する。  

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」 
発熱や嘔吐、血尿・血の混じった慢性的な下痢を繰り返すようになる。新型のウイルスで、致死率10%。2012年に日本で確認された。

その他にもQ熱、ヘパトゾーン症、野兎病、日本赤斑熱、ダニ媒介性脳炎などがマダニによって媒介される可能性があり。

 

  • マダニの予防と駆除

マダニ寄生とマダニ媒介性疾患を、単独で100%防御する方法はありません。いろいろな防除法をとることで最大限防除できるように普段から心がける必要があります。
ノミマダニ用の駆除薬の投与を欠かさずに行いましょう。皮膚に垂らすタイプ、おやつのような食べるタイプなど、ペットの好みや体調にあわせお薬を選んであげましょう。

また、山や森、散歩へ行った後は、必ずペットの体をチェックしましょう!
特に頭や耳、目のふち、お腹、足の指の間、背中などをよく見てあげましょう。もしマダニを発見しても、無理やり取ってはいけません。しっかりと食いついているマダニを無理やり取ると、可能の原因になったり、危ない病原体を移す可能性が高くなります、見つけたらすぐに近くの動物病院を受診しましょう。

 

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ペットときちんと守りたい!来院時のマナーと注意点。

前回は、動物病院選びのチェックポイントをお話しました。しかし、私たち飼い主は、動物病院に行くときには、どんなことに気をつけたらいいのでしょう。今回は、飼い主さんが気をつけたい動物病院に行くときのマナーと注意点についてまとめてみました。

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来院前に気をつけたいこと。

予約ができるかどうかは病院によって異なりますが、事前に連絡をしてから行きましょう。万一の場合でも、病院側でも準備が整えられスムーズに診察にかかることができます。事前に電話で確認しましょう。

診療時間を守る。

お昼から夕方にかけては、手術や往診の時間にあて、一般診療を行っていない病院も多いです。はじめての場合は、電話で診療時間を確認してから行きましょう。予約ができるかどうかは病院によって異なりますが、事前に連絡をしてから行きましょう。万一の場合でも、病院側でも準備が整えられスムーズに診察にかかることができます。事前に電話で確認しましょう。

犬の症状や生活ぶりをきちんと説明できる人が連れて行く。

犬はしゃべれないので、飼い主からの情報が診断の大きな手がかりになります。症状を説明できる人が連れて行くことが一番です。

わざわざキレイにしていかない。

普段は見られない目やにやフケなどの症状があれば、拭き取らずにそのまま連れて行く。 獣医師にとっては、それが診断の際の重要な資料になります。下痢などのときは便を持参したほうがいい場合もあります。持って行くときは、ティッシュにくるまず食用ラップに包んでいきましょう。
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待合室で気をつけたいこと。

ほかの動物にむやみに近づけない。

院内感染やケンカなどのトラブル防止のため、他の動物にはむやみに近づけないのが原則です。 仔犬や小型犬なえあクレートやキャリーバックに入れておくか、ひざの上にしっかり抱える。 大型犬の場合はリードを短く持ち、足元で待機する。 動くようならリードを脚で踏んで固定しましょう。また、他の子に怖がったり、吠えたりする子は外や車の中で待ちましょう。車の中で待つ場合は、温度管理を行い飼い主さんも一緒に待ちましょう。

待合室では、飼い主さんの態度もあらためましょう。

おもらしをしたときは、持参したペットシーツなどですみやかに拭き取り、病院スタッフにも一声かけましょう。また、待合室での態度が気になるのは、ペットだけではありません。飼い主さんのおしゃべりにも気をつけましょう。飼い主さん同士で情報交換は楽しいですが、ペットからは目を離さないことを忘れないようにしましょう。

診察室で気をつけたいこと。

処置中は静かに見守りましょう。

診察中のペットの態度も気になりますが、診察台の上から飛び降りてしまい、骨折してしまう子もいるようです。充分注意してあげましょう。励まそうとして「がんばって!」などと声をかけてしまう飼い主さんもいるようですが、処置中は静かに見守りましょう。飼い主さんの声がすると、動いてしまったり、甘えて治療を嫌がって獣医師の処置を妨げてしまうこともあります。

獣医さんへの説明は動画なども使ってわかりやすく。

獣医さんへの質問は、事前にまとめておきましょう。そうすると、スムーズに受診できます。獣医師に「こんなこと聞いてもいいのかしら?」と遠慮しないで、わからないことは飼い主さんの納得のいくよう聞いてみましょう!「発作を起こす」など診察時に症状を説明しづらい場合は携帯などで動画を記録しておくのも有効な方法です。

飼い主さんもペットちゃんも病院でのマナーに気をつけて、気持ちよく受診したいものですね。

参考画像
www.flickr.com/photos/115089924@N02/15633818714
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ペットの関節は大丈夫?誰でも出来ちゃう簡単ケア!

愛犬、愛猫の関節の悩みはありませんか?生まれつきや、運動不足からの肥満など、症状や原因は様々ですが、少しでも軽減、または予防できるように、関節のケアについて必要なことを知っておきたいですね。

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関節のケアをまとめてみました。皆さんは普段ケア出来ているか、足りないケアは何かなどチェックしてみてください。

  • 体重管理
●肥満は関節に負担がかかります。標準体重を保ちましょう。
●フードは目分量ではなく、はかりでキッチリ計量しましょう。
●手作りご飯はカロリー過多になりがち、しっかりカロリー計算をしましょう。

  • 毎日の運動

●体は小さくても、毎日365日散歩に。筋肉を鍛えることも関節を守るのに大きな役割を果たします。
●週末だけたっぷり運動!はNG。散歩に貯金はありません。毎日の地道な運動が筋肉をつくります。

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  • 環境づくり

室内でペットを飼育する家庭が多く、床はほとんどフローリングということもあるでしょう。衛生的ですが、滑るので関節にはやはり良くありません。滑らない、ずれないようなラグやシートを敷くのが良いでしょう。

  • 最後に!

ペットは体調の悪さを口に出して伝えることができません。また、本能的に動物は体調を悪いことを隠すものです。でないと天敵に狙われてしまうからです。

そこで、飼い主さんが気づいて対処してあげることが大事です。常にペットを観察し、スキンシップを取ることで、早期発見につながります。

関節炎の場合は、歩き方がおかしかったり、そもそも歩いたり散歩を嫌がります。階段や段差でつまづくこともあります。
散歩時の歩き方や走り方、室内でも日常の動きを普段から観察したり、関節を触ったときに痛がらないかなど、コマメに確認してあげましょう。
少しでも違和感や、不自然なことがあれば受診することをおすすめします。

 

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熱中症に気を付けて!!犬や猫も対策が必要です。

最近は気温も高くなり熱中症が心配な時期に入ってきました。

人間と同じように犬や猫も熱中症になりますので、皆様のペットも十分な対策が必要です。

そこで、今日は犬や猫の熱中症についてお話したいと思います。

 

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犬や猫も熱中症にかかる!?

犬や猫も人間と同じように熱中症にかかります。

人間の熱中症対策はニュース等でも取り上げられ認知が広まってきたように思いますが、意外とペットの熱中症対策は忘れがちですので飼い主の皆さんは十分注意をしてあげてください。

犬や猫は人間と違い、全身で汗をかいて体温調節をすることができないため、熱中症には特に注意が必要です。

屋外や部屋の中でも熱中症は起こりますが、夏場の車内での熱中症が一番多い事例です。ペットを後部座席や荷台に乗せると、クーラーをつけていても意外と熱がこもっていたり、短時間だけと飼い主さんがペットを車に残してしまうとあっという間に気温が高くなることがありますので注意が必要です。

 

 

熱中症にかかりやすい犬・猫の特徴

熱中症はすべての犬・猫に起こり得る症状ですが、その中でも熱中症にかかりやすい犬・猫には特徴があります。

下記に当てはまるペットを飼っている皆様は特に注意してあげてください。

・毛の長い犬種・猫種

・短い口、つぶれた鼻が特徴の犬・猫

・体の大きい種類・肥満の犬・猫

・高齢の犬猫

・犬猫の赤ちゃん

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ペットの熱中症の予防策

 ・日蔭で風通しのいい場所を確保する

・1日中新鮮な水が途切れないようにする

・散歩は朝や夕方の涼しい時間にし、散歩の際もお水を携帯する

・車に乗せる際には温度に気をつけ、短い時間でも車の中に置き去りにしない

・犬猫用のクールマット等を利用する

・犬は特に暑い日に運動をさせすぎないようにする

・猫は高いところが好きだが、高いところは熱がたまりやすい場所でもあるので特に夏場は行けないように工夫する 

 

 

皆様の大切なわんちゃん、猫ちゃんのために、十分な熱中症対策をして暑い夏を乗り切りましょう!!また、熱中症が疑われた際は、症状により対応も様々ですのでまず動物病院にご相談ください。

 

 

 

 

参考記事

http://www.petsadviser.com/pet-health/danger-heat-stroke-pets/
http://www.peteducation.com/article.cfm?c=2+1677&aid=1683
http://www.peteducation.com/article.cfm?c=1+1411&aid=1568
http://www.vets-now.com/pet-owners/dog-care-advice/heatstroke-dogs/

 

 
参考画像
http://www.flickr.com/photos/78317199@N00/3011829502
http://www.flickr.com/photos/40180407@N02/5171900371
 
 

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今さら聞けない。動物病院のチェックポイント!

かわいいワンちゃんの健康管理をする上で、何でも気軽に相談できるホームドクターがいれば心強いですね。ワクチン接種や健康診断などを通して、愛犬の性格や体のことを把握してもらっていれば、いざというときの診断にも役に立ちます。

動物病院は、どうやって選び、かかれば良いのでしょうか?
実際に利用している、近所の飼い主さんから情報をあつめてみてはいかがでしょうか。実際に利用している人の意見は非常に役に立ちます。

良さそうな病院をピックアップしたら、検診や健康診断をかねて、実際に行ってみましょう。その際に、注射などで痛い思いをすると病院嫌いになるので気をつけましょう。

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家から通いやすく、24時間対応してくれるかどうか。

緊急時に対応できるように、家から近く、24時間対応してくれるところがベスト。 24時間対応とうたっていなくても、夜間診療や時間外診療が可能なところも多いので、直接聞いて確認しましょう。

インフォームド・コンセントが行われているどうか。

説明がないのは論外ですが、説明があっても専門用語をならべ立てるだけな病院はやめましょう。わかりやすい言葉で症状や治療方法などを説明してくれ、質問にきちんと答えてくれる獣医師が良いでしょう。
 
最近は、人間の病院と同じように動物病院でもインフォームド・コンセントが重要視されています。インフォームド・コンセントとは、「じゅうぶんな説明の上での同意」という意味です。良い獣医師なら症状や治療の内容などを飼い主が納得するまでわかりやすく、説明してくれるでしょう。
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治療費の明細がわかるか。

料金の高い、安いでは判断できませんが、初診料・各種検査料・麻酔料など。最低限の内訳を示す必要はあります。治療費が高いと感じるのであれば、なぜ高いのかをはっきり聞いてみましょう。

病院内は清潔?問診・触診・聴診をしっかり行っているか。

衛生管理に対する意識が低い病院は問題外です。
正しい判断をするためには、過去の病歴やワクチン接種の状況、家での様子などをこまかく聞き、触診や聴診もしっかり行うことが大事です。ほとんど話を聞いてくれなかったり、体を触らないで診断をくだすところはやめましょう。

犬への接し方は?看護士など獣医師以外のスタッフの対応は?

動物への思いやりが感じられるかどうかは、とても大切なことです。診察の様子や言動などから判断しましょう。

看護士は獣医師の医療補助をしたり、入院中の犬の世話をしたりと、獣医師以上に犬と直接かかわることも多いので、犬への接し方や飼い主さんへの対応などもチェックしましょう。
動物病院は、ワンちゃんにとってイヤな場所になりがちです。先生やスタッフからごほうびをあげてもらうようにして、子犬のうちから良いイメージをつけておくのも、良い方法ですね。

かわいいワンちゃんが病気にかかってから、あわてて病院を探すよりも、健康なうちに良い病院を見つけておきたいものですね。

 
参考画像
www.flickr.com/photos/115089924@N02/15636300633
/www.flickr.com/photos/115089924@N02/15633818714
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室内犬って必要無い?狂犬病の注射

 
皆様の愛犬は、狂犬病の予防をきちんとされていますか?
「うちのわんちゃんは、室内飼いで他の動物との接触もほとんどないから、狂犬病の予防接種は必要ない」と思っていないでしょうか?
室内飼いが増えている昨今、狂犬病のリスクと予防注射の重要性についてお伝えしていきます!
 
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狂犬病ってどんな病気?

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有するイヌ・ネコおよびコウモリなどを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入によって発症する人獣共通感染症(人にも感染する病気)です。

極めて稀ではありますが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染も起こす病気です。この病気は一旦発症すると治療方法はなく、死に至る恐ろしい病気ですが、予防注射をすることで感染は防げなくても発症を予防することができます。

 

室内犬でも狂犬病の予防注射は必要?

日本では今現在、狂犬病清浄国(狂犬病発症率がゼロ)であるため狂犬病に感染する確率はかなり低いですが、世界では毎年50,000人以上が感染し死亡している怖い病気です。

最近の小型犬ブームを背景に輸入頭数が増加しており、海外から(清浄国でない国から)狂犬病が持ち込まれることが心配されております。このことから、飼い犬にしっかりと予防注射を受けさせることで、大切な愛犬を狂犬病から守ることはもちろん、飼い主自身や家族、近所の住人や他の動物への感染を防ぐことができます。室内飼いでも他の動物(人間を含め)と接触する機会がゼロとはいえないため、もし万が一感染した動物と接触した場合を考えると予防接種は必要だといえます。

 

狂犬病予防法はご存知ですか?

日本では犬に対して狂犬病予防法が定められており、狂犬病の注射は日本では必須の項目になります。

狂犬病予防法によると、

(1)現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること

(2)飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること

(3)犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること

が義務付けられています。

(91日齢以上の犬の所有者は、その犬を所有してから30日以内に市町村へのイヌの登録と毎年の狂犬病ワクチンの接種と、また毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受けることが義務)

これらの義務を怠ると狂犬病予防法違反となり、20万円以下の罰金に処せられます。

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このように、室内犬でも感染のリスクはゼロではありませんし、日本では狂犬病の予防接種は法律で義務付けられています。

また、狂犬病を注射すると観察番号が一匹一匹に与えられるため、室内飼いといえども万が一迷子になり保護された時には観察番号を確認することでその仔だとわかります。このような利点もありますのでたとえ室内飼いといえども狂犬病の注射は必要だといえます。

 皆様の大切な愛犬のために、年に一度の狂犬病予防接種をしていきましょう!!

 

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アレルギーのあるペットの「お薬の選び方」教えます!

食べ物などアレルギーがあるワンちゃんも、フィラリア予防やノミダニ駆除はしておかないとですよね。でもお薬によってはお肉味にしてて、アレルギーで飲ませられないかも?など不安や疑問があるかと思います。もちろん獣医さんでアレルギーなどでも可能な薬や投与を教えてもらうのが最善です。アレルギーが明確になってる場合は、お薬も自分で用意できたら助かりますよね。

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  • ビーフアレルギー・食物アレルギーがある犬のお薬選び

最近は手軽におやつ感覚であげれるためお肉タイプであるチュアブルが人気ですが、ビーフアレルギーや食べ物のアレルギーあるワンちゃん、猫ちゃんには注意が必要です。
もしかしたらアレルギーを起こす、悪化する可能性があるからです。

薬の成分自体には基本的にアレルギー反応を起こす作用はありませんが、その他の原材料で牛肉であったり、その他、食物アレルギーを持ってるワンちゃん、ネコちゃんの反応物が入っている場合があります。与える前に一度、原材料に反応物がないかを確認しましょう。

フレーバー(風味・香り)がついているタイプの錠剤も微量ですが入っている可能性があるので確認したほうが良いでしょう。量自体は微量しか含まれていないですが、少しの量でもアレルギー反応がでてしまう可能性がないとはいえないので、確認が必要です。
心配な場合は、獣医師に相談するか、他のタイプ(皮膚にたらすタイプ、錠剤、スプレー、首輪、注射)に変更した方が良いでしょう。

病気を予防するために与えた薬が他の病気を助長してしまったり、アレルギー症状を悪化させてしまうこともあうので、予防薬は気をつけて選びましょう。

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  • 予防薬・駆除薬の種類

ノミ、ダニの予防薬、フィラリアの予防薬には、現在様々な投与タイプの物が色々な会社から発売されています。手間のかからない便利なものから、犬の嗜好にあわせた物など様々あるので、飼い主さんがペットに最適な物を選んで負担が最小限で、駆除、予防をしてあげましょう。

ノミ、ダニ駆除薬
皮膚にたらすタイプが主流でしたが、首輪タイプ、シャンプー、スプレータイプ、また体に何かつけるのを嫌がる仔用に内服タイプ(錠剤、チュアブルタイプ)がでてきました。

フィラリア予防薬
昔、錠剤の食べるタイプしかありませんでしたが、今現在では、おやつ感覚であげれるお肉タイプ(チュアブル)、ノミ、ダニ予防薬のような皮膚にたらすスポットタイプ、飲み忘れがないように、また薬嫌いなワンちゃん用に注射タイプ(一回の注射で六ヶ月、十二ヶ月間予防、他のタイプは基本一ヶ月)があります。

 

食べ物アレルギーがある子には、皮膚に垂らすタイプお薬や注射のお薬を検討したり、
アトピーなどのアレルギーがあったり、皮膚が弱い子は経口薬、チュアブルタイプを検討してみたりと、ペットのタイプにあわせてお薬を選びましょう。
またお薬を与えてアレルギー症状が悪化したり、体調がすぐれない場合はすぐに受診し、服用した薬を獣医に相談するとよいでしょう。

 

 

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最愛のペットが亡くなった。そのときあなたは。

いつもこちらのブログでは、ワンちゃんやネコちゃんの病気やお薬、ケアの方法などをとりあげています。
今回は、飼い主さんが主人公。家族同様に一緒に暮らしてきたペットが亡くなったとき。避けては通れない、いつの日か来るお別れのことを取り上げてみました。
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ペットとの別れはいつかは、やってくる。

家族同様に暮らしてきたワンちゃんやネコちゃんが亡くなるということは、本当に辛く、悲しいことです。 
犬や猫の寿命は15年ほどと言われています。そう考えるとほとんどの飼い主さんが最愛の子の最後に立ちあわなくてはいけません。頭の中ではわかっていても、いざそのときがくると、簡単に心の整理がつかないのが現実です。

「ペットロス症候群」とは?

「ペットロス症候群」とは、ペットの死が直接の原因で、精神的に激しく落ち込んでいる状態が続いてしまうことです。ペットの死を乗り越えることは簡単なことではありませんし、落ち込まない人はいません。

しかしながら、日常生活が普通に送れなくなるほどの大きな精神的ショックを受けてしまうこともあります。 飼い主さんに「後悔の気持ち」がわいてしまうのがひとつの原因です。
最愛のペットがいなくなってしまった。という寂しさだけでなく、もっとこうしてあげればよかった。もっとああしてあげていれば。などのやるせなかった思いがつのり、自分を責めるような感覚が強くなってしまうのです。それは、愛が深いからこそ起こるものです。 

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悲しみを乗り越える第一歩は、「感謝」の気持ち。

どのようにしたら、ペットを失った悲しみを乗り越えていくことができるのでしょうか? 
そのことは考えないようにして別のことに打ち込む。もしくは、このような思いはしたくないから、二度と動物を飼わないことにする。などいろいろと考えることと思います。
しかし、それでは、本当の問題解決にはならないようです。 

 家族であったペットは、飼い主さんと過ごせてどんな気持ちだったのか考えてみてください。
楽しく幸せであったのではないでしょうか。飼っていたペットとのたくさんの楽しい思い出を思い出して、家族になってくれたことに「感謝」してあげてください。そして今はこの世にはいないという事実を受け入れてあげることが悲しみを乗り越える第一歩です。

ペットを愛していたからゆえにおこる感情ですから、悲しい気持ちになるのは当然です。時間をかけてゆっくりと気持ちを落ち着かせていきましょう。
「家族になってくれてありがとう」「たくさんの楽しい思い出をありがとう」と心から思えるときが、必ず訪れるでしょう。

ペットロスに陥らないように、日頃からペットに感謝の気持ちをもちながら、接していきたいですね。

 

参考画像
www.flickr.com/photos/51206207@N06/6142246660
www.flickr.com/photos/63669472@N00/10390756683

 

 

気をつけて!猫が食べてはいけないものリスト。

これから猫ちゃんを飼う方や、初めて飼ったばかりの方は、猫ちゃんが食べてはいけないものはご存知ですか?猫ちゃん用のフードやおやつは、もちろんOKです。ですが、おねだりされて、ついつい人間の食事をあげてしまっていませんか?全てがNGとは言いませんが、危険な食べ物は必ず把握しておきましょう。

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  • 野菜類

キノコ
複数の器官に作用する毒素を含んでいる場合があり、ショック症状、死に至らしめる可能性あり 

ジャガイモ、トマトの茎や葉 
蓚酸塩を含み、消化器、神経系、泌尿器系に障害を起こす可能性あり

タマネギ、ニンニク (生、調理済み、粉状を問わず)
硫黄酸化物や二硫化物を含んでおり、赤血球を壊し、貧血を引き起こす可能性あり。猫は犬よりも過敏に反応する。

ブドウ、レーズン
未確認の毒素が含まれており、腎臓に障害を与える可能性あり


種が腸閉塞、腸炎を引き起こす可能性あり

チョコレート、コーヒー、茶、 その他のカフェイン含有物
猫にとって有害なカフェイン、チオブロミン、チオフィリンなどが含まれており、心臓や神経系に異常をきたす可能性あり

 

 

  • 海産物

生魚
ビタミンB群の一つ、チアミン欠乏症を引き起こし、食欲減退、卒中、重症になると死に至る場合もある。生魚を定期的に与えた場合に、起こりやすい。

アワビ、サザエ、トリガイ
貝類の肝臓を食べて日に当たると、貝が摂取した海藻に含まれる葉緑素の分解生成物により重度の皮膚炎を起こす可能性あり

イカ、タコ、スルメ
イカにはビタミンB1を破壊する酵素、カルボキシナーゼが含まれており、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性あり。酵素は熱に弱いため、過熱すればこの問題はないが、イカ、タコともに消化が悪く、大量に摂取すると消化不良を起こす。特にスルメは、消化管の中で10倍に膨らむので、急性胃拡張等につながる可能性あり 

海苔
マグネシウムが多く含まれており、膀胱に結晶ができ、尿道の閉鎖を引き起こす可能性あり

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  • その他

生タマゴ
アビジンという酵素を含み、ビタミンB群の一つ、ビオチンの吸収を妨げる。これにより、皮膚や皮毛を傷める可能性あり。サルモネラ菌を含む可能性あり

パン
消化管の中で膨らみ、ガスを発生させる場合があり、痛みが出るほか、胃や腸の破裂につながる可能性あり


大量に摂取した場合、電解質のバランスが崩れる可能性あり

人間用のツナの缶詰
猫にとって必要レベルのビタミン、ミネラルが含まれておらず、大量に与えると栄養不良になる可能性あり

残飯
残飯は栄養のバランスが取れていない。与える場合は、全食餌の10%以下とし、肉の脂身、骨は取り除く必要がある 

 

この他にも、有害な食べ物はあります。詳しくはこちら
食品の他、観葉植物をはじめとする植物にも、猫にとって有害なものがありますので、むやみに与えたり、室内に観葉植物を置く場合は十分に注意しましょう。

 

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