犬に与えるおやつについて

By | 2017年7月4日
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こんにちは、おくすりラボです!
今回は『おやつ』についての記事です。

おそらく多くのみなさんがトレーニングやコミニュケーションの一環として、ワンちゃんにおやつをあげられているかと思います。

おやつ袋に手を伸ばした際の、あのワンちゃんの表情といったら、たまらないですよね。

ですが、そんな愛くるしいワンちゃんにつられて、ついついおやつを与えすぎてしまうことは少なくないんではないでしょうか。

いくら少量でヘルシーなものを与えているつもりであっても、そこには少なからずカロリーを含まれており、ワンちゃんを太らせすぎてしまう原因になり得てしまいます。

ワンちゃんの健康を保つために、今回は、おやつをあげる際に頭にいれておきたいポイントを紹介します!

 

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Less is More

英語の言い回しでたまに見かける表現ですが、直訳すると、「より少ないことは、より豊かなことである」という意味です。

ワンちゃんの適切な栄養を確保するためには、おやつは適度な量のみを与えるべきで、その量は一日の食事の量の5%、もしくはそれ以下が好ましいとされており、その他の食事は、きちんと栄養バランスが計算された食事療法などを適用させるのが最も望ましいと言われています。

Less is More を考えたときに、ここでは、「おやつは少しである方がより健康に良い」ということ言っているわけですね。

また、時々自分の食べているものが美味しくて、同じものをワンちゃんにも与えようとしてしまうこともあると思いますが、みなさんのワンちゃんにとって果たしてそれがふさわしいものなのかというのは心に留めておいた方がいいでしょう。

そういった時は、市販で似たおやつが売られていると思うので、そちらを購入し、ワンちゃんと一緒においしいものを食べる時間をシェアされることをおすすめします。

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しつけ用には小さなものを

多くのペットオーナーの方々は、しつけのトレーニングの際におやつを与えられていると思います。

例えば、名前を呼ぶと寄ってくることができた時や、危険なものから避けて行動できた時。特に芸などのトリック技などをしてくれた時にはなおさら。

こういった際にご褒美としておやつをを与えることは問題ありませんが、トレーニングの際のご褒美は、小さなものを選ぶように心がけてください。

もし、今与えているおやつが大きなサイズのものであれば、手間はかかってしまいますが、割って半分にして与えてあげてください。

 

おやつはご飯ではなくお菓子です

多くの飼い主さんは、コミニュケーション、または愛情表現の一つとして、ご褒美(おやつ)を利用されると思います。再度言いますが、そのこと自体にはなんの問題もありません。

ですが、ご褒美は「お菓子」だということを忘れないで下さい。ご存知の通り、「お菓子」はカロリーを上げます。カロリーの取りすぎが続くと、近頃深刻な問題になってきているペットの肥満症の原因となってしまします。

これは子育ての時と似ていて、みなさんのお子さんがおやつをせがんでくる時と同じです。

「うっっ可愛いからしょうがないな」とついつい甘やかしそうになりながらも、その気持ちを抑え、バランスのとれた食事を、健康を保つためにと、ご家庭ではお菓子はあげすぎないように、またあげるお菓子もヘルシーものものを選ばれているのではないかと思います。

犬の場合も同じで、いい素材が使われた健康志向のおやつを、あげすぎないように利用されることをおすすめします。

 

獣医さんに相談する

一日に必要とするカロリーは、犬様々です。年齢や犬種、運動量によってその量は決まりますが、適切な摂取量をみんさん各々で判断されるよりも、ここはプロの獣医さんにアドバイスをもらう方が賢明です。

特に太り気味のワンちゃんの場合は、一度かかりつけの獣医さんに、みなさんのワンちゃんにあった食事(食事療法)を提案してもらってください。

もし、おやつのご褒美を与え続けたい場合には、そのことも獣医さんに伝え、一日の必要摂取カロリーからその分をあらかじめ引いてもらうようにしてください。

太りすぎは、いろいろな病気をおこしやすくなったり、患っている症状を悪化させます。ですので、与えるものはなるべくカロリー低いものの方が望ましいです。

 

必要に応じて違うご褒美を

ワンちゃんによっては、一度ご褒美のおやつになれてしまうと、今度はおやつを抜くことが難しい場合があります。

みなさんがキッチンに行くたびに足元で駆け回り「きたー!」と目を輝かせているあなたのワンちゃん。

「でも体型、健康のことを考えると…」と、ペットの目をみて心を痛ませている方はいらっしゃいませんか?

そういったワンちゃんには、おやつではない、何か違うものをご褒美として与えてみて下さい。

言葉でほめてあげたり、なでるなど体に触れてあげたり、新しいオモチャをあげたり、一緒に遊んであげたり運動したり。どれも、「お菓子」からの良い休息になるはずです。

ハッピーでヘルシーなワンちゃんを育てるためのポイントとしておすすめします。

 

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参照サイト:https://www.chewy.com/petcentral/guide-many-treats-feed-dog/
参照画像:https://www.photo-ac.com/main/search?q=犬 おやつ&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&crtsec=all&sl=ja,https://www.photo-ac.com/main/search?q=犬 おやつ&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&crtsec=all&sl=ja

Category: ケアについて その他

About わんだほー先生

ペットくすりの公式キャラクターがお送りする、犬や猫のお薬や病気・健康維持についてのブログです。 ブログの内容は、獣医さんの監修ですが、同じ病気でも症状や個体差等により対応が異なることもあります。大切なペットのことですので、お薬の投与や症状に関しては、必ず実際に診察を行い獣医師の判断に従うようにしましょう。

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