Category Archives: ケアについて

知りたい!どうして治療費や薬代の差は病院によって違うの?

飼い主さんのみなさんは、動物病院で診察して治療費やお薬代を支払う時、随分高いなー!と感じることも多いかと思います。また、お友達の行っている病院の方が治療費やお薬代が安かった。なんて言うこともありますよね。  動物病院ごとに治療費、お薬代が高かったり、安かったりとどうしてこんなに違うのでしょうか。今回は、動物病院の治療費、お薬代の違いはなぜ起こるのか、まとめてみました。  薬代に差があるのは? 同じ薬でもメーカーや仕入れる数によって値段に差が出てきます。また、錠剤より粉薬の方が手間がかかるため高めになっています。 治療費の差、病院によって違う理由。 動物病院は、自由診療で病院ごとに料金を設定するため差が生じます。料金が高いという印象がありますが、人間のように税金で優遇されているわけではありません。そして、総合病院のように設備を備えなければならないことが理由に挙げられます。 また、独占禁止法により獣医師会で基準料金を定めてはいけないことになっているため。病院によって同じ病気や手術でもその治療法や手術方法が異なるためです。例えば、同じ病気の手術でも、より安全性の高い吸収麻酔と、従来の注射麻酔をするのとは、当然、料金に差が出ます。 医療のレベルの違いは、料金の差。 一般的には費用を低めにおさえる場合は、危険性をある程度覚悟しなければなりません。これに対し、より安全性の高い治療方法を選べば費用は高くなることになります。ひとつの症状でも、ほとんどの場合が治療方法がいくつもあります。 医療費を決定するのは、実は飼い主。 最終的に治療法を選択するのは飼い主さんです。獣医師は可能な治療法について説明し、アドバイスを与えます。良い獣医師は、飼い主さんにいろいろな治療法についてよく説明し、治療法を選ばせます。 言い換えれば、飼い主が治療法を選択するということは、費用も飼い主が選べるということになります。 例えば、犬が脚を骨折したとします。骨折した脚の手術をするかしないか?手術をする治療法を選択した場合、麻酔前の検査をするかしないか?を最終的に飼い主が選択します。それに応じて医療費が決まることになります。ですから、医療費は飼い主さん自身が決定することだと言えます。 飼い主も治療方法の説明や確認は積極的にしよう。 しかし、いくつかの治療法があることを説明して、飼い主さんに治療法の選択肢を与える獣医師ばかりがいるわけではありません。そこで、飼い主さん側にも手術や治療の内容に対して、積極的に質問したり、提案することが必要です。料金を一方的に押しつける病院は、良い病院とはいえません。しかし、単純に料金だけで良心的かどうかを判断することはできません。 大切なのは、治療やお薬の内容に見合っているかどうかです。治療費、薬代が高すぎるまたは安すぎると思ったら、なぜそうなのか聞いてみましょう。きちんと答えてくれない、答えに納得できないという場合には、病院を変えることも考えてみましょう。   病院によって料金が違うのは、仕方がないことですが、飼い主さんが、ペットちゃんたちへの治療を納得して受けることは、とても重要ですね。   参考画像www.flickr.com/photos/15164743@N05/4118279280www.flickr.com/photos/17868205@N00/8116086758   ◆ペットくすりでは、会員の皆様にご利用していただける【ペットのお悩み相談窓口】がございます。是非、ご利用下さい。(メールでのご相談のみになります。ログインしてからご利用下さい。)

ペットときちんと守りたい!来院時のマナーと注意点。

前回は、動物病院選びのチェックポイントをお話しました。しかし、私たち飼い主は、動物病院に行くときには、どんなことに気をつけたらいいのでしょう。今回は、飼い主さんが気をつけたい動物病院に行くときのマナーと注意点についてまとめてみました。 来院前に気をつけたいこと。 予約ができるかどうかは病院によって異なりますが、事前に連絡をしてから行きましょう。万一の場合でも、病院側でも準備が整えられスムーズに診察にかかることができます。事前に電話で確認しましょう。 診療時間を守る。 お昼から夕方にかけては、手術や往診の時間にあて、一般診療を行っていない病院も多いです。はじめての場合は、電話で診療時間を確認してから行きましょう。予約ができるかどうかは病院によって異なりますが、事前に連絡をしてから行きましょう。万一の場合でも、病院側でも準備が整えられスムーズに診察にかかることができます。事前に電話で確認しましょう。 犬の症状や生活ぶりをきちんと説明できる人が連れて行く。 犬はしゃべれないので、飼い主からの情報が診断の大きな手がかりになります。症状を説明できる人が連れて行くことが一番です。 わざわざキレイにしていかない。 普段は見られない目やにやフケなどの症状があれば、拭き取らずにそのまま連れて行く。 獣医師にとっては、それが診断の際の重要な資料になります。下痢などのときは便を持参したほうがいい場合もあります。持って行くときは、ティッシュにくるまず食用ラップに包んでいきましょう。 待合室で気をつけたいこと。 ほかの動物にむやみに近づけない。 院内感染やケンカなどのトラブル防止のため、他の動物にはむやみに近づけないのが原則です。 仔犬や小型犬なえあクレートやキャリーバックに入れておくか、ひざの上にしっかり抱える。 大型犬の場合はリードを短く持ち、足元で待機する。 動くようならリードを脚で踏んで固定しましょう。また、他の子に怖がったり、吠えたりする子は外や車の中で待ちましょう。車の中で待つ場合は、温度管理を行い飼い主さんも一緒に待ちましょう。 待合室では、飼い主さんの態度もあらためましょう。 おもらしをしたときは、持参したペットシーツなどですみやかに拭き取り、病院スタッフにも一声かけましょう。また、待合室での態度が気になるのは、ペットだけではありません。飼い主さんのおしゃべりにも気をつけましょう。飼い主さん同士で情報交換は楽しいですが、ペットからは目を離さないことを忘れないようにしましょう。 診察室で気をつけたいこと。 処置中は静かに見守りましょう。 診察中のペットの態度も気になりますが、診察台の上から飛び降りてしまい、骨折してしまう子もいるようです。充分注意してあげましょう。励まそうとして「がんばって!」などと声をかけてしまう飼い主さんもいるようですが、処置中は静かに見守りましょう。飼い主さんの声がすると、動いてしまったり、甘えて治療を嫌がって獣医師の処置を妨げてしまうこともあります。 獣医さんへの説明は動画なども使ってわかりやすく。 獣医さんへの質問は、事前にまとめておきましょう。そうすると、スムーズに受診できます。獣医師に「こんなこと聞いてもいいのかしら?」と遠慮しないで、わからないことは飼い主さんの納得のいくよう聞いてみましょう!「発作を起こす」など診察時に症状を説明しづらい場合は携帯などで動画を記録しておくのも有効な方法です。 飼い主さんもペットちゃんも病院でのマナーに気をつけて、気持ちよく受診したいものですね。 参考画像 www.flickr.com/photos/115089924@N02/15633818714www.flickr.com/photos/91222088@N00/2805895678   ◆ペットくすりでは、会員の皆様にご利用していただける【ペットのお悩み相談窓口】がございます。是非、ご利用下さい。(メールでのご相談のみになります。ログインしてからご利用下さい。)

ペットの関節は大丈夫?誰でも出来ちゃう簡単ケア!

愛犬、愛猫の関節の悩みはありませんか?生まれつきや、運動不足からの肥満など、症状や原因は様々ですが、少しでも軽減、または予防できるように、関節のケアについて必要なことを知っておきたいですね。 関節のケアをまとめてみました。皆さんは普段ケア出来ているか、足りないケアは何かなどチェックしてみてください。 ●肥満は関節に負担がかかります。標準体重を保ちましょう。●フードは目分量ではなく、はかりでキッチリ計量しましょう。●手作りご飯はカロリー過多になりがち、しっかりカロリー計算をしましょう。 ●体は小さくても、毎日365日散歩に。筋肉を鍛えることも関節を守るのに大きな役割を果たします。 ●週末だけたっぷり運動!はNG。散歩に貯金はありません。毎日の地道な運動が筋肉をつくります。 室内でペットを飼育する家庭が多く、床はほとんどフローリングということもあるでしょう。衛生的ですが、滑るので関節にはやはり良くありません。滑らない、ずれないようなラグやシートを敷くのが良いでしょう。 ペットは体調の悪さを口に出して伝えることができません。また、本能的に動物は体調を悪いことを隠すものです。でないと天敵に狙われてしまうからです。 そこで、飼い主さんが気づいて対処してあげることが大事です。常にペットを観察し、スキンシップを取ることで、早期発見につながります。 関節炎の場合は、歩き方がおかしかったり、そもそも歩いたり散歩を嫌がります。階段や段差でつまづくこともあります。散歩時の歩き方や走り方、室内でも日常の動きを普段から観察したり、関節を触ったときに痛がらないかなど、コマメに確認してあげましょう。少しでも違和感や、不自然なことがあれば受診することをおすすめします。   リマダイル カロダイル 非ステロイドで安心!  副作用の少ない消炎鎮痛剤です。    リマダイルのジェネリック!  関節炎を緩和してくれます。   ペットくすりでは、上記の他にも様々お薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/104558942@N02/16102033052

室内犬って必要無い?狂犬病の注射

  皆様の愛犬は、狂犬病の予防をきちんとされていますか? 「うちのわんちゃんは、室内飼いで他の動物との接触もほとんどないから、狂犬病の予防接種は必要ない」と思っていないでしょうか? 室内飼いが増えている昨今、狂犬病のリスクと予防注射の重要性についてお伝えしていきます!       狂犬病ってどんな病気? 狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有するイヌ・ネコおよびコウモリなどを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入によって発症する人獣共通感染症(人にも感染する病気)です。 極めて稀ではありますが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染も起こす病気です。この病気は一旦発症すると治療方法はなく、死に至る恐ろしい病気ですが、予防注射をすることで感染は防げなくても発症を予防することができます。   室内犬でも狂犬病の予防注射は必要? 日本では今現在、狂犬病清浄国(狂犬病発症率がゼロ)であるため狂犬病に感染する確率はかなり低いですが、世界では毎年50,000人以上が感染し死亡している怖い病気です。 最近の小型犬ブームを背景に輸入頭数が増加しており、海外から(清浄国でない国から)狂犬病が持ち込まれることが心配されております。このことから、飼い犬にしっかりと予防注射を受けさせることで、大切な愛犬を狂犬病から守ることはもちろん、飼い主自身や家族、近所の住人や他の動物への感染を防ぐことができます。室内飼いでも他の動物(人間を含め)と接触する機会がゼロとはいえないため、もし万が一感染した動物と接触した場合を考えると予防接種は必要だといえます。   狂犬病予防法はご存知ですか? 日本では犬に対して狂犬病予防法が定められており、狂犬病の注射は日本では必須の項目になります。 狂犬病予防法によると、 (1)現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること (2)飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること (3)犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること が義務付けられています。 (91日齢以上の犬の所有者は、その犬を所有してから30日以内に市町村へのイヌの登録と毎年の狂犬病ワクチンの接種と、また毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受けることが義務) これらの義務を怠ると狂犬病予防法違反となり、20万円以下の罰金に処せられます。     このように、室内犬でも感染のリスクはゼロではありませんし、日本では狂犬病の予防接種は法律で義務付けられています。 また、狂犬病を注射すると観察番号が一匹一匹に与えられるため、室内飼いといえども万が一迷子になり保護された時には観察番号を確認することでその仔だとわかります。このような利点もありますのでたとえ室内飼いといえども狂犬病の注射は必要だといえます。  皆様の大切な愛犬のために、年に一度の狂犬病予防接種をしていきましょう!!   ペットくすりでは、ペットの様々なお薬を取り扱っております。 Photo by  www.flickr.com/photos/33718998@N02/3370000890                www.flickr.com/photos/61132483@N00/9502972319

気をつけて!猫が食べてはいけないものリスト。

これから猫ちゃんを飼う方や、初めて飼ったばかりの方は、猫ちゃんが食べてはいけないものはご存知ですか?猫ちゃん用のフードやおやつは、もちろんOKです。ですが、おねだりされて、ついつい人間の食事をあげてしまっていませんか?全てがNGとは言いませんが、危険な食べ物は必ず把握しておきましょう。   キノコ複数の器官に作用する毒素を含んでいる場合があり、ショック症状、死に至らしめる可能性あり  ジャガイモ、トマトの茎や葉 蓚酸塩を含み、消化器、神経系、泌尿器系に障害を起こす可能性あり タマネギ、ニンニク (生、調理済み、粉状を問わず)硫黄酸化物や二硫化物を含んでおり、赤血球を壊し、貧血を引き起こす可能性あり。猫は犬よりも過敏に反応する。 ブドウ、レーズン未確認の毒素が含まれており、腎臓に障害を与える可能性あり 柿 種が腸閉塞、腸炎を引き起こす可能性あり チョコレート、コーヒー、茶、 その他のカフェイン含有物猫にとって有害なカフェイン、チオブロミン、チオフィリンなどが含まれており、心臓や神経系に異常をきたす可能性あり     生魚 ビタミンB群の一つ、チアミン欠乏症を引き起こし、食欲減退、卒中、重症になると死に至る場合もある。生魚を定期的に与えた場合に、起こりやすい。 アワビ、サザエ、トリガイ貝類の肝臓を食べて日に当たると、貝が摂取した海藻に含まれる葉緑素の分解生成物により重度の皮膚炎を起こす可能性あり イカ、タコ、スルメ イカにはビタミンB1を破壊する酵素、カルボキシナーゼが含まれており、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性あり。酵素は熱に弱いため、過熱すればこの問題はないが、イカ、タコともに消化が悪く、大量に摂取すると消化不良を起こす。特にスルメは、消化管の中で10倍に膨らむので、急性胃拡張等につながる可能性あり  海苔 マグネシウムが多く含まれており、膀胱に結晶ができ、尿道の閉鎖を引き起こす可能性あり 生タマゴアビジンという酵素を含み、ビタミンB群の一つ、ビオチンの吸収を妨げる。これにより、皮膚や皮毛を傷める可能性あり。サルモネラ菌を含む可能性あり パン消化管の中で膨らみ、ガスを発生させる場合があり、痛みが出るほか、胃や腸の破裂につながる可能性あり 塩 大量に摂取した場合、電解質のバランスが崩れる可能性あり 人間用のツナの缶詰猫にとって必要レベルのビタミン、ミネラルが含まれておらず、大量に与えると栄養不良になる可能性あり 残飯 残飯は栄養のバランスが取れていない。与える場合は、全食餌の10%以下とし、肉の脂身、骨は取り除く必要がある    この他にも、有害な食べ物はあります。詳しくはこちら食品の他、観葉植物をはじめとする植物にも、猫にとって有害なものがありますので、むやみに与えたり、室内に観葉植物を置く場合は十分に注意しましょう。   ペットくすりでは、様々なお薬やサプリメントを取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/14466233@N00/6470531529

ニャンコは雨がキライ!梅雨時期の猫の皮膚病について。

毎日、ジメジメしていますね。人間だけではなく、ニャンコたちも梅雨が苦手。この時期に気をつけたい猫の皮膚病。犬と猫では、同じ皮膚病という疾病でも、原因や症状が異なるそうです。 猫の皮膚病の症状で一番、多いのは、痒みや脱毛、発疹などです。原因は犬と同じく感染症が多くなっています。続いてノミ・ダニなどの外部寄生虫や、アレルギーやストレス、ホルモン異常などが考えられるそうです。 ノミアレルギー性皮膚炎 【原因】ノミが猫の血を吸う時、その唾液が原因となっておこるアレルギー性の皮膚炎。 【症状】耳の後ろや背中から腰にかけて、あるいは尾から肛門や陰部の周りの皮膚にぷつぷつとした赤い発疹が発生したり、脱毛したりする。痒みを伴い自傷行為も多いのが特徴。 【獣医師よりアドバイス】猫の場合、ノミが原因となる皮膚病が多いため、ノミダニの駆除はしっかりしましょう。 疥癬 【原因】猫小穿孔ヒゼンダニ(猫小穿孔疥癬虫)というダニの寄生によるもの。 【症状】激しいかゆみが頭部から頚部に起こるため、激しく掻いたり頭を振ったりする。発赤、フケが出現し、さらに脱毛、皮膚の肥厚、痂皮などがみられることもある。特に頭部や耳に集中するものの、広がると四肢や会陰部に広がっていく。 【獣医師よりアドバイス】不衛生な環境で多数の猫が飼育されていたりすると発生しやすくなります。猫の生育環境はできるだけ清潔に保つようにしましょう。 耳疥癬 【原因】耳ヒゼンダニ(耳疥癬虫または耳ダニ)によるもの。 【症状】黒い耳垢がたまり、掻いたり激しく頭を振るなどの症状がみられる。 【獣医師よりアドバイス】猫の外耳炎の原因として最も多いのが耳ヒゼンダニ。外耳炎になる前に、駆除しましょう。 皮膚糸状菌症 【原因】皮膚糸状菌と総称される真菌(カビ)の感染が原因。 【症状】顔や耳、四肢などに円形に近い形の脱毛ができ、その周りにフケやカサブタができる。分厚いカサブタをともなう丘疹が見られることもあるが、一般的に少ない。 【獣医師よりアドバイス】接触感染をすることから、感染している猫がいる場合は注意。子猫や精神的・身体的なストレスの多い成猫は感染しやすい傾向があり。 心因性脱毛 【原因】猫は環境の変化などの持続的にストレスを受けると過剰なグルーミングをする。過剰なグルーミングは被毛や皮膚を傷つけてしまうことがあり、特に猫の舌はザラザラしているので毛が抜けたり皮膚炎をおこす。 【症状】猫がグルーミングしやすい場所であるお腹・後肢・内股・お尻・背中に脱毛が出現する。 アトピー性皮膚炎 【原因】ほこりやダニ、花粉などに敏感に反応し、これらがアレルギー源になって痒みが出現。通常は3歳までに発症することが多く、その後再発や悪化を繰り返しながら徐々に通年性に。アレルギー源にもよっては、慢性的なものではなく季節性がみられることもある。 【症状】顔や足先の痒みを特徴とし、最初は赤みや自傷痕がみられ、慢性化すると象の皮膚のようになるため要注意。※犬に比べるとこの症状を持つネコはごく少数。 食物アレルギー性皮膚炎 【原因】特定の食べ物に対するアレルギー反応 【症状】食べ物を食べた後、比較的短時間のうちに症状があらわれることが多い。一般に顔面(口周囲)に痒み、発赤が出て、発熱する。年を通して痒みが出現。 【獣医師よりアドバイス】来院する犬の多くは慢性化しており、顔面だけでなく、全身にも症状が広がっていることが多い。原因を特定するためにも、早めの診察を受けられることを推奨。※犬に比べると症状を持つネコは少ない。 好酸球性肉芽腫症候群 【原因】猫特有の皮膚病の一種。原因はよくわかっておらず、アレルギーやウイルス感染、自己免疫系疾患などが関与しているといわれています。 【症状】病変部に白血球の1種である好酸球という細胞が多数見られる肉芽腫ができる。症状として3タイプあり、無痛性潰瘍では、おもに上唇や上あごに赤褐色で光沢のある潰瘍病変ができ、痒みは無い。好酸球性プラークはおもに腹部や内また、脇の下、首、指の間に病変が見られ、痒みを伴う。 好酸球性肉芽腫は、おもに太ももの後ろ側や腹部の横側、前足の外側などに病変が見られるタイプと口の中に大きな肉芽腫ができたりするタイプがあり、かゆみはあまりない。 【獣医師よりアドバイス】原因が特定されていないため、かかっている疑いがある場合は、早目に動物病院に行くことをお勧めします。 猫の皮膚病には、様々なものがありますが、梅雨時期に悪化させないように、気をつけてあげたいですね。ニャンコも飼い主も病気予防はもちろん、快適に過ごせる環境を整えてあげたいものですね。   参考画像www.flickr.com/photos/28502132@N05/2844189612www.flickr.com/photos/13151547@N06/8082872604 ニャンコの皮膚病予防に。 トロイイヤードロップス レボリューション 耳ダニ(ミミヒゼンダニ)治療薬。サラっとした液状タイプの点耳薬。  フィラリア・ノミ・ダニ駆除薬。スポットオンタイプで投薬しやすい。    

飼い主さんのケアで快適に!ペットの耳のお薬まとめました!

ペットの病気、怪我は体の様々な部分に起きますが、耳のトラブルも少なくありません。アレルギー、細菌による炎症や、耳ダニなど、犬も猫も気をつけなければいけない大事な部分です。治療薬や、薬用の普段のケア商品について特徴をまとめましたので、参考になさって治療、ケアをしてあげてくださいね。 ●犬猫、両方にお使いいただける、液体タイプの耳ダニ治療の点耳薬です。●抗真菌/抗寄生虫/抗菌効果があり、耳道内の洗浄、ダニを殺傷します。●耳にできた傷からの感染を防いだり、痒みを和らげ、清潔を保ちます。         ●犬猫、両方にお使いいただける液状タイプの点耳薬です。●非特異的な外耳炎の治療のために使用される、副腎皮質ステロイド(コルチコステロイド)です。●犬猫の耳の洗浄や乾燥対策、抗炎症薬としての効果もあります。        ●犬や猫の抗菌、抗真菌、抗炎症剤です。●犬の外耳炎やアレルギー性皮膚炎、猫のミミヒゼンダニ駆除や中耳炎に使用されます。●犬や猫のM.Canisによって引き起こされる皮膚真菌症、細菌性皮膚炎、非特異性皮膚炎にも効果があります。         ●犬猫の耳や皮膚の感染症による炎症を抑えます。 ●ミミヒゼンダニが原因の外耳炎にも効果があります。 ●海外では非常に定評があり、治療薬としても、日頃の耳のケア用品の中でも人気です。     ●ペット用に開発されたロングサイズ、安全で丈夫です。●軟膏を塗る際や、耳掃除など、ペットのケアに最適な便利グッズです。       原因はわからないが、耳を頻繁に掻き毟ってしまうという子も多いようです。痒みや不快を少しでも取り除く為にも、日頃から自宅でできる洗浄などのケアは、飼い主さんで行えるといいですね。 原因がハッキリわかった場合は、お薬をストックしておくと安心ですね。耳垢や汚れは、そこから細菌が発生し、悪化することもあるので、早めに、こまめにケアしてあげましょう。   ペットくすりでは、上記の他にも様々な耳のお薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/65447217

カユイカユイ。梅雨の時期に悪化しやすい犬の皮膚病ケアについて。

皮膚病のペットを見ると痛々しいですね。特に梅雨の時期から夏にかけて、皮膚病が増加します。またこの時期は、高温多湿なので、細菌やカビ菌など皮膚炎や湿疹、痒みの原因になりやすいです。   また、夏バテなどで、食欲不振になると、犬の免疫力が低下しやすくなります。皮膚の細菌やカビ菌の増殖を抑制する力が弱まるので、皮膚病になりやすくなります。 今回は、梅雨時期に悪化させたくない犬の皮膚病をピックアップしてみました。 疥癬 【原因】皮膚にイヌヒゼンダニが寄生して起こる皮膚病。 【症状】皮膚にフケが出て、激しいかゆみを引き起こします。接触によって簡単に感染するため、要注意。 ノミアレルギー性皮膚炎 【原因】ノミが犬の血を吸う時、その唾液が原因となっておこるアレルギー性の皮膚炎。【症状】耳の後ろや背中から腰にかけて、あるいは尾から肛門や陰部の周りの皮膚にぷつぷつとした赤い発疹が発生します。また、脱毛したりする。痒みを伴い自傷行為も多いのが特徴。 アトピー性皮膚炎 【原因】ほこりやダニ、花粉などに敏感に反応し、これらがアレルギー源になって痒みが出現。通常は3歳までに発症することが多く、その後再発や悪化を繰り返しながら徐々に通年性に。アレルギー源にもよっては、慢性的なものではなく季節性がみられることもある。 【症状】顔や足先の痒みを特徴とし、最初は赤みや自傷痕がみられ、慢性化すると象の皮膚のようになるため注意が必要です。 食物アレルギー 【原因】特定の食べ物に対するアレルギー反応。【症状】食べ物を食べた後、比較的短時間のうちに症状があらわれることが多い。一般に顔面(口周囲)に痒み、発赤が出て、発熱する。年を通して痒みが出現。【獣医師から一言】来院する犬の多くは慢性化しており、顔面だけでなく、全身にも症状が広がっていることが多い。おかしいなと感じたら、原因を特定するためにも、診察を受けられることを推奨。 表在性濃皮症 【原因】細菌の増殖によるもの。【症状】皮膚が部分的に赤くなり、徐々に痒みが出現。特定部位ではなく、どの部位でも症状が出る可能性あり。特に夏に起こりやすく、病状が進むと病巣が皮膚の深部におよび、患部が膨れ上がったり、膿がたまったり、痛みが生じたり、発熱したりするようになる。 マラセチア皮膚炎 【原因】カビの仲間である酵母菌が原因。【症状】酵母菌は通常量では問題ないが、増殖すると痒みを引き起こし、皮膚病を悪化させる。治りにくい慢性の外耳炎につながることも。脂っぽい皮膚の表面や分泌腺の多い場所に寄生し、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの痒みを悪化させる。 甲状腺機能低下症 【原因】甲状腺ホルモンの分泌量が十分でないために起こる皮膚病。甲状腺が先天的に萎縮していたり、病気で萎縮したり、薬物などの影響やストレスによっても減少する。【症状】おもに脱毛。脱毛した部分に痒みはないものの、色素が集まって皮膚が黒ずむ。皮膚の病変の他にも、元気がなくなる、動作が鈍い、寒さ暑さに弱い、肥満などの症状が現れる場合もあり。 副腎皮質機能亢進症 【原因】副腎腫瘍、下垂体腫瘍、薬の影響などによる副腎皮質ホルモンの過剰分泌。【症状】多飲多尿、元気消失、あえぎ呼吸、食欲増進などが見られ、腹部膨満や筋萎縮を起こす。脱毛や皮膚が薄くなる、傷口が治りにくい、皮膚の石灰沈着などの症状もあり。また、皮膚感染症や尿路感染症の合併もしばしば起こる。 皮膚糸状菌症 【原因】原因である糸状菌は、土壌に生息しており、土を掘るのが好きな犬や、土の上で生活している犬は、寄生されやすい。【症状】顔や眼周囲、耳、そして皮膚の柔らかい部分に脱毛が出現。周囲の毛はとても抜けやすくなったり、ちぎれやすくなる。皮膚の抵抗力の弱い子犬や、毛の抜け替わる時期の犬に良く見られる。 犬の皮膚病の多くは感染症です。具体的な症状を知って、梅雨のこの時期でもしっかりケアしてあげたいですね。   アイチュミューン フロントラインプラス アトピカのジェネリック医薬品!   ソフトカプセルで飲みやすいお薬です。    定番のノミマダニ駆除薬! スポットオンタイプで簡単に投与可能。       画像引用www.flickr.com/photos/78428166@N00/5582485429www.flickr.com/photos/22768390@N00/503935469

ジメジメ・ムシムシでも快適に!ペットとの梅雨の過ごし方。

この時期、ジメジメ・ムシムシと、梅雨の長雨と高い湿度はペットたちにとって過ごしにくい時期ですね。また、急な夕立や雷の音におびえるペットたちもいます。この時期のペットたちの健康管理についてまとめてみました。 ノミ・ダニが活発に。 梅雨のこの時期は、皮膚病の原因となるノミ、ダニの活動が活発になります。ブラッシングをこまめに行いましょう。特に雨の日お散歩のあとなどは、濡れた被毛はタオルでよく拭きましょう。害虫や皮膚病の原因菌が繁殖しないよう心掛けましょう。 犬小屋やペット用ベット、クッションの清掃をこまめに行いましょう。常に、清潔に保つよう注意してください。 特にクッションなどは晴れた日に日光消毒を行った後、 掃除機でダニの死骸や害虫の餌になるフケなどを取り除きましょう。 フィラリア予防は蚊の発生の防止から。 フィラリアを媒介する蚊の発生を防ぐために、まず、ベランダや庭などにボウフラの発生源がないか点検しましょう。 フィラリア予防薬の投与に留意しましょう。 気をつけたい食中毒と飲み水の管理。 人間同様に、食中毒に注意しなければなりません。食べ残しは早めに始末しましょう。また、食器は清潔を保ちましょう。食事と一緒に与えた水はフードが混入し腐敗する恐れもあります。食後には水を取り替え飲み水の鮮度を保ちましょう。 運動不足や排泄の問題、梅雨の時期のお散歩。 犬たちは梅雨時は雨のためにお散歩ができず、排泄と運動に困ることがあります。 そんな時には、呼吸器に不安のある犬(パグやブルドッグなどの短頭種)や、心不全(心臓疾患)、犬フィラリア症の犬たちなどは症状が急速に悪化することがあります。 特に神経質な柴犬などの日本犬や室内犬では、散歩中でなければ排泄をしない子もいます。 そのために排尿を我慢して膀胱炎が起こってしまったり、食欲不振を引き起こし胃腸障害になったりする場合があります。また大型犬や運動量の多い猟犬タイプの犬たちは、運動不足から攻撃的になったりもします。 さらに肥満が増悪して肝臓疾患や関節疾患が現われやすくなります。 梅雨の晴れ間の気温上昇は要注意。 犬は、発汗作用による体温調節がじゅうぶんにできません。梅雨の晴れ間で、気温が急に上昇する日が何日かありますが、そのような日に、直射日光下に長く放置しないようにしましょう。そんな時には、呼吸器に不安のある犬(パグやブルドッグなどの短頭種)や、心不全(心臓疾患)、犬フィラリア症の犬たちなどは症状が急速に悪化することがあります。 お散歩は朝晩の涼しい時間帯に行いましょう。 室内犬の場合、空調機の風が直接当たったり、冷え過ぎたりしないよう注意を払いましょう。 神経質なワンちゃんは気をつけたい、急な夕立ちや落雷。 音や光に対して神経質な動物(日本犬・小型室内犬)は、雷や夕立におびえることがあります。 静かな環境を作ってあげたり、時には鎮静剤や精神安定剤による不安の解消が必要になることもあります。 梅雨の時期は、意外とペットの健康管理が大切なことがわかりました。真夏を迎える前にケアしてあげたいですね。   梅雨の時期にもしっかり対策したい。ノミ・ダニ予防とフィラリア予防。 フィプロフォートプラス ストロングハートチュアブル   フロントラインプラスのジェネリック医薬品。マダニも48時間で駆除。スポットオンタイプ。  ハートガードプラスのジェネリック医薬品。チュアブルタイプで投薬しやすい。   ペットくすりでは、上記の他にも様々なフィラリア予防薬、ノミダニ駆除薬、体内寄生虫駆除薬を取り扱っております。 画像引用www.flickr.com/photos/11409318@N00/825451500www.flickr.com/photos/41513930@N02/8716217862  

意外に多いペットの目の病気!お薬の特徴まとめ!

 ペットの病気、怪我はいろいろなところに起きますが、意外と多いのが目のトラブルです。加齢で起こる白内障からアレルギー、細菌による炎症など犬も猫も気をつけなければいけない大事な部分です。目薬や軟膏、普段のケア商品について特徴をまとめましたので、参考になさって治療、ケアをしてあげてくださいね。 ●眼球の水溶液に直接入り込み、強力な酸化防止剤として働き、 白内障を改善・進行を遅らせます。●アメリカで特許承認され、欧米各国で一般用医薬品目薬として認められています。●犬猫両方にお使いいただけ、眼球の濁りが落ちていたとの使用レビューが多い目薬です!         ●眼圧下降作用を持つ緑内障治療用目薬です。●炭酸脱水酵素を阻害して房水生産を抑えることにより眼圧をコントロールします。●犬猫両方にお使いいただけます。       ●犬の慢性乾燥性角結膜炎や慢性血管性角膜炎など、細菌による眼のトラブルを治療する犬用眼軟膏です。●オプティミューンのジェネリックなので、有効成分・効果は同様ですが、安価でお求めいただけます!●細菌・真菌以外にもホコリやアレルギーなどでの眼のトラブルにも有効です。         ●ドライアイと結膜炎の点眼薬です。●免疫調節物質で抗炎症効果があります。●レスタシスのジェネリックなので、有効成分・効果は同様ですが、安価でお求めいただけます!     ●涙やけしてしまった犬の目の周り・皮膚を綺麗にします。●低刺激で安全、犬種、年齢を問わず、仔犬にもお使いいただけます。●塗布後の効果が早く、長持ちします。       白内障や緑内障といった病気以外にも、細菌やアレルギー、ドライアイなどがペットの眼のトラブルを引き起こします。頻繁に眼を掻いたり、目ヤニや涙が多い場合は、すぐに受診しましょう。 眼が弱い子や原因がハッキリわかった場合は、病院へ行けない時など用に、お薬をストックしておくと安心ですね。涙やけや目ヤニは放置しておくと、そこから細菌が発生し、悪化することもあるので、早めにケアしてあげましょう。   ペットくすりでは、上記の他にも様々な目のお薬を取り扱っております。こちらからご確認ください。 Photo by   http://www.flickr.com/photos/59105317@N00/129741129