「うちのワンちゃん(またはネコちゃん)が食事中に涙を流すけれど、どうしてだろう?」と、疑問を感じている飼い主の皆さんも多いことと思います。「ごはんがあまりにもおいしくて、感動して涙を流している!」・・・残念ながら、そういうわけではありません。犬や猫には、喜怒哀楽の感情はもちろんあります。しかし、その結果として涙を流すという現象は起きません。ペットが食事中に涙を流す現象の原因をいくつかまとめてみました。
ごはんの塵が目に入る
ごはんの細かい塵が目に入っている可能性があります。食器(食べ物)に顔が近いため、それで、細かくなったごはんの塵が目に入りやすいと言えます。
歯が悪い
歯が悪い可能性があります。上顎の歯の根元が悪くなると、それは眼に繋がります。食事中、疾患を起こしている眼に近い位置の歯の根元が刺激され、その結果、涙を流すという事です。この場合、悪化すれば、食事中以外でも涙を流すようになるでしょう。獣医師による治療が必要です。
鼻涙管閉鎖
一番可能性が高い原因は、「鼻涙管閉塞」です。涙はいつも分泌され、眼球を潤していますが、余った涙は鼻涙管という管を通って、鼻に送られます。いつもこの管が詰まっている場合もあって、そのような場合は、常に涙を流しています。ただ、いつもは大丈夫でも、食事中だけこの管の通りが悪くなる場合があります。そういう場合は、食事中にだけ涙を流すのです。このケースであれば、それほど心配ありませんが、もし食事中以外にも涙を流すようになったら、鼻涙管閉塞が悪化している恐れがあります。その場合は、獣医師に相談しましょう。
ワニの涙症候群
「ワニの涙症候群」という、唾液腺と涙腺の混線で、唾液と間違えて、涙を出してしまうという病気もあります。この症状は、大変まれに起こる症状です。
ワニの涙とは、ワニが捕食をするときに涙を流すということから言われています。ワニの涙症候群は、頭蓋底骨折、先天性外直筋麻痺をもつ顔面神経麻痺を引き起こしている場合などにみられます。唾液腺へいく神経と涙腺にいく神経が、方向を誤って混線するため起こるという症状です。
「食事中に涙を流す」現象には、いろいろな原因があることがわかりました。目の周りはもちろん、口の中なども注意してあげたいですね。また、原因に合わせてケアをしてあげましょう。
涙を流す原因はさまざま。目の周りや口の中を清潔に保ちましょう!
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画像引用
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