犬よりも猫のほうが飼いやすいとも言われていますが、猫は寿命が犬以上に長く15年以上とも言われています。猫を「終生飼育していくこと」が飼い主として責任を果たすということになります。今回は、猫を飼う際の重要な心得をまとめました。
重要な猫の「トイレのしつけ」。
猫で一番重要なのはトイレのしつけです。逆を言えば、それさえしっかりすれば、なんとか飼えるでしょう。トイレは、猫用のトイレ砂を買って、箱の中に入れておけば、大抵の猫はそこでするようになります。初めのうちは、排尿排便の仕草をしたら、すぐにトイレに入れるようにして、上手くできたら必ず褒めるようにしましょう。もし、失敗してしまったら、すぐに臭いを残さないように掃除する事が肝心です。ただ、この時に香りのする消臭剤は使わな違法が良いでしょう。
「室内飼い」が安心。でも、「ノミ、ダニや寄生虫」駆除も忘れずに!
猫を飼う際には、必ず室内飼いにするようにしてください。外に出る猫は、寿命が短いのです。交通事故の危険もありますし、野良猫との接触や喧嘩で、病気をうつされる事もあります。何より、ご近所トラブルの原因になりますので、猫を飼うのなら、室内飼いにしましょう。
しかし、いくら室内飼いしていても、ノミ、ダニや寄生虫などの付着は防げません。一度だけ寄生虫がついていたとしても、生活環境内に卵や幼虫が落ちていたと考えられます。予防、駆除は一度だけではなく定期的に行い、猫も飼い主も快適に過ごせるようにしましょう。
猫の「去勢手術、避妊手術」のメリット。
猫を飼う時に必要なのは、避妊去勢手術です。普段は室内飼いでも、発情した時には、ちょっとした拍子に外へ出てしまう事があります。猫は1度の出産で複数の子供を産むのが普通です。飼いきれない子猫を増やさないために、必ず避妊手術をしましょう。オスもメスも、だいたい生後6ケ月以上になれば、手術可能です。(獣医師により考え方が違うので、もっと早くにやってくれる動物病院も、もっと遅くないとやってくれない動物病院もあります。)
「子供を産まない雄猫なら、必要ないのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、オスでも必要です。発情したメスがいると、家を飛び出して交通事故等に遭う事も考えられますし、雄猫同士の喧嘩で怪我をしたり、病気をうつされたりする事もあります。実際に、去勢手術をしていない雄猫より、してある雄猫のほうが、寿命が長いというデータもあります。
「ワクチン」の大切さ。猫が健康に過ごすために。
法律で決められているわけではありませんが、混合ワクチンの接種をお勧めします。何故かというと、混合ワクチンで予防できる病気は、有効な治療法がないからです。ワクチンを打ったからと言って、絶対にその病気に罹らないというわけではありませんが、病気を軽く済ませるという効果があります。混合ワクチンは、生後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月で接種し、その後は1年毎に追加接種となるのが一般的です。ペットショップやブリーダーで猫を買うなら、1回目のワクチンは大抵、もう終わっているでしょう。
ただし、副作用もないわけではありません。ワクチンを打った後に様子がおかしいようなら、すぐに動物病院に連絡し、指示を仰いでください。とくに接種直後から10分以内程度で現れるアナフィラキシーショックという副作用は、命に関わります。出来る事なら、接種後10分程度は動物病院内で待たせてもらうようにして、大丈夫だったら、帰るようにした方が良いでしょう。しかし、極端に心配する事はありません。アナフィラキシーショックは、とても稀な副作用ですし、処置が早ければ助かります。
初めて猫を飼う人はもちろん、すでに飼っている人も、再度猫を飼う上で大切なことをチェックしておきたいですね。
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